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#子育てエッセイ
感情のその先にある学びに向き合う【我々、今日もひょうきん族。Vol.8
「2人なら喜びは2倍に 悲しみは半分に」とよく言われる。
感情を数値で表すことは不可能だけれども、
本当に2倍になるのか?半分に減るのか?
なんて途方もないことを延々と考えている時期があった。
一体、誰がこんなこと言い出したんだろうか。
約3年前、姉が白血病だと診断された。
診断即日入院で、悲しみに暮れる余裕もなかった。
まさに家族に訪れた緊急事態だった。
ただみなさん、安心してください。
思い出に守られて強くなる【我々、今日もひょうきん族。Vol.7】
小さい頃の記憶なんて無いも同然だから小さい頃に旅行に行くのはもったいない、と言う人がいる。
実際に、私も数人から言われた経験がある。
小さい頃の記憶は本人が大人になった時には消えているし、
親が大変なだけだから行くだけ無駄だ、というもの。
それはそうだけど、と思いつつ。
3月末、個人的に東京に行く用事があり、
「せっかくだし!思い出になるし!」
と思い立ち、パパとよっちゃんと3人で東京へ行
あれこれ言うの、やめてみる。【我々、今日もひょうきん族。Vol.6】
人は信頼ある人からの言葉しか受け入れられない。
または、信頼しているものから、か。そう痛感させられた出来事があった。
先日、旦那さんが
「今日さ〜、保健師さんから中性脂肪が高くなってきてるって言われたんだよー。運動始めよっかなあ」
と背中を丸くしながら話してくれた。
どうやらその日、職場で保健師さんからの健康指導があったらしい。
週に1回からでいいから、運動を始めた方がいいと言われたのだとか。
よっちゃん、自分で拭くよ。【我々、今日もひょうきん族。vol.1】
チャイムが鳴る、朝7時50分。
当時小学4年生だった私は、小学校の玄関にある公衆電話の陰にひそりと隠れて、お母さんが教科書を持ってきてくれるのを待っていた。
(あ〜〜もうお母さん早くきてくれないかなぁ…)
自分が準備できていなかった教科書を、母に持ってきてほしいと公衆電話から家に電話をかけて頼んでいたのだ。
当時は、公衆電話はお迎えの連絡をする要件にしか使ってはならず、先生の許可も必要だった