変化し続ける市場
株高で始まった2024年
2024年が始まり、3万5千ドル近辺で停滞していたダウ平均が3万8千ドル台。S&P500も4,500ドル近辺を上下していたのが5,100ドル台に。
日本市場では日経平均がバブル時代を超えて4万円台に。
早期の利下げ観測が和らぎ、ドル円は150円台に。
注目された日銀の政策転換
春闘で、企業が賃上げ要求を受け入れたことにより日本経済は転換点を迎えました。
市場の受け止め方は「予想通り」だったこともあり、急激な円高は起こりませんでした。
沸く株式市場
アメリカ株への買い圧力が大きいです。特にAI関連。
中国市場から資本が流出しており、日本の株式市場は沸いています。
アメリカの株式市場は楽観的で、著名なバフェット氏は今のアメリカ市場に対して「カジノ的で魅力的な投資機会が少ない」と評しています。
また、金価格も上昇しています。
日本市場に対して、専門家は「一部の大型株に資本が集中していていびつ」と評しています。
今後の投資トレンドについて
注目点は中小型株に資金が流れるか否かです。
アメリカでは地銀ショックが尾を引いています。
商業用不動産の不良債権化問題は今後、大きな懸念点になり続けるでしょう。
また、中国では1,400兆円もの不良債権を抱えているという見方があります。中国経済の欧州経済などに貿易面で大きな影響を与えます。
そこで注目したいのがグローバルサウスと呼ばれる国々の株です。
私の見立て
アメリカの中小型株に関して、事業内容や過去の決算資料次第で良い買いの機会だと捉えています。
また、新興国銘柄は興味深いです。
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