鈴鹿詩子を通り過ぎて(序)
最初にお断りすると、私は熱心なにじさんじファンではない。確かに私がVTuberなるものに興味を抱く上で非常に重要なプロダクションだったことは確かだ。ただし、にじさんじについて知っていることは2021年あたりで止まっているも同然で、有名な人を知っているだけだ。あまりに大人数すぎてタレント全員を充分に把握しているにじさんじファンは皆無だと私は考えてしまうが、それにしても私は他のにじさんじファンよりも知識量で劣っているに違いない。その原因は誠に安直で、ホロライブの方に寄り道したまま