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マッチングアプリで楽しい時間を過ごしていたと思っていたらそうではなかった、という話


『大学で彼女ができなかったやつは終わり』


これは、小学校の勉強を経験していない人が中学校の勉強なんてできるわけない、というのと同義だと悟った。




1.マッチングアプリで会うまでは簡単なカースくん

まず最初にお伝えしておくのが、今は心が折れて、マッチングアプリを全くやっていないということ。


この時期とは異なり、今回お話するマッチングアプリでは、自身の写真をきちんと載せています。

私は写真を盛ることができないのと、盛ったら会った時が怖いという恐怖心で素の写真を載せていました。

母数は確かに少ないものの、それほど少なくない数がマッチします。

私は美人に気後れしてしまうので、一切ライクを送りません。

女性側にもイケメンに気後れする人はいるはずですから、そのような需要に当たるのだろうと分析しています。



どうやら昔からメッセージではイケメンらしく、好感度を獲得するのは容易でした。

相手もキャッチボールをする意思があれば、8割は落とせます。




2.ギャップ萌えなんてないと悟るカースくん

さてここで、『ギャップ萌え』とは何かと語りたいと思います。

普段悪い奴が、良い面を見せる

普段はダメ男に見えるが、やる時はやる

普段は無愛想だが、時折見せる優しさ

基本的に、マイナスからプラスに転じることで好感度が得られます。


普段はしっかりしているけど、天然な部分がある

普段は男らしいのに、稀にあどけなさが残る

普段はクールなのに、優しさが垣間見える

プラスにちょっとしたマイナスや意外性を見せることで、萌えが生まれる典型例です。


私は固い文章になりがちですし、根はクソ真面目。

どちらかと言えば後者に近いでしょう。

当時は童顔で、真面目な眼鏡男子。

普段はしっかりしているのに、友人曰く抜けていることが多い。

ギャップ萌えとはカースくんのためにあると言ってもいい条件でした。



しかし現実問題、このギャップがマイナスに作用していたのです。




3.現実と想像のギャップがエグすぎたカースくん

※あくまで個人の分析です


マッチングアプリ上で写真を晒しているとはいえ、クールっぽく見える写真を選別しています。

頭が良さそうだと言われる見た目なので、文章と合間って想像上のカースくんはだいぶ美化されているのかもしれません。

しかし実際に会ってみると、全くカッコ良くはない。

頭が良さそうというのもインテリ感ではなく、ガリ勉。

しかも実際は頭が良くない。

ギャップにもほどがあります。


声が高いので、文章で勝手に脳内再生していたものとは大きく異なるでしょう(女性アーティストを余裕で歌える高さ)。

見た目がどうとか言うより、オーラがないのだと思います。

人には様々なオーラがあり、いじめられやすい人も独特なオーラを醸し出してしまっているのが原因の場合があります。

私も元いじめられっ子だし、恋愛に自信なんてない。

オーラがしょぼいのでしょう。



待ち合わせ場所で相手のテンションがダダ下がりしている空気を毎回察しているし、会話をしていて関心が薄いなというのを毎秒感じています。




4.分析結果を反映させたカースくん

カースくんがクールに見えるのは、単なるコミュ障だからです。

単なるコミュ障が優しさや天然を見せても気持ち悪いだけ。

なら、最初から明るいキャラを演じ、時折真面目なところを見せたらどうかと考えました。



結果、ウケは悪くなかったです。

コミュ障よりは受け入れられやすいし、真面目が好きな人という実物の私と相反する目的の人をふるいにかけられます。

が、せいぜい友人として悪くないという程度で、やはりどうやっても恋愛対象にはなれません。

そりゃそうだ。

道化を好きになる女なんていない。

恋愛ドラマや漫画で言うところのモブ。

便座カバーです。

マッチングアプリでは出会うまでが難しくなりました。


ちなみにその時の私が、占いという武器を使ったこの時。

女の子と楽しい時間は過ごせました。

友人曰く、こちらのほうがまだマシとのこと。



マジでこの時の俺、どうやったんだ??


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