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はじめまして。daiです。 株について15年触れてきて考えなどを発信したいと思い、no…

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はじめまして。daiです。 株について15年触れてきて考えなどを発信したいと思い、noteをはじめました。 発信を通して株について理解を深めたいです。

最近の記事

FRBの利下げ時期を考える

利下げ時期はいつ?市場関係者の予想では年内1回(秋以降)という見方が出てきている。 理由はFRB議長の発言通り、インフレの低下が十分ではないからだ。 米国の雇用は堅調だった。 僕は利下げ時期を考える際、3点を大事にしている。 ■過去の利下げ時期はいつか ■市場の肌感 ■自分の視点を持つこと 過去の利下げ時期はいつか 歴史は繰り返されるという言葉がある。 FRBの過去の利下げ時期を見ると、景気後退が起こる時期と重なっていることが分かる。 市場の肌感 銘柄を分析して分か

    • 市場を味方につけよう!

      運が味方する時市場は美人投票と言われています。常に人気のある方にお金が動きます。 ミクロ面とマクロ面の両方で市場を分析しなければなりません。 リスクテイカー十分な分散は必要です。 大胆な手とは、必ず利益をあげる裏付けがなければならないと思います。 僕の注目ポイント アメリカのインフレは粘着性があり、消費は未だに好調です。理由はシニア層の消費意欲とバイデン政権下での移民の増加だと言われています。 ※ニュースを通して情報入手 低所得者層の消費が落ち込み、競争力確保のために

      • 2種類の情報で勝とう!

        幅広い情報を持たないといけないマーケットは日々変化する。 専門家のデータ予測を我々は参考にしている。 しかし、専門家の予想も万能ではない。 例:FRBの利下げ時期に関して。 また、ウクライナ戦争をだれが予想できただろうか。 毎日、新聞やニュースを見続けてマーケットのトレンドを感じ取ることは大事だ。 海外のニュースを観ると、利下げ回数/企業決算/EV市場について、議論されている。アメリカの現地の空気感を感じ取ることは役に立つ。 自分だけの情報を持とう!汗をかいて自分で情報を

        • 勝てる銘柄を選ぶ

          アメリカ企業業績についてアメリカ企業について話をすると、売上原価が全体的に前年度比で下落している印象を持っている。 売上高に関して、前年度比で減収の企業が多い印象だ。 支払利息の増加が、純利益を圧迫している企業は多い。 経済予想金利が高い経済環境は1-2年続くだろう。アメリカの消費が強いからだ。 ただ、利上げの効果は確実に出ている。 過去10年で好業績だった企業の業績が悪化している。 特に、生活必需品以外のサービスや製品を提供している企業の業績は良くない印象だ。例:工具や

        FRBの利下げ時期を考える

          変化し続ける市場

          株高で始まった2024年2024年が始まり、3万5千ドル近辺で停滞していたダウ平均が3万8千ドル台。S&P500も4,500ドル近辺を上下していたのが5,100ドル台に。 日本市場では日経平均がバブル時代を超えて4万円台に。 早期の利下げ観測が和らぎ、ドル円は150円台に。 注目された日銀の政策転換 春闘で、企業が賃上げ要求を受け入れたことにより日本経済は転換点を迎えました。 市場の受け止め方は「予想通り」だったこともあり、急激な円高は起こりませんでした。 沸く株式

          変化し続ける市場

          2024年は銘柄選択の質で勝負!

           新年あけましておめでとうございます。 2023年は序盤に早期利下げ期待などからドル安円高方向に振れました。 利下げ期待後退でドル高円安方向に戻りました。 年末にかけて、FRBの追加利上げ見送りがドル安円高をもたらしました。 また、米国債長期金利の低下も株高と為替変動に影響しました。  日本市場は歴史的円安による輸出の伸び、インバウンド収入が注目されました。株式市場の割安感と企業の好業績が海外投資家を呼び込みました。  今後も、日銀の政策転換に対する期待感が為替や長期金利に影

          2024年は銘柄選択の質で勝負!

          マーケット、経済変化と常識の変化

           マーケットが大きな転換点を迎えています。FRBの金利据え置きとマーケットの利下げ期待がドル安円高を進めてダウ平均は3万7千ドル台。 長期金利が下落した中で利上げ停止は参考になります。  今後、ドルが下落方向になり、米国債価格が上昇方向になりそうです。  日々、個別銘柄分析をしていて資源価格の下落、貿易関連企業の業績悪化が気になっていました。特に欧州の対中貿易と景気後退。 資源価格下落は新興国市場を冷えさせます。 中国経済の不調がインフレ圧力に影響を与えたことは間違いないと

          マーケット、経済変化と常識の変化

          沸いている今の市場を洞察する

           今週、市場で大きな変化が2つ出た。 一時円がドルに対して141円台まで上昇。アメリカの株高。  この市場環境にコミットできたかどうかは「準備」にある。 ダウ平均が値上がりして十分にコミットできた場合: 「割安銘柄の上昇で為替の損失(ドル円)をカバーできたかどうか。」 ・アメリカ長期金利の低下と早期の利下げ観測が株高を起こした。 ・ドル売りが起こり、円高になる。 ・日本の金利政策が変更(利上げ)になるという思惑で日本の国債が売られて金利上昇。円高ドル安方向へ。  人それぞれ状

          沸いている今の市場を洞察する

          マーケットと雑記

           ECBがインフレ低下について言及して来年度の利下げに期待が集まっています。アメリカでは利下げを織り込んだマーケットの動きがあります。長期金利低下が金を高騰させています。過度な消費などが落ち着き、ソフトランディングする予想です。 しかし、気候変動による干ばつ、穀物の生産不良。穀物の価格などへの影響は懸念しています。市場が期待しているほど早く利下げ時期が来るのか疑問があります。2023年は利上げ停止時期について多くの専門家の予測が外れた。利上げ期間が長引き、ドル円150円が当た

          マーケットと雑記

          市場の変化

           今週は様々な出来事がありました。まずはマンガー氏の死去。物をはっきり言うイメージで100歳を超えて事業に参加することを期待していたので残念です。さらにキッシンジャー氏の死去。  アメリカの長期金利が一服してFRB高官のインフレが抑制できているというポジティブな発言を市場が好感。ダウは連日上昇。  前回のFOMCでは長期金利の上昇も利上げ見送りの判断材料になったと思います。長期金利が今後下がり、インフレ懸念が再燃すれば利上げ観測がでます。その間、円はドルに対して一時146円台

          市場の変化

          違う視点で世界について考える

           有名な起業家が「平和を実現するにはお金をなくすことが一番」と持論をネットで書いているのを読んで、「資本主義なのだからお金を無くすなんて不可能」と深く考えなかった。内容の続きには「一斉にお金を無くすことが不可欠なので一番お金を持たないといけない」とあった。  イスラエルでは悲惨な戦争が起こっておりウクライナでも続いている。もし世界が完全な管理社会なら(SFのような)戦争は起きないかもしれない。もはやアニメの世界だが、面白いと思って考えてみた。国境がなく、完全に管理された社会に

          違う視点で世界について考える

          個人や国、経済について考える

           著名な投資家のバフェット氏が株を売って現金化している動きは気になる。 既に株価が高くて理論値に達している、または今後の経済状況を視て売ったのか。会社の投資方針だろう。2023年3Q決算が振るわず、株価が理論株価に達したと見なされて売られている銘柄をちらほら見る。特に注目している点は株価の下落局面で買いを入れることが得意なバフェット氏が売っているということだ。このクラスの人になると経済の実情に関する様々な情報が集まるだろう。市場は連日上昇している。しかし、もしかしたら下落が近

          個人や国、経済について考える

          マーケットについて考える2023年11月22日

           アメリカの株式市場が活況している。  FRBによる追加利上げが2会合連続で見送りになり、利上げ停止は近いと市場は好感。長期金利の上昇から一服。今後のFRBの利上げに注目だ。  円が対ドルで150円より安くなったが、利益確定で147円近辺まで円高に。利益確定に注意が必要だ。ダウ平均、S&P500、Nasdaqは堅調に伸びている。  AIへの期待からApple株などが上昇しているが、実体を大きく超えた株高は利益確定へと向かう。Apple株のチャートを見ると前回の期待による値上が

          マーケットについて考える2023年11月22日

          経済を読んで違う視点を持つ

           今朝のニュースでアメリカの長期金利が低下することでFRBがさらに利上げをするという専門家の意見を聞いた。個人的には新聞にあった大手格付け会社による米国債格下げの記事が気になった。金利が信用不安によって上昇する可能性はあるだろうか。最近、ダウ平均やS&P500は堅調な上昇だ。原油価格が下がっていることでインフレ懸念が薄れ、利上げ終了が近いという思惑や利下げを見込んだ楽観的な動きがあるのかもしれない。銀行融資が今後厳格かどうか注目したい。そしてマーケットだけでなく足元の銘柄の業

          経済を読んで違う視点を持つ

          目の前の実務が答え

           収益力の高い企業も金利上昇によるコスト増加が純利益を圧迫している。企業債務が増加しているというデータが出ている。債務に頼らない収益力の高い企業は結構多いと思う。世界中で視て最低100社はあるだろう。一部の超優良企業が私の投資対象になることはまれだ。株価が高くて将来の収益が見込めないからだ。また、株高なら株価下落のリスクもある。収益力の高い、株価が適当または割安の企業を狙う。  一部の企業が優秀でも他の大多数の企業が金利高によって収益が上がりづらいのであればダウ平均は停滞する

          目の前の実務が答え

          市況を感じ、実務理解

           米国のFF金利が変わらない期間で長期金利、住宅ローン金利が上昇している。強い雇用統計などにマーケットが反応したのだと思う。専門家の予想でFF金利は3年後以降の長期で2.5%と予想していたけれど果たして当たるか。新聞では世界の食料価格(穀物など)が2021年水準まで低下している内容の記事があった。景気減速が進んで利下げした後、ドル円はいくらになるか。日本の物価は上昇しており、日銀の物価目標に達する可能性はあるけれど実質賃金が物価に追いつかなければ大きな政策転換は難しいと思う。

          市況を感じ、実務理解