経済を読んで違う視点を持つ

 今朝のニュースでアメリカの長期金利が低下することでFRBがさらに利上げをするという専門家の意見を聞いた。個人的には新聞にあった大手格付け会社による米国債格下げの記事が気になった。金利が信用不安によって上昇する可能性はあるだろうか。最近、ダウ平均やS&P500は堅調な上昇だ。原油価格が下がっていることでインフレ懸念が薄れ、利上げ終了が近いという思惑や利下げを見込んだ楽観的な動きがあるのかもしれない。銀行融資が今後厳格かどうか注目したい。そしてマーケットだけでなく足元の銘柄の業績などに注目すべきだろう。
 私が注目していることをいくつか紹介する。
[Kroger Co.というアメリカ大手スーパーマーケットの減益減収が目立つ]
 ウォルマートやホームデポなどアメリカには有名小売りがある。1社だけでなく競合を視ることでアメリカ経済の実情が分かるかもしれない。
[石油価格上昇に日本のInpex Corporationは恩恵を受けた]
 私はInpex Corporationに注目した。PERが低いことが魅力だ。ウクライナショック後、石油価格上昇の恩恵を受けた人は多いだろう。脱炭素時代など事業にとってネガティブ要素はあるが、人類が経済活動を行っていく上で欠かせない資源だ。商社株やアメリカの大手石油メジャーなど、有名どころもいいけれど価格が安い企業で値上がりしている企業もある。イスラエル情勢で石油動向が気になったが今のところ価格が下落している。経済もどちらに転ぶか分からないため今後の石油価格には注意が必要かもしれない。航空業界などの石油消費は堅いが、投機筋の動向がある。
 [Lewis Group Ltd]
 銘柄分析を進めると何銘柄か南アフリカ株が注目株に入った。銀行や生活雑貨など。南アフリカ通貨は安定しておらず円に対して安い傾向だ。しかし、中には力強い銘柄はある。

※銘柄について触れていますが、推奨していないので投資は自己責任でお願いします。
 

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