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美しい百合の世界「永遠の真夜中の都市」

<SF(164歩目)>
とても美しい。ただ二段組は長いと感じる。

永遠の真夜中の都市 (創元海外SF叢書)
チャーリー・ジェーン・アンダーズ (著), 市田 泉 (翻訳)
東京創元社

「164歩目」は、チャーリー・ジェーン・アンダーズさんの人気作。この作品も美しいのですが、なんとも二段組で延々と読まされると、途中で集中力が切れる。

読了までに、努力が必要でした。

設定と、終盤がとてもいいだけに、もったいない。

ジェンダー系SFは旬でもあり、視点も面白い。
これが、もう少し短篇だと切れある作品になると思う。

ローカス賞受賞作品であることは終盤で、なんとなく理解。
ただ、それまでがひたすら長いのがモッタイナイです。

惑星「ジャニュアリー」でいくつかの短篇で訴えた方が決まると感じました。

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