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アンチ変人コメントの分析Ⅱ
2016年に中央大学変人学部を設立して以来、「変人」にまつわる活動をしていると何度となく「アンチコメント」が寄せられる。SNS上のコメントという形もあれば、ブログという形もあれば、直接対面でコメントをいただくこともある。当初は悲しい気持ちになったり、かえって反発を覚えたりすることもあった。だが、そのようなコメントを受けることに慣れてくると、アンチコメントにはパターンがあることに気が付いた。そしてそ
もっとみる変人と許容範囲について
こんにちは。
学部長の谷村です。
「殺人犯って変人に該当しますか?」という質問があり、非常に本質的な議論だと感じました。
そこで、今回は変人と許容範囲について考えました。
多様性やダイバーシティの尊重が叫ばれる昨今。「みんな違ってみんないい」という金子みすゞさんの詩の一節がよく引用される。
そんな中で、変人が暮らしやすい社会づくりは多様性の尊重の最たるものだと考えている。
変人学部では、すべて
人の本質は、まわりと同じでいたいのか違っていたいのか? 〜変人と幸せという観点から〜
こんにちは。
学部長の谷村です。
今回は、人の本質は「まわりと同じでいたい」のか、それとも「まわりと違っていたい」のか、果たしてどちらだろうかとふと思い、考えてみました。
「○○ちゃんも○○ちゃんも持っているから私もこれほしい!」
そういって親にだだをこねた経験はないだろうか?
遠足の服装、テスト勉強の学習量、就職活動の時期、周囲に確認して同じだと安心する。
人には、まわりと同じでいたいという願
人が自らを変人だと感じるようになる過程について考えてみた
こんにちは。学部長の谷村です。
とあるインターネットメデイアの調査記事で、「自分は他人と比べて変わっていると思っている人の方が過半数である」と書かれていた。
同調圧力が強いとされる日本社会において、「自分は普通だ、凡人だ」と認識している人が多いのではと感じていたのでこの結果は意外だった。
このことは、人々が無理をして自らの変人さを押し隠していることの表れかもしれない。
記事では、自分自身を「変