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D for Good!は『インターネット白書』『SDGs白書』を編集するインプレス・サステナブルラボ研究員によるニュースサービスです。「デジタルで未来を明るく!」を掲げて、サステナビリティが身近になる話題を提供します。ツイッター更新中。(@ISustainableLab)。

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    SDGs白書2023-2024 持続可能なビジネスへの変革を目指して

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    インターネット白書2024 AI化する社会のデータガバナンス

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最近の記事

「創造性」で世界を動かす「UN SDG Action Awards 2024」(後編)――世界各地から集まった革新的プロジェクトとチェンジメーカーたち

国連が主催する「UN SDG Action Awards 2024」では「Creativity(創造性)」「Impact(インパクト)」「Changemaker(チェンジメーカー)」の3つのカテゴリーでファイナリストが選出され、表彰式で受賞プロジェクトが発表された。前回に続く本稿では、持続可能な未来への道筋を示す、創造性に満ちた多様なプロジェクトを紹介する。 190か国から5500件の応募――革新性と再現性を重視した選考プロセス「UN SDG Action Awards」は

    • 国連主催「UN SDG Action Awards 2024」ローマで開催(前編)――映画監督やアスリートたちが語るSDGsへの思い

      国連が主催するSDGs達成に向けた取り組みを評価する「UN SDG Action Awards 2024」の表彰式が、10月29日にイタリア·ローマで開催された。今年は190か国から集まった5500件の応募の中から、厳選されたプロジェクトとチェンジメーカーが選出され、その功績がたたえられた。本記事では、アワードの模様と受賞プロジェクトについて、前半と後半に分けて紹介する。 “創造性”を通じて危機を乗り越え、希望を示す「UN SDG Action Awards」は、SDGs達

      • 『インプレスグループ統合報告書2024』公開――紙依存の軽減、GHGスコープ3開示などサステナビリティへの取り組みを紹介

        2024年10月31日、インプレスホールディングスは『インプレスグループ統合報告書2024』を公開した。各社の事業内容を中心に、この1年間のさまざまな取り組みや今後の展望、社内の様子、そしてサステナビリティ実現に向けた取り組みが紹介されている。 非財務情報を伝えるための統合報告書インプレスホールディングスが公開した『インプレスグループ統合報告書2024』は、インプレスグループ各社の事業活動や将来展望をステークホルダー向けに紹介するものだ。2023年12月に発行した2023年

        • 国内外のスタートアップら5000人以上が参加しグローバルな連携を創出する「TechGALA」、2025年2月4〜6日に名古屋で開催――アイデアソン/ハッカソンの参加募集も開始

          Central Japan Startup Ecosystem Consortiumは2025年2月4~6日、“地球の未来を拓く、テクノロジーの祭典”と銘打つイベント「TechGALA」を、名古屋市の栄地区・鶴舞地区を中心に開催する。モビリティやマテリアル、宇宙産業、ライフサイエンスなど各分野のセッションをはじめ、アイデアソン/ハッカソン、スタートアップによるピッチコンテスト、参加者同士のネットワーキングやパーティー、展示ブースでの技術体験、名古屋全体を巻き込んだサイドイベン

          科学技術・イノベーションで未来を共創する――2024年度「STI for SDGs」アワード受賞団体の取り組み

          科学技術・イノベーション(Science, Technology and Innovation:STI)を用いて社会課題の解決に挑む、日本発の取り組みを表彰する「STI for SDGs」アワードの表彰式が、2024年10月26日、東京・お台場で開かれた科学技術イベント「サイエンスアゴラ2024」で行われた。医療、福祉、環境、交通など、さまざまな分野で社会課題の解決に挑む5団体が受賞した。本稿では、各団体の取り組みを紹介する。 「STI for SDGs」アワードは、科学技

          科学技術・イノベーションで未来を共創する――2024年度「STI for SDGs」アワード受賞団体の取り組み

          若者がファクトチェック技術を競う「ユースファクトチェック選手権 2024」開催――大会形式で情報リテラシーを学ぶ

          Classroom Adventureは、日本ファクトチェックセンター(JFC)ほか各国ファクトチェック団体との共催で、12~24歳を対象としたファクトチェックの技術を競う大会「Youth Verification Challenge 2024(ユースファクトチェック選手権 2024)」を11~12月に開催する。入賞チームには総額約25万円の賞金も送られる予定で、現在、参加者を募集中である。 生成AIなどの普及で情報の見極めがますます困難に SNSや生成AIの普及で、より

          若者がファクトチェック技術を競う「ユースファクトチェック選手権 2024」開催――大会形式で情報リテラシーを学ぶ

          日本のスタートアップ「スペースデータ」、国連宇宙部と連携し地球デジタルツインで災害管理支援を開始

          本稿では、スペースデータが国際連合宇宙部(UNOOSA)と共同で開始した、地球デジタルツイン構築事業について取り上げる。この取り組みは、災害管理と緊急対応、開発途上国の持続可能な開発を目的とし、高精度デジタルツイン技術を実装することで各種自然災害への対策強化を図るものだ。すでに、国連防災緊急対応衛星情報プラットフォームと連携し、トンガ王国を含む開発途上国都市のデジタルツイン生成に着手している。 デジタル×宇宙技術のAI開発で「宇宙の民主化」を目指すスタートアップ スペース

          日本のスタートアップ「スペースデータ」、国連宇宙部と連携し地球デジタルツインで災害管理支援を開始

          市民参加型の生き物調査イベント「東京いきもの調査団」の強化期間がスタート――スマホアプリ「Biome」を活用

          東京都は、デジタル版野生生物目録「東京いきもの台帳」を作成するためのプロジェクト「東京いきもの調査団」の2024年秋のイベントを10月16日から開始した。スマホアプリを利用することで、誰でも気軽に、楽しみながら生物調査に協力することができる。 東京の生物多様性を守るため、東京都は多くの人に身近な生き物を調査してもらうことで、デジタル版の野生生物目録「東京いきもの台帳」の作成に取り組んでいる。この取り組みの一環として、参加者が「東京いきもの調査団」となって都内のさまざまな場所

          市民参加型の生き物調査イベント「東京いきもの調査団」の強化期間がスタート――スマホアプリ「Biome」を活用

          国連でグローバル・デジタル・コンパクトが採択――デジタル協力によりSDGsを支援

          2024年9月22~23日に、米国ニューヨークの国連本部で「未来サミット2024」が開催された。世界160か国以上が参加したこのサミットでは、AIやインターネットを含むデジタル技術の扱いについての協定「グローバル・デジタル・コンパクト」も採択された。 「未来のための協定」および「将来世代に関する宣言」とともに採択未来サミット2024では、「未来のための協定(Pact for the Future)」とそれに付属する「グローバル・デジタル・コンパクト(GDC:Global D

          国連でグローバル・デジタル・コンパクトが採択――デジタル協力によりSDGsを支援

          未来サミット2024で「未来のための協定」が採択――新時代を切り開く56項目の誓約と、世界の指導者たちが描く未来

          2024年9月22日、米国ニューヨークの国連本部で開催された「未来サミット2024」で、各国首脳陣たちによる「未来のための協定」が採択された。会議の冒頭では、ロシア代表が「誰もこの文言に満足していない」と唱え協定に対する修正案を提案したものの、大多数の国の支持により、原案が承認された。採択の概要と、国連総会の議長や国連事務総長らの言葉をまとめた。 各国首脳たちが示した新たな方向性とは? 未来サミットは、持続可能な開発目標(SDGs)や国連憲章へのコミットメントを再確認する

          未来サミット2024で「未来のための協定」が採択――新時代を切り開く56項目の誓約と、世界の指導者たちが描く未来

          間もなく開幕、国連「未来サミット2024」:AI時代の国際協力とSDGsへの次なるステップ

          2024年9月22日から23日まで、米国ニューヨークの国連本部で「未来サミット2024」が開催される。このサミットでは、各国首脳や専門家が一堂に会して持続可能な開発目標(SDGs)の次なるステップを議論し、国際協力の強化を図ることを目的としている。開催を控え、国連事務次長(政策担当)であり、サミットのリーダーを務めるガイ・ライダー氏がメディア向け説明会を行い、その重要性について語った。 130か国以上の国家元首が参加予定、未来サミットへの高い関心 冒頭、ライダー氏は未来サ

          間もなく開幕、国連「未来サミット2024」:AI時代の国際協力とSDGsへの次なるステップ

          南極大陸での実体験から地球の未来を考える親子向けワークショップ「KDDI南極アカデミー」が参加者を募集中――8Kライブ中継による南極とのリアル交流も予定

          KDDIは2024年9月28日・29日の2日間、南極をテーマにSDGsや地球の未来について考える親子向けワークショップ「KDDI南極アカデミー」を開催する。南極地域観測隊を経験した同社社員による子どもに向けた講義のほか、南極にいる観測隊員と8K映像ライブ中継で交流するプログラムも予定されている。 未来の地球環境を予測する上での情報源として重要な場所である南極大陸には、日本からは1956年に第1次南極地域観測隊が派遣された。それ以来、KDDIは南極観測への協力を続けており、2

          南極大陸での実体験から地球の未来を考える親子向けワークショップ「KDDI南極アカデミー」が参加者を募集中――8Kライブ中継による南極とのリアル交流も予定

          #何もしないともっと暑くなる――「1.5℃の約束」個人アクション実践編:デジタルのサービスやアプリを活用して節電意識を高める

          今夏、「#何もしないともっと暑くなる」というフレーズの下、国連と各メディアが共同で展開する気候キャンペーン「1.5℃の約束」が実施されている。前回の記事では、地球温暖化を1.5℃以内に抑えるための「個人でできる10の行動」を紹介した。今回はその実践編として、筆者が実際に取り組んだ具体的な「行動」についてお伝えするとともに、節電への意識付けに役立ったサービスやアプリ機能を紹介する。 「個人でできる10の行動」と合わせて日常生活を振り返る まずは、日々の生活の中でどれくらい環

          #何もしないともっと暑くなる――「1.5℃の約束」個人アクション実践編:デジタルのサービスやアプリを活用して節電意識を高める

          SDGsの認知は一段落、サステナブルな行動は年代で違いも――企業と消費者への各種調査結果から

          2030年のSDGs目標年に向けて後半戦に入った2024年。2023年のSDGサミットで国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「SDGs達成における現在の状況は非常に厳しい」と警鐘を鳴らしたが、今、企業および消費者はSDGsに関してどのような「意識」を持ち、どのような「行動」をしているのか。最近発表された調査結果を見てみた。 企業の意識と行動~SDGsの取り組みに積極的な大企業 帝国データバンクは7月25日、SDGsに関する企業の見解についての調査結果を発表した。  S

          SDGsの認知は一段落、サステナブルな行動は年代で違いも――企業と消費者への各種調査結果から

          何もしないともっと暑くなる――国連と参加メディアが「1.5℃の約束」キャンペーンで「個人でできる10の行動」を呼びかけ

          国連広報センターは、メディアと共同で展開している気候キャンペーン「1.5℃の約束 - いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」の一環として、SNSムーブメント「何もしないともっと暑くなる」をスタートさせた。このキャンペーンでは、8月1日~9月30日の期間、SNS投稿を通じて市民に気候変動を食い止めるためのアクション(行動)を呼びかけ、その輪を広げることを目指す。 国連事務総長、猛暑に対する緊急の呼びかけ昨夏の猛暑を上回る可能性がある今年、異常気象による安全な暮らしや健康へ

          何もしないともっと暑くなる――国連と参加メディアが「1.5℃の約束」キャンペーンで「個人でできる10の行動」を呼びかけ

          中高生女子向け、職場体験プログラム『Girls Meet STEM Career』に参加しよう! ーー JR東日本、ホンダ、LINEヤフー、理研など16の企業・機関がSTEM(理系)キャリア体験を提供

          この夏休み、全国の中高生女子が参加できるSTEM(科学・技術・工学・数学)領域の職場体験プログラム「Girls Meet STEM Career」の参加募集が開始されている。山田進太郎D&I財団がJR東日本、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ホンダ、LINEヤフー、理化学研究所など16の企業・研究機関と連携して立ち上げたこのプログラムは、女子生徒がSTEM分野の仕事に触れ、キャリアへの興味を高めることを目的とするものだ。 STEM領域の女性活躍の現状と「理工系女性を求める

          中高生女子向け、職場体験プログラム『Girls Meet STEM Career』に参加しよう! ーー JR東日本、ホンダ、LINEヤフー、理研など16の企業・機関がSTEM(理系)キャリア体験を提供