中小企業が海外を狙うべき5つの理由⑤

こんにちは！

グローバルに活躍したい経営者とともに
未来を創り出す

グローバル・コネクトの関口千恵です。
（自己紹介はこちら）

オンライン海外販路開拓の手法で、
直に海外の顧客の声を聞くことの利点に
ついて書いていきます。

日本企業は、一般にプロダクトアウト型
の商品開発が多いです。

・正確性・精密性を強みとする日本人の
気質が詰め込まれた壊れない車、
止まらない機械設備

・黙々と研究開発を重ねて生まれた
最先端技術

・島国という閉ざされた環境の中で
独自に培われたアニメや漫画や
食文化

こうした商品を少しカスタマイズして
海外に持っていくケースが一般的です。

プロダクトアウトだからこその
独自性がうまく評価される場合は
良いですが、

我が道を行きすぎて痛い目にもあって
きたのも事実です。

30代以上の日本人なら誰もが知っている
であろう事例は、携帯電話です。

15年ほど前まで、日本の携帯電話は
世界最先端を行っていました。

私が高校生や大学生の頃、アメリカで
自分の携帯電話を見せると
「一体これはなんだ！」驚かれ、
誇らしく思ったものです。

しかし、iPhoneの登場により
日本の携帯電話は一気に存在感を
失いました。

日本の携帯電話失速の原因の主な原因は
グローバルな視野が欠けていたからだと
考えられています。

せっかく良いものを作っていたにも
関わらず、国外に目が向いていなかったが
ために、結局日本国内の市場も失って
しまった。

非常に残念な話です。

しかし、今はオンライン化により
海外顧客の声に直接かつ安価に触れる
ことが可能になっています。

それにより、日本だけでなく海外も
視野に入れた商品開発を行うことが
できます。

仮に日本が少し遅れを取っている
分野であれば、海外のニーズに合わせて
商品開発を行うことで、日本の市場の
で優位性を築ける可能性もあります。

顧客の声に耳を傾けることは、どんな
ビジネスにおいても基本中の基本です。

オンライン販路開拓によって海外顧客の
声に直に触れることは、単に販売先を
広げるだけでなく、商品開発にもプラスに
なるのです。

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