簿記(2級、3級)取得話とメリット
業務上、財務や会計とは遠い仕事をしています。
それでも、取得したメリットがあったので
つらつら書いていこうと思います。
簿記取得を目指したきっかけ
私は人事パーソンであり、社労士の勉強をしていました。
その過程で「社労士と簿記のダブルライセンスの汎用性の高さ」という記事を見て、「時間があれば取ってもいいかもな」程度の考えがありました。
ちなみに、勉強前は「簿記って何?」「仕分けの左とか右とか話している人がいるけど、何のことかさっぱり」という状況でした。
もっというと、「名前からしてきっと大嫌い」という、謎の食わず嫌いが発動していました。
ということで、仕事中にたまーに出てくる財務会計の話は、意味が分からず流していました。
勉強を通じた簿記への印象の変化
3級から取得したのですが、
結論としては「もっと早く勉強しておけばよかった」です。
3級レベルであれば、働きながら1~2か月勉強する程度で取得でき、
その過程で身に着けた仕分け知識と財務諸表の読み方がわかるようになります。
その程度の知識があれば、社内で出てくるやり取りはわかるようになりますし、経理から依頼される仕分け伝票の作成の意図や意味も分かるようになります!!
また、現在は会場試験以外に「ネット試験」が普及しているので、
自分のペースで勉強して、すぐに試験を受けるなんてこともできます。
落ちても1週間後に再度受験するなんてことも可能なので、
取得のハードルは下がっていると思います。
簿記3級取得の勉強法や費やした時間など
※2級取得の詳細は別記事で書く予定です。
まず、3級については試験費用以外の出費がなく取得ができました。
これは、無料の勉強教材が出回っており、それで十分であることを
指しています。
※詳細後述
次に、勉強した期間ですが、知識0から約2か月の期間で仕事をしながら
80時間程度で取得をすることができました。
【使用教材、勉強方法】
使用教材は、CPAラーニングの無料の講座を聴講して理解していきました。
ここは、「無料で」講義が聞けるだけでなく、「問題集」もあります!!
私の勉強方法は、講義を聞く⇒その範囲を問題集で解くを繰り返しました。
ただ、通勤電車等が主な勉強場所だったので、いわゆる「電卓カタカタ」ができません。そのため、一回用紙を印刷して解いてみて間違えた箇所を
暗記アプリで単語帳化して、ひたすら覚えていく作業をしていました。
※例:簡単な仕分けは単語帳アプリに登録して、毎日電車や寝る前に見る
さらに!
模試もついているので、1回だけやって合格点だったので、
すぐに試験を受けて、一発合格をしました。
簿記を取得したメリット
2級と3級で異なるため分けて記載します。
取得にかかる時間に対し、リターンは多いためやってみるといいかなと思います。
●3級取得したメリット
・社内の経理の人の言っていることが少しわかる
・仕訳伝票の意味がわかる
・予算業務での固定費や管理可能費などの意味が分かる
・管理職試験で最低限知っておくべき財務会計の知識の半分くらいが
身につく
●2級取得したメリット
・会社によっては取得した際に一時金などが出る
・転職時、履歴書に記載ができる、評価される
・製造業の会計の仕組みがわかる(企業の経営状況が分かる)
・株式投資や会計の管理など、日常生活でも役立つ
・数字に強いと勝手に思われる(錯覚資格)
・電卓操作ができるようになる
・人事に限った話だと
①全社の人件費予算策定や管理、差額発生時の経理部門とのやり取りがスムーズ
②人事制度を変更するようなときに、業績への影響等を事前に把握可能
③経理への志向がある社員の気持ちが理解しやすくなる
(脱線)ネット試験と会場試験について
会場試験だと年数回、遠方の会場に行かなければならず、
最短での取得が難しいです。
また、会場とネット試験の記事を見てみると、難易度は
ネット試験のほうが易しいとなっています。
私は、2級3級ともにネット試験だけでしたが、
問題集に出てくるオーソドックスなものがほとんどで、
奇問・難問はなかったため、こちらがおすすめです。
(落ちても1週間後に再受験もできますし)
最後に
いかがでしたでしょうか?
最近は文系の大学生が2級を持っていることも多いなと感じています。
スキルアップやリスキリングとしてやってみてはいかがでしょうか?
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