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僕は、 涙が 灰になるくらい、 悲しい。 小笠原聖佳
突然ですが。クリエイターズファイル、今回をもちまして、諸事情により終了することになりました。
今まで、クリエイターズファイルを楽しみにしていた方。ファンでいてくれた方。たくさんのスキを押してくれた方。
そして、コメントを熱く書いてくれた方。本当に本当に、ありがとうございました。僕は、コピーライターを続けます。短い間でしたが。
皆さんの温かい応援は、僕のこころの晩ごはんでした。
一生、忘れま
フードディレクター、クリエイティブディレクターのエドワード・ヘイムス氏。浅草で人気のおみそ汁専門店MISOJYUのメニュー開発をはじめ、お店のブランディングを考えたり、内装のディレクションまでも行う、外国人クリエイターである。エドワード氏がメニューを創った、MISOJYUの朝やお昼の食事。おみそ汁をメインにして、日本人が忘れかけていた味覚を思い出させてくれる、画期的なメニューなのだ。
エドワード・ヘイムス氏は、東京生まれの外国人。18歳で渡米。1970年代、当時のアメリカのオーガニック料理に
刺激を受けながら、写真家として活動、その後日本に帰国。独特の感性を活かし、フードディレクター&
クリエイティブディレクターでエドワードマジックを駆使しながら、さまざまなキャリアを積んでいる。
「フードディレクター、クリエイティブディレクターとは、エドワード氏にとってどんなお仕事でしょ
僕は、そう想う。ドキュメンタリー映画「生きろ 島田叡(あきら)―戦中最後の沖縄県知事」の試写会に行っての、素直な感想だ。僕は、死ぬのはイヤだ。とくに戦争で死ぬのはイヤだと想う。
玉砕こそ美徳という思想に覆われた、
1940年代のアジア太平洋戦争末期の日本。
僕は、当時の「お国のためにという考えには共感できない。
僕は、自分のために、美味しいものを食べたいし、エンターテイメントの映画に身体の奥でドキドキしたいし、恋愛小説を読んで淡いこころにキュンとしたいのだ。
「安保関連法制(戦争法)」が成立した現在、九州の南は与那国、石垣島、
宮古島への自衛隊の配備がすすんでいる
勝つ。負ける。2
〈朗読〉
わらいき代表:ぬえむ
https://linktr.ee/waraiki
浅草の老舗十和田のそば職人、川村崇氏。十和田のご主人でもある川村氏は、そば職人になって、修業時代も含めて、28年になるという。今では浅草・十和田の看板としてお店に立ち。人気のお店の暮坪そばは、浅草の観光の目玉のひとつとなっている。
お蕎麦屋・十和田は、昭和44年、1969年に創業。約50年あまりの歴史をもつ老舗であり、東京では、
一軒しか創っていない伝統の逸品、暮坪そばで有名なお店である。
川村氏は、十和田の二代目。
「そば職人になったのは、父も祖父もそば打ちだったので。それを継ごうと思って、十和田で働きながら修業しました。」
「木鉢3年、のし3か月、包丁3日、というそば職人になるための、有名な言葉がありますが。」
フレーズ詩・小笠原聖佳
勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。勝つ。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。負ける。
だから、引き分けは、両方、しあわせ。
ラジオDJ、秀島史香さん。現在、Fm yokohamaで毎週日曜の朝の番組「SHONAN by the Sea」を担当。 朝のゆったりとした時間、おだやかな時間、そして朝食の時間に、独特なハスキーボイスでリスナーの皆さんに朝の幸せタイムを感じてもらっている。
今回、コロナの影響で、秀島史香さんへの取材は、クリエイターズファイル・ブログ初のリモートでのインタビューとなった。
お互いの距離感を確かめながら、静かにインタビューは始まった。
「日曜の朝のラジオ番組、Fm yokohamaのSHONAN by the Seaを担当して、どうですか。」
「そうですね。とても楽しいですね。皆さんにはいろんな朝があるな、というのが実感としてありまして。
学生さ
クリエイティブディレクター/CMプラナー、井村光明氏。井村氏の初のご著書「面白いって何なんすか!?問題」がネットでジワジワと話題になっている。このご著書では、単語にフォーカスしていて。そのコピーが面白いのは、他のコピーの単語と似ていないからだとアプローチしている。また、2018年、UHA味覚糖「さけるグミ」のCMで、TCC賞グランプリ、ACC賞グランプリ、海外ではカンヌライオンズフィルム部門シルバーを受賞。井村氏の独自のCMの世界観が国内外で評価された。
大手広告会社、博報堂の会議室で、井村光明氏にお会いした。
井村氏は、穏やかな笑顔で会議室に入ってきた。
「井村氏のご著書『面白いって何なんすか!?問題』、読ませていただきました。面白いとは似ていないこと、という考え方は衝撃的でした。」
「広告賞の審査に出たときですが。作品を並べて見たときに、自分が確実に判断できる基準ってなんだろうと考えたんです。
確実に、となると、「似ていない」ってことか
コピーライター、照井晶博氏。サントリー缶コーヒーBOSSの名フレーズ『このろくでもない、すばらしき世界。』を生み出し、 今年は、マクドナルドのごはんバーガーのコピー 『ごはん、できたよ。』で、2020年TCC賞受賞。深みのあるフレーズから、軽妙なフレーズまで創りだす、照井ワールド。 しかし照井氏自身は、目の前の仕事をいまよりちょっとでもいいものにしたいと思いながら前にすすみたいと、毎日、受験勉強のような生活です、と笑う。
東京、原宿駅前のマンションの一室に僕はいた。机の前には、いま多忙中のコピーライター、照井晶博氏がいる。
「マクドナルドのTVCMでの2020年TCC賞、受賞おめでとうございます。
マクドナルドでの、『ごはん、できたよ。』というドキッとするコピーは、ごはんバーガーができたことを素直に表現したのでしょうか。」
「そうですね。まったくひねっていなくて。お母さんとか、お父さんとか、子どものとき親に
コピーライター、国井美果氏。「ひとりの商人、無数の使命」というキラーフレーズを創りだし、総合商社、伊藤忠商事の数々の広告を輝かせて。伊藤忠商事の存在感を圧倒的に強めた。注目のクリエイター。商人(商社マン)の仕事はおもしろくて、あきない、という魅力を多くの人々に広め続けている。
なかなか夏が立ち去ろうとしない8月下旬のある日、原宿、竹下通りのカフェに足早に彼女は入ってきた。
彼女は、コピーライター、国井美果氏。
にこやかに軽く挨拶を交わしながら、国井氏は話し始めた。
「私は、モノを書く仕事につきたくて、就活では出版社を主にまわっていました。
ところがブックセンターで見たアートディレクター・大貫卓也さんの全仕事という作品集の完成度にワクワクしてしまって。
その
オートクチュールデザイナー、あさの千幸氏。日本でも数少ないオートクチュールデザイナーの1人である。20歳のとき単身パリへ。6年間、オートクチュールを学び、日本に帰国後、2009年に自身のブランド「asano chiyuki」を立ちあげる。日本の伝統文化・技術を積極的にオートクチュールにとりいれる注目のデザイナー。美容の時代と言われているが。ファッションも自分をより美しく仕上げる美容の一部の時代になった。
地下鉄の表参道駅から地上にあがると、容赦なくキリキリと陽射しが肌にくいこむ。8月の初旬。
僕は、青山に向かっていた。ドアを開けると、オートクチュールデザイナー、あさの千幸氏がやさしい穏やかな笑顔で迎えてくれた。
「私が洋服に興味をもったのが、1980年代に流行った
ボディコンファッションでした。カラダにフィットした洋服が大好きで、学校の先生に、
制服がボディコンだったらいいのに。と、真面目に
イラストレーター、田代卓氏。少年マンガのキャラクターの世界をイラストレーションに応用。ジャパニーズキッズと言われる独自の人気イラストを展開。しかし、田代氏は、今後、アートの世界へすすむことを決意。まさに、いい意味でイラストレーターから、はみだしちゃったのである。
東京。東横線。自由が丘駅。グォーンとした灰色の雲が空一面に広がって、今にも雨が落ちてきそうな気配である。梅雨は、まだ明けていない。
自由が丘駅の改札を出て、イラストレーター、田代卓氏のオフィスに向かう。田代氏のイラストは、正円、楕円、直線を使い、シンプルでありながらも、マンガキャラクターの愛らしい雰囲気ももっている。
ミスタードーナツのグッズにも使われたこともあり、思わずニコッとしてしまう
コピーライター、こやま淳子氏。物心ついたときから、マンガが大好きで。マンガから、人間について多くのことを学び。そして人生すべてが自分のコピーの糧になることも感じながら、常に前を向いているコピーライター。プラン・ジャパンのコピー、「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」この、こやま氏の作品は、出稿当時、たいへん話題になった
こやま淳子氏のキャッチコピーで、プラン・ジャパンのコピーとともに、僕が好きなのは、手塚治虫氏の短編マンガのキャンペーンで使われた作品だ。
そのコピー、「自分が死ねば みんなのためになる、と言われたら、どうしますか?」は、僕のこころの奥深い部分まで刺さった。
「マニアックなコピーが目に止まったんですね。広告している手塚治虫氏の短編集のタイトルはミュトスと言って。手塚氏の作品でもかなりマニアッ
webラジオ・ナビゲーター、「ぬえむ氏」。ラジオ番組、ラジオドラマ、朗読などで…、いま注目のラジオ・クリエイターである。「私の持ち味は、この特殊な声。声が出なくなったら、私は生きていけない。」その独特な声は、ぬえむ氏の心臓でもあるのだ。
「webラジオ・ナビゲーターになったきっかけは、今から約20年前、インターネットのチャットルームで、知人から声が出せるよ、と、教えてもらってから。
それからですね。きちんと話すことを学びはじめたのは…。」
僕もフレーズ詩の朗読を、ぬえむ氏にやってもらっている。その朗読という独特の世界で、フレーズ詩の評判はすこぶるいい。
「webラジオ・ナビゲーターをやっていて、いいところは、後ろ向きにな
アーティスト、くらやえみ。マンガの世界とアートの世界をナチュラルに融合させて。まさにマンガ芸術家と呼ぶにふさわしいアーティストだ。その繊細な1本の線、細やかな色合いに、くらやえみ氏独特の感性が活きている。
五月晴れの爽やかな午後、僕は元麻布の坂道を歩いていた。初夏のような陽射しが、追いかけるように降り注ぐ。
アーティスト、くらやえみ氏は、もう2年ぐらい前から少女をテーマに創作活動を続けている。
マンガの世界とアートの世界の境界線を軽々とこえてしまった独自のくらやワールドは、観る人のこころをやさしく、そしてドキドキさせる。
「マンガのキャラクターは、小さいときから好きでした。そのモチーフを絵の世
かみさま
〈朗読〉
わらいき代表:ぬえむ
https://linktr.ee/waraiki