見出し画像

【出版社の社内学習会】コミュニケーションを、次のレベルへ。全社員で「他者理解」を構造的に考えてみました

クロスメディアグループは10月より19期を迎え、全社員の学習会も新しくスタートいたしました。

今回は「コミュニケーション実践編」をテーマに学んでいきます。これまでも「コミュニケーション」について学んできましたが、今回は日々の活動の中でより積極的にアウトプットしていくことを目的としています。

第一回目は「スキルアップの構造」とともに「コミュニケーションの構造」を全員で理解し、意見交換しました。

【第一回の学びメモ】
・「スキルアップ」とは?

そもそもスキルアップとは、今回の学習会においては、何かが「速くなる」や「確率が上がる」ということではなく、仕事に対する捉え方・向き合い方・アプローチなど、いわゆる「世界観が変わる」ということと定義した。

例えば、レシピ通りに30分で料理を作れたのが20分になるのはスキルアップとは呼ばず、レシピを越えて自分流に調味料をアレンジできることが「スキルアップ」と捉えた。レベル1の延長線上にレベル2があるわけでないことを理解したい。

次に、「できない」から「できる」へは4つのステップがあることを学んだ。

・無意識的無能(意識していなくて、できない)
・意識的無能(意識していて、できない)
・意識的有能(意識していて、できる)
・無意識的有能(意識していなくて、できる)

これらは、自分のスキル習得がどのような状況にあるのかを把握するのに役立つ。

・コミュニケーションの構造

コミュニケーションの捉え方は様々だが、「相手の思考を変容させること」、すなわち「相手の頭の中を書き換えること」とすれば、自分の主張を通そうとしていては、いつまでもコミュニケーションは成立しない。

そのためには、相手をみるのではなく、相手のみているもの(=相手の頭の中)、とりまく環境、関わる人達、考えていることを想像する必要がある。
また、相手がこちらの話を理解し、納得している状態(=ゴール)から逆算し、相手の思考ルートを丁寧に思い描ける人が「コミュニケーション能力の高い人」といえる。

・他者理解

コミュニケーションを考える際に大切な「他者理解」。先述のとおり、相手が置かれている状況や関係者を洗い出すと相手の「頭の中」がみえてくる。

具体的には、相手の属する業界の特徴、会社の文化、会社での立ち位置、部署、家族との関係性などを考えてみると、相手の抱いている感情や価値観、行動パターンを解像度高く想像、理解することができる。そこで初めて「他者理解」ができる状態になる。

社内学習会の背景

クロスメディアグループでは、出版事業を持つメディア企業として、「学び」を軸にした企業カルチャーを大切にしてきました。

著者の先生を招いた社内学習会を通して、最先端のビジネスの理論や考え方、ノウハウなど、基礎から応用まで、様々なテーマについてを取り入れ実践しています。

年齢や経験、部署問わず、全員で考える学習会は、互いの考えについて知る場になっています。

また、出版業界では、様々な業種のプロフェッショナルな方々と仕事をするため、私たち自身が幅広い教養やビジネスの知識、作法を身につけなければなりません。ビジネスコンテンツを作り続けてきた出版社として、一人ひとりが時代に合わせたビジネススキルを身につけていきます。

▼クロスメディアン公式サイト


▼採用情報
クロスメディアグループでは、共に働く仲間を募集しています。詳しくは当社の採用サイトをご覧ください。