メンタルの安定には自己分析が最重要という話
あなたのメンタルは安定しているだろうか。
私は安定「させている」。
精神の安定・不安定は半分以上が遺伝や幼少期の経験によると言われている。
なので、根本的に精神が安定しているかしていないかは、変えられないと私は考える。
しかし、本来揺れ動きやすい自分の精神を分析することで、環境を設計し考えかたを身につけることで安定「させる」ことはできる。というのが私の持論だ。
私は元々心が弱い人間だ。
小学校の夏休みは友達と遊びたくてたまらなかったが、誘って断られるのが怖くて家に引きこもることが多かった。
小学3年になる頃には「生きている意味とは?」という精神不安定者特有の疑問を抱えるようになった。
中学生の頃から、頻繁に死にたいと考えるようになった。
部活や勉強がうまくいっている間はそんなことは考えないのだが、うまくいかないことがあるとすぐに人生に虚しさを感じた。
高校生になり、ある日突然体が動かなくなり学校を休みがちになった。
文化祭などの楽しい行事には全力で取り組めていたが、その後燃え尽き症候群のようになった。
悩んだ末に高校は中退した。
その後に大学には入学したが、そこでもやはり鬱状態で家にこもっている時期と躁状態で活動的な時期を繰り返した。
このように、私の精神ははっきり言って不安定である。
しかし今は、少なくともここ数年においては、瞬間的に落ち込むことはあれど継続して鬱状態に陥ることはまずなかった。
一体それは何故なのか。
それは、「どういう環境で」「どういう人間と」「どういう活動を」「どのように考えて」やるのが自分にとって良いのかがかなり分かってきたからだ。
分析してわかったことだが、私は弱い立場の人間の問題解決やサポートをすることに喜びを感じる。
なので、今は高校生と面談をして受験の相談に乗る仕事をしている。
また、異性との継続的な関係は私の人生に彩りをもたらす。
なので、マッチングアプリでPDCAを回した結果、今では自分にあったパートナーと安定的な関係を築けている。
また、カフェインの適量摂取も精神の安定には不可欠だ。
エナジードリンク(モンスターでカフェイン140mg)はカフェイン含有量が多すぎるので基本的に飲まない。
カフェインの錠剤(カフェイン100mg)を四等分して、体調に合わせて1〜数錠を飲んでいる。
また、一切カフェインを摂取しない日も適度に設けている。
マスターベーションの頻度や、お酒の摂取量も管理している。
そのように、自分にあった環境ややり方を実践することで、精神の安定に成功している。
あなたがどの程度精神が不安定で、原因はなんなのか、どうすれば解決するのか、私には分からない。
それはきっと、精神科や心療内科の先生にも正確には分からないだろう。
彼らは過去の症例に基づいてあなたをパターンに当てはめ、機械的に薬を増やしたり減らしたりしているにすぎない。(そうでない先生に出会えたのなら幸運だ)
あなたが精神を安定させるためには、あなたの精神を安定させるために必要な要素を分析し続けることだ。
医者やカウンセラーはそれを手伝ってくれる存在と考えればよい。
また、場合によっては医療の専門家よりも、コーチングスキルの卓越したビジネスマンの方があなたの本質を見抜くこともあるだろう。
他人の力も借りつつ、あなたの性質を整理して実践してゆくのはあなたしかいない。
あなたのメンタルに安定あれ。