ミッチ・ライダーとドラマーの謎
最近、1960年前後のアメリカン・ポップに詳しい人と知り合って、久しぶりに共有の話題を交わすことができた。その人はニューヨークやフィラデルフィアの音楽産業に関心を寄せており、カメオ/パークウェイやチャンスラー、アルドン系のソングライターなど、話題に事欠かなかった。相手が「バカラックだって初期にはマーティー・ロビンスに曲を提供していた」と言うのに対して、すぐさま「The Story Of My Lifeのことですね」と答えることができたのだから、今日までの私の研鑽はこういうとこ