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もう90年近く前の、引き込まれる作品「山椒魚戦争」

<SF(115歩目)>
果たして、人間は他の高等生物を有用に使いこなせるのか?使いこなす人が善か悪かで大きく結末が変わる。

山椒魚戦争
カレル チャペック (著), Karel Capek (原名), 栗栖 継 (翻訳)
岩波書店

「115歩目」は、カレル・チャペックさんの作りこまれた作品です。
実は、再読して感じたのは表現方法が斬新であることです。

そして、第二次世界大戦以前に書かれたのにも関わらず、すごく世界と人間を見つめる目が鋭い。

善良に見えた「山椒魚」はどこの国を指しているのか。
いろいろと考えさせられる作品です。

古典作品ですが、とても考えさせられる。
そして、山椒魚のダンスが見てみたいとか思いました。

ちょっと、戦前の満州をめぐる権益を調べてみたいと感じました。

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