エネルギー≒感情×耐久性

noteの記事を書くとき、なるべく個人を傷つけないように心がけているつもりである。
出来るだけ内容がマスに向くようにしているというか、仮に言葉が刃を持っていたら、それがいろいろな方向に分散するように書けているといいなぁと思っている。

自分がnoteに記事を書くときは、“負の感情”が湧いたときが多い。
怒り、悲しみ、悔しさ、やりきれなさ。
そういう思いを、文章に変えている。
だからこそ、「文章の刃」には気をつけないといけない。


例のごとく、と言ったら元も子もないが、最近またもや文章を書く意欲が湧かなかった。
文章を書くための時間を取っていないというのもあるだろうが、やはり文章を書くには「欲」がいる。


“負の感情”が湧いたときに、意欲も湧いて「noteを書く」。
「noteを書く」の部分は、いろいろなものに当てはまると思う。

「練習を頑張る」
「一生懸命勉強する」
「見返すために研究する」

“負の感情”は、モノゴトに精を出すための、エネルギーの1要素になる。
“負の感情”の強さは、エネルギーやモチベーションに比例するのである。
怒り、悲しみ、悔しさ、やりきれなさ。
それを糧に、活躍しているアスリートや研究者、起業家などの著名人がとても多い気がする。


でも、“負の感情”だけでは、エネルギーは持続しないし、そもそも“負の感情”そのものに大した持続性がない。
怒りがわかりやすい例で、「アンガーマネジメント」の本を読んだりすると、「6秒待ちましょう」なんて話が出てくる。
6秒待てば怒りにまかせて行動することがなくなる、ということだ。
それくらい、突発的なものでしかない。

自分も「これ書こうかなー」と思ってから時間が経つと、その気持ちがどんどんしぼんでいってしまう。
書くきっかけとなる感情に、大した強さも持続性もないからなのだろう。

反対に、強さと持続性の、少なくともどちらかがあれば、なんらかの結果を生み出すことができるのかもしれない。
著名人の「幼少期の悔しさがあったから」「あのときアイツに負けたから」という話も、よく聞く。
まさに持続性の強さを象徴するエピソードではないだろうか。
何もアスリートに限った話ではなく、身近にもそういう人は結構いる。
一回就職した後に会社を辞めて医学部に入り直した人とか、社会を変えたくて市議会議員になった人とか。


改めて、タイトルに書いた数式を眺めてみたい。

エネルギー≒感情×耐久性

今後、自分にはどんなエネルギーが求まるだろうか。

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(こうやって文章に起こすと、“負の感情”をあまり感じずに、穏やかに過ごせてる証拠なのかなーとも思う。休職中は、EAPに対する不信感を文章にしたり、働けないやるせなさを文章にしたりしていたもんな。)

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