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1年半で圧倒的スキルアップ!人事パーソン必見の成長戦略

人事の業務範囲は非常に広いため、これがすべてを網羅しているわけではありません。ただし、メンバーシップ型の働き方を採用し、業務ローテーションが多い民間企業では、この取り組みが多方面に役立つ可能性があります。

人事業務は広いため、体系的に経験値を積んでいる人材が多くはありません。さらに、経験値についても差が結構あり、作業者的な動きをしている方、企画よりの方などある程度分類ができます。

今回この記事を書いたモチベーションは、
実務経験があることを前提に、転職を前提とした対外的アピールの準備をする最短の所要時間と戦略を書いてみました。

このレベル感であれば、転職時に書類で落ちることはあまりないでしょう!
そして、1年半集中的に自己投資をすれば、ステップアップ転職も可能かもしれません!!

ということで、どんな戦略かというと・・・

①第一種衛生管理者を取得する
はい、国家資格です。1種と2種がありますが、1種の方が製造業含めて活用範囲が広いため、こちらをお勧めします。

合格率は40~50%で、試験も月2回程度やっているため、
2か月くらいで教科書と過去問を繰り返せば、サクッととれてしまいます。

事業所単位で50人以上いる場合、安全衛生委員会(や衛生委員会)の設置義務があり、有資格者が必要になるため、取得をしておくことをお勧めします。

  • 労働環境の管理

  • 健康管理

  • 労働災害の防止

今あまり業務が重なっていない・・・なんて方も、そこまで苦労せずに取得できます。


はい、ここまではウォーミングアップです。

②社会保険労務士試験に合格する
こちらも国家資格です。労働法規を一通り学ぶことになるので、
社会保険や労務の業務だけでなく、人事企画や採用、給与とも密接にかかわります。

急に難易度が上がりますが、、、
合格率は6~7%程度となっており、試験も毎年一回(8月下旬)のみとなります。

難しい理由は、10科目あり、各科目ごとに基準点があり、1つでも下回ると不合格となるから。
しかし、①はその中の1科目になるので、衛生管理者取得後にすぐにこちらに移行すれば、10%程度はすでに頭に入っている計算になります。
(実際の出題傾向から考えると、もっと%は低くなりますが)

でも、この資格って士業として開業する気持ちがある人が目指すものでしょ??
と思ったそこのあなた!!
そんなことはありません。
開業する方も多いですが、企業内で働いている方も相当数います。
(私もその一人)

社労士挑戦がおすすめな理由は大きく2つあります。
・人事の予備知識が広く保持できることになるので、人事部内で重宝される
 &未経験人事業務でも、自分で考えるよりどころがあり立ち上がりが早い
・企業目線だと、社労士合格者がそこまで多くなく、労働法に詳しい方も
 実はそこまで多くないため、一目置かれる。
※私は2社経験していて、どちらもプライム上場ですが、社労士合格者は数えるくらいしかおらず、かつ年齢も高めです。
30代で合格していると、社内で一番若い合格者という地位が与えられることが多いです。

試験科目はこちらになります。


10科目

どれくらい勉強すれば受かるか?

最短合格を目指す場合、1,000時間前後必要と言われています。

私は運良く1発合格でき、働きながら9月強、1,100時間~1,200時間程度かけて合格できました。

という事で、①と②を合わせて最短1年くらいでやろうと思えばできる計算になります。

この2資格の有無で履歴書の見栄えがかなり変わるため、
転職前にスキルアップとして挑戦してみてはいかがでしょうか?

社労士の勉強方法などについては、別途こちらにまとめています。

興味がある方はどうぞ!!


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