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あの歌はあの人の叫びだったのか

確定申告のことで頭がいっぱいなので、アンパンマンを観ながらも確定申告のことを考える。

もしも、アンパンマンに「どうしたんですか?元気ないじゃないですか?」と言われても、「君にはわからないことだよ。」と冷たく言ってしまいそうだ。
だってそうでしょう。確定申告の賃借対照表が書けなくて、全てをなかったことにしたくなってしまう衝動が人間にはあるんだよ。


アンパンマンの世界には確定申告とかいうまえに、そもそも「お金」のようなものは見当たらない。
カオスだ。
労働量にも差がありすぎる。食べなくても生きていける設定なのかもしれないけど、私の認識では、あの世界には人間が少なくとも2人いる。いや、人間じゃないのかもしれない、わからない。

でも…と思う。

お金がなくて何をどうやって調達して分配しているんだろう。

パン製造の工場長のパーマのおじさんが、他の従業員や犬には心配かけてはならないと、夜中に少なくなった小麦粉やバターを広げて、ひとり悩んでいる姿を容易に想像できる。
そしておじさんはポツリポツリと歌うんだ。「なんのために生まれて・・・なにをして生きるのか・・・わからないままおわる・・そんなのはいやだ・・・いけ!みんなの!ゆめ!守るため・・・(嗚咽)」

これは本音を書こうと頑張るが、どうしても良く見られたいという欲が出てきてしまう人間の偽日常日記である。
(今回の自分解放率55%)


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