北海道ミステリークロスマッチ
2021年、第3回を迎えた北海道ミステリークロスマッチの結果を発表します。
2020年に実施された第2回北海道ミステリークロスマッチの結果を発表します。
ミステリークロスマッチとは、小説・評論・マンガを部門別にわけずに未発表の「ミステリー作品」をつのり、参加者の厳正なる審査によって優秀作を決定する、これまでにない試みです。
ミステリークロスマッチ参加者の紹介です (随時更新)
2019年 第1回「北海道ミステリークロスマッチ」結果発表です!
第3回北海道ミステリークロスマッチ投稿作公開も第3回目。今回は新麻聡「巨人の国へ」と松本寛大「わたしはもう死んでいる」の二作をお送りします。 ある編集者のもと…
1 「あのころほどじゃないですけど、いまでも、もう死んでいるっていう感覚が抜けなくて。前に自殺しようとしてミスっているのが、ほんとうはミスらなかったかもしれない…
(投稿時より、原稿に修正、加筆等を施しております。ご了承ください。筆者) 1 その封書を受け取ったのは、八月初めのある水曜日のことだった。自分のデスクで校正済…
第3回北海道ミステリークロスマッチ投稿作公開の第2回目は、書簡体ミステリ(深津十一『私のシロちゃん』)、完全犯罪を目論む男の話(既晴『月と人狼』)をお送りします…
題字:既晴 1 やっとの思いで突き刺さるような草叢を這い上がり、県道一八五号線沿いに出た。よろよろと歩く。暗いアスファルトに倒れ込みそうだ。 へとへとな左半身を…
拝啓 F様、初めてお手紙を差し上げます。私はM市在住の一読者で後藤昭一と申します。 過日、文芸季報の秋号に掲載されていた読み切り短編「私のシロちゃん」を拝読し…