ゆうみ

ニューヨーク在住。大学生、高校生の2人の子供がいます。ランナー。

ゆうみ

ニューヨーク在住。大学生、高校生の2人の子供がいます。ランナー。

最近の記事

ランナーが走れなくなった時

5年前ほど前に走り始めてからというもの、毎年地元のレース、ハーフマラソン、マラソンに出て、ランニングを楽しんで来た私。 途中何度も怪我をした。膝痛、疲労骨折、腱鞘炎、シンスプリント、股関節痛などなど、ランナーがなりがちな怪我は割と経験して来たと思う。その都度、できる治療をやって来て、数週間、あるいは数ヶ月、ランニングを諦め、ウォーキングやバイク、ステップマシンに切り替えたり、ディープウォーターランニングのクラスに行ったこともあった。食事を切り替えて治ったこともあった。 そ

    • 今年の抱負

      悪夢のような2020年が終わり、2021年の幕開けとなった。 3月のロックダウン以降、マジック会社を運営する夫と私は失業した。正直なところ、学校はオッケーで少人数で距離も取れるタイプのマジックショーが認められないと言うのは今でも腑に落ちないが理屈ではない。政治家は自分の収入がなくなるわけではないので、「必要」だと認められない職業は閉鎖である。 うちには高額な私立の大学と高校に通う子供たちがいるが、その学費は払い続けなくてはならない。学費援助の対象にはならないのだ。そんな中

      • 4ヶ月の仔犬とのクリスマス

        ココがやって来て、早くも1ヶ月経った。 来た当時は5.4ポンド(2.4kg)しかなかったココが今では10ポンド(4.5kg)に。まだまだ成長中である。パパは2kgちょっとしかないトイプードルなので、もうパパの体重の二倍に成長したわけだ。 特徴としては、とにかく愛想が良い。散歩に出すと、他の犬、人が来るのをお座りで待っていて、シッポをちぎれんばかりに振ってご挨拶。「可愛い〜!!」と人に言われるのも大好きである。家では結構意思表示がはっきりしていて、例えば犬用の囲いの中に戻す

        • コロナ渦のランニング生活

          ニューヨークでランナーになって5年。 コロナ渦になるまで気づかなかったのが、私にはいつも一緒に走ってもらえるラン友がいないこと。 これまではレースに出たり旅行に出たり、ランニングクラブの合同練習に参加していたので、気づかなかった。 理由は多分自分にある。私は方向音痴で、企画力がないし、一緒に走っていても楽しくないのかな、と思う。とはいえ、しばらくは無理やりお願いして一緒に走ってもらっていた。気づいたら、誰からも誘ってもらえなくなっていた。もしかしてアルコールがダメなせい

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          仔犬のいる生活

          待ちに待った仔犬が家族に加わってはや3週間が経った。 子供の頃に飼っていた三河秋田犬の鉄五郎以来、仔犬を育てるのは初めてだ。実家では何匹もその後犬を飼ってはいるが、ニューヨークに住む私が会う時には大きくなってることが多かったのでこれが2匹目の仔犬だ。そして大人になって自分で飼う初めての仔犬である。子供が生まれる前にもシェルターで引き取った犬を仔犬から飼ったのだが、すでに推定年齢5、6ヶ月の子だったので、比較的楽であった。今回の仔犬は8週間、つまり生後2ヶ月でやって来た。ちな

          仔犬のいる生活

          久々の5キロレース

          コロナ渦で、予定してたランニングイベントが全て中止や延期になって久しい。マラソンやハーフマラソン、短い距離の地元のレースでさえ、なくなってしまった。それから約半年。予想外に長引くニューヨークのコロナ渦体制にうんざりしている毎日だが、この数ヶ月、ソーシャルディスタンスを守りながらのレースが徐々に復活し始めた。 ウルトラトレイルレースやマラソンを走る友達を見ながら、私もそろそろレースに復活したいと思うようになった。地元のニューヨークロードランナーもマスク着用必須のレースをいくつ

          久々の5キロレース

          あと1週間

          とうとう仔犬が来るまであと1週間にせまった。 いやー、待ち時間長いわ。これで半年とか一年とか待たなければならないところだったら耐えられないわ。パピーミルとかペットショップとか、ひどい環境で工場のように仔犬を生ましているところから買うのはやめたのはいいけど、今ペット人気でどこも待ち時間が長い。 ブリーダーさんがたまにフェイスブックに載せてくれる動画や画像を毎回100回くらい再生してるほどだ。 ニューヨークは最近妙に暖かい日々が続いていたが、うちの仔犬(ココと命名)のいるユ

          あと1週間

          バーチャルニューヨークシティマラソン挑戦記

          大好きなニューヨークシティマラソンまでキャンセルになった。 ため息が止まらない。申し込んでた大会がキャンセルされ続けて、もう数えるのをやめたほどだ。楽しみにしていたボストンマラソンもバーチャルになり、9月に走ったばかり。近所の川沿いのコースをランニングクラブのメンバーと走った。 それから1ヶ月半ほど、走ってはいたけど、だいたいハーフまでの距離しか走っていない。でもバーチャルだし、できれば友達と走りたい、と思い、何人かに連絡してみたところ、一緒に走ってくれるというありがたい

          バーチャルニューヨークシティマラソン挑戦記

          バーチャル仔犬選びの日2

          前の仔犬選びの投稿の続きになります。 日本では人気犬種はトイプードル、柴犬あたりかなーと思いますが、アメリカではダントツでリトリバー(ラブラドール、ゴールデン)、シェパード、ブルドックなどが人気があります。私も実はリトリバーが憧れの犬種。特にゴールデンが優しそうで、飼ってみたいとずっと思ってました。しかしながら、マンハッタンの狭いアパート暮らしで、大きい犬は無理だと夫が言うことと、抜け毛が少ない犬の方が良いだろうと言うことで、ゴールデンドゥードルにたどり着いたのは良いのです

          バーチャル仔犬選びの日2

          ヴァーチャル仔犬選びの日

          先週の日曜日にヴァーチャルでユタ在住のブリーダーさんから、仔犬を選ぶことになった。 普通はブリーダー宅へ訪ね、実際に仔犬を見て、決めるのが通常だけど、今回はみんな遠方から応募しているらしい。それにコロナ渦で、飛行機での旅行は控えている家庭も多い。そう言う訳で、なんとfacebook liveを使ってのセレクションになったのだ。 ブリーダーさんもこの方法は初めてらしい。仔犬は祖母にゴールデンレトリバー、私の一番好きな犬種を持ち、祖父が4.5 kgほどのミニチュアプードル、そ

          ヴァーチャル仔犬選びの日

          とうとう10月

          娘の学校もオンライン、ランニングの大会も全てキャンセル、失業中のまま、なんともう10月に突入した。娘の16歳の誕生日(結婚記念日と同じ日)も間もなくである。それに今年もわずかで終わってしまうではないか! 私は大会で走ることでスピードを維持、向上させて来たらしく、気づくと普段のジョグの速度もどんどん遅くなっている。唯一、スピ練の朝のグループは、コーチや参加ランナーの都合によって、お休みや日程変更もあったものの、細々と夏場から続いていた。とはいえ、距離や本数など、そこまで厳しく

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          バーチャルボストンマラソン2

          9月13日日曜日にボストンマラソン、バーチャルイベントは設定された。朝7時。7時から走ると言うことは、朝食や用意の時間を考えると、3時間前くらいに起きていたい、と言うことは、4時、いや、4時半にしておこう。ロックダウン以降、早朝に起きることが稀になってしまった私にはきつい起床時間である。いつもまだベッドにいる時間に起きれるんか?徐々にアジャストすればいいだろう、と思いつつ、最後まで夜更かしを貫き、とうとう前日になってしまった。前日だけはなんとか10時には寝床に入ったものの、寝

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          バーチャルボストンマラソン完走記1

          3月からすっかりレースが閑古鳥になり、もう半年経つというのに、戻る気配はない。一部トレイルレースなどがやっと戻ってきたそうだが、私が申し込んだ大規模マラソンはことごとくキャンセル。なかでもボストンマラソンは、私のランのモチベを上げてくれていた存在だったのに、4月開催予定が9月に延期になり、あげく、キャンセルになったのだ。 「でも、バーチャルで楽しんでいただけますよ!」とボストンマラソンが打ち出したのが、50ドル支払うと、完走Tシャツやメダルが送られて来る、という企画。専用ア

          バーチャルボストンマラソン完走記1

          コロナ渦の新学期

          皆さんに聞いてみたいのだが、行くはずだったコンサート、バレエあるいは演劇がコロナでキャンセルになったので、ズームでコンサート。チケットの払い戻しはない。納得できるだろうか? いや、納得できないだろう。 実際はバレエのチケットも払い戻しがあったし、夫のマジックショーも全て払い戻した。 通っていた学校、大学、家でオンラインでの授業。しかし払い戻しは1円もない。ランニングクラブのマラソントレーニングプログラム。コーチは郊外に隠居。プログラムを配信し、グループトレーニングもない

          コロナ渦の新学期

          ミッドナイトラン

          先週、私が所属するランニングクラブ「ニューヨークフライヤーズ」のジーニーから「ミッドナイトラングループに参加しないか」というお誘いがあった。 ミッドナイトランというのはグループ名で、深夜に走る訳ではない。どうやら夜7時から9時ごろの様子である。パンデミックで、ランニングクラブの活動は全て中止になっていた時も、ソーシャルディスタンスを守って活動を続けていたらしい。これまでも何度かフェイスブックでご招待を受けてたのだけど、「夜はちょっとなー」と思って敬遠していたのだ。でもわざわ

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