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物書き(仮)でも喋りたい

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作品の感想文。急に思い付いた日記にする程ではない駄文。そんな物が見れます。
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#映画感想文

人を見て自分を見る【映画感想文:夜明けのすべて】

人を見て自分を見る【映画感想文:夜明けのすべて】

ある映画の舞台挨拶を鑑賞した。
私は雪国に住んでいるので、直接ではなく全国生中継の恩恵を受けた観客のうちの一人だ。

正直、今回の作品を最初に知ったのは、私の好きな俳優さんが映画をやると知ったからだ。

原作があるというのなら、先に読んでおくのが礼儀だと自分勝手にルールを作った私。作者やパッケージに触れて「読みたい」と思ったわけではないあたり、不純な理由から入ってしまったかもしれない。

だがこの

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正解を探して【映画感想文:ちょっと思い出しただけ】

正解を探して【映画感想文:ちょっと思い出しただけ】

記憶って、自分が捨てたと思ってもどこかに残ってることがある。

引き出しの奥の方とか、衣替えで衣替えしなかった衣服の中とか、絶妙に手が届かないベッドと壁の隙間とか、中学校の卒業アルバムの隣とか。あれ、ここにあったんだと、ふいに思い出すことがある。

元々あったし使ってたし、なんなら愛着持って接してた物も、目の前から無くなったら私達は「捨てた」「忘れてた」と解釈する。

でも物とは違って人は、対

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Bitter chocolate【映画感想文:ウォンカとチョコレート工場のはじまり】

Bitter chocolate【映画感想文:ウォンカとチョコレート工場のはじまり】

チャーリーとチョコレート工場を観たことがあるだろうか。私は観たことの無い人を知らない。

先日、ウォンカとチョコレート工場のはじまりを観に行ってニッコニコで帰ってきた。
私は非人間的なものも色とりどりの世界もファンタジーも大好き。ウキウキで鑑賞してきた。

前作のチャーリーとチョコレート工場は2005年に公開したそう。私が5歳の時だ。でもこの映画のあるあるだと思うが、いつが最初かなんて分からない。

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