トキ

歌を作って歌ってます 作った曲の解説や、日常の思った事など書いています 【機械クジラ回…

トキ

歌を作って歌ってます 作った曲の解説や、日常の思った事など書いています 【機械クジラ回転機構】という名前で今は曲を出しています

最近の記事

突き詰めれば僕自身だって小さな17粒の素粒子

今日の為にこれまでずっと忙しく忙しくして来た 曲を書いて衣装を作って振り付けを考えて それが終わったらジムでトレーニングをして 仕事して仕事して なのにみーちゃんが消えてしまった鈍痛は消えなくて ふっと全身から急に全部の力が抜ける瞬間が何度もあった 毎日みーちゃんに話しかけては、返事の無い骨壷を撫でて抱きしめて泣いて寝ている 以前みたいな振る舞い方だけは思い出して、周りを心配させないようにしてきたけど その振る舞いは周りに私を『治った』または『苦しみが軽減した』と錯覚

    • 【AED】非来場者様チケット

      3/23渋谷近未来会館にて行われるライブ【AED】の非来場者様用のチケット窓口です。 来れないけどチケットを購入されたい方の為の代用チケットになります。 こちらの有料ノートを代用チケットとさせてください。 ※配信チケットではありません。こちらで課金しても当日現地にいらっしゃらなければライブ観覧は出来ません。 当日来場される方は、こちらで課金せず出演者に予約し、現地支払いをお願いいたします。 基本的には当日来場せずチケットのみを購入してくださる方の為の代用チケットにな

      有料
      1,000
      • 機械クジラとシュレディンガーの猫

        バンジョーとカズーイの大冒険っていうゲームが私を形成してる 好きだった 箱庭ゲームというのが好きだった いろんな世界が、空間があって でも世界の果てが明確に存在してて 空も海も、境界に行くと音楽がゆっくり消えて 急に無機質なポリゴンになる感じ トゥルーマン・ショーと同じ 今のゲームは隅々まで人の手が行き届いていて違う 今の感覚で古いゲームをやったところで手に入らない感覚 あの空虚は 小さい頃にワクワクしながらやったゲームの中でしか手に入らない ディズニーランドのカリブ

        • 歌う事は『好き』ではなかった

          私は、造形化しないと心を見せる事が出来ないんだと だから歌を歌っているんだと知った タイムテーブルを気にして歌ってる時がほとんどなんだけど たまにそういうのを気にしなくて良い時もあって 例えばメドレーの中間で歌を歌ってる間とか そういう時に歌ってる自分はあまり取り繕って無いなって こういう風に見られたいからこうしてる、みたいなのって ステージ上でもお客さんと喋ってる時も、友達と二人でいる時でさえあるのに 歌ってる間だけは何故か無い 私の歌には興味無くて、私と話すのが好き

        突き詰めれば僕自身だって小さな17粒の素粒子

          兄姉という名のアイデンティティという名の呪い

          You're a big girlとか Big girls don't cryとか 海外でもそうやって、弟妹がいる子は 「お姉ちゃん/お兄ちゃんなんだから」 という理由で行動感情を抑圧されることがあって そうやって育った自分が大人になって知った事なんだけど 小さい頃の脳みそって白黒でしか世界を判断できなくて なんで我慢しなければいけないのか とか なんで弟妹を守らなきゃいけないのか とか それの理由を「姉だから」という理屈で結論付けられて育った結果 「世界にとって姉の存在

          兄姉という名のアイデンティティという名の呪い

          心の中の友達は私に死んで欲しい

          私が肉体的に苦しむ原因に関わってしまった つまり私の肺の病気に関わってしまった友達が居る 私の病気の事実を知ってからはずっと私から遠ざかろうとしている 今も私からのラインはずっと無視していて、最初に病気の報告をして以来一度も私に謝罪や労りの連絡はしてこない 私はその事に怒りや悲しみや絶望感を感じて一年近く生きてきた 死んだ後にも私の心の中にはその友達が現れて 「早く死んでください」って言ってくる なんでそんな事を言って来るのかの理由はわかる その友達は責任感が人よりも

          心の中の友達は私に死んで欲しい

          誰も私の為の涙は流さない

          私、コロナ後遺症が突然発症して 何日も一睡も出来ない程の咳と気道の収縮 夜中が来ると毎日首を絞められているみたいに苦しくて、息ができなくて 病院に行ってレントゲンまで撮ったけど「風邪」という診断が下りて 何日も効かない風邪薬飲みながら苦しんだ結果 最初の病院での診察が誤診で、もう今は手遅れな程に肺が傷だらけになってしまっていると呼吸器科で診断を受けた 「こうなったらもう二度と治りません」って言われた 酸素がうまく吸えない身体になって 夜に出歩くと発作で呼吸が出来なくて 毎

          誰も私の為の涙は流さない

          基底欠損

          基底欠損という言葉を知って、それが自分の根源なんだと知った http://shinri.starfree.jp/v_personality_basic_fault.html 小さい頃、お父さんの怒鳴り声で起きては 夜中の夫婦喧嘩をいつも聴いていた お父さんのエネルギー(怒り)の逃げ道は、お母さんが居なくなってからは私に代わった 今まで私はお父さんに褒められた事が無くて 自分が作ったライブにお母さんが来てくれた事も無くて じゃあ今になって両親から褒められたら私のトラウマは

          基底欠損

          たかがペットくらいで

          一般論思想というか ガワだけでしか判断できない人は 私がどんなに嘆こうとも「ペットロスくらいで」と私を呼ぶ でも例えば元々余命が定められていた子供が亡くなっても「子供亡くしたくらいで」とは親に言わない だって人の命とペットの命は重さが違うから 人より寿命が短いから 初めからわかっていたのに この日に備えられていないお前が悪い そんな風に思うんだろうよ そういう人に言いたいけど だったら自死は正しい行動でしょ 潜在的に心配=迷惑の思想だと思う 他人に迷惑掛けてはいけない

          たかがペットくらいで

          心配したんだよって言わないで

          最近よく言われるこの言葉に なんでこんなに身体が拒絶反応起こすんだと思ってずっと考えてた そしたら思い出した 私小さい頃からお母さんいなくて お父さんに育てられてて 何か小さな事で心配事を起こした時に私は 「心配掛けんじゃねえ」って怒鳴られて育った 勿論心配したぞって意味も入ってるのはわかるんだけど それ以上に「自分や他人様に心配を掛けんじゃねえ」って意味だった だから私いまだに「心配したよ」って言葉に喜びや安心を見出せない 恐怖と罪悪感しか感じられない 返す言葉は「ご

          心配したんだよって言わないで

          皆さん宛

          元気なトキを想像してる人は読まないでください 興味本位でこのノートを覗きに来た方もいると思うのですごく簡単に説明すると ・2023年1月30日トキの誕生日に、トキの唯一の生きる理由だった猫のみーちゃんが腕の中で亡くなった ・肺の損傷で闘病中だったトキは、みーちゃんを失って闘病の理由も失った ・何も無くなったので首を括ったが生かされてしまった ・そして今、生命を維持しているだけなのに周りから生存確認をされて勝手に安堵されてそれに絶望する毎日を送っている という感じです

          皆さん宛

          看取る

          人生観として、みーちゃんの最期を看取った事から全部変わったんだけど 私は最愛のみーちゃんが死に向かう姿をずっと見ていた 苦しそうに呼吸する事3時間、最期にチェーンストークス呼吸が始まって10分 おかしくなるには十分すぎる時間、私はみーちゃんの姿を見守ることしかできなかった 1番の絶望と恐怖を一人で孤独に味わった 一番大切な存在が確実に死を迎える一瞬一瞬 何度も逃げ出したいって思ってたけど、いざ立ち会った時にはそう思わなかった 見ていることしか出来ないのは自分の死より苦し

          看取る

          延命措置

          恐らく、死の一週間前にみーちゃんの楽に死ねる寿命は来ていたんだと思います 私が強制給餌で誤嚥させて、その後1時間は意識が朦朧として私の腕の中で動かなかったみーちゃん その後私が身辺整理をして、その時に出てきたカリカリを一か八か渡したら息を吹き返したみーちゃん もう強制給餌ですらご飯を食べなかったみーちゃんが、奇跡みたいにご飯をたくさん食べてくれて 多分それが原因で一気に腎臓病が悪化して ついに水すら飲めなくなった数日を経た最期だった 私が「私の誕生日前にどこか行っちゃう

          延命措置

          動物を飼うべきでない人間

          動物が好きであるか とか 甲斐甲斐しく世話をできるか とかではなくて いつまで経っても人間と動物の寿命の違いを認められない人間 それが私で、私は動物を飼うに値しない人間 私は、飼い猫のみーちゃんと20年もの時を共有してしまった 片親だった私は色々あって子供の頃に一人みーちゃんの面倒を押し付けられた 子供の私の両手で収まる小さな白い猫 みーちゃんという名前も私がつけたわけじゃない みーと鳴くからなんとなくみーちゃんと呼ばれてた 私はその頃猫が苦手だった それでも仕方な

          動物を飼うべきでない人間

          心が導く六道の業

          仏教というものの文献を独自にたくさん読んできた 曲作りのために 私は特定の宗教を信奉してはいないけど 仏教の『自分の道は自分の心が決める』という考え方が好きだ 六道という曲を書いて、六道は六つの世界ではなくて 魂の感情のジャンルなんだろうなと思った 復讐心に燃える被害者感情を修羅と呼ぶ 何一つ穢れなく生きたという心からの信念を天上と呼ぶ 人を殺すほどの心と 殺した側が浴びる、殺された側の恐怖や怒り悲しみが折り重なった感情を地獄と呼ぶ たとえばだけど 生前やり残した事が

          心が導く六道の業

          弾丸兎ノ解散ヲ許スナ

          弾丸兎さんの解散を賭けたライブを観てきました 体力が未だ万全じゃないので、身体と相談しながら途中で抜けようかなと思ってたのですが、気付いたら最後まで観入っていました 観終わって1日経って、今日思う気持ち あの空間、あの客席の中に自分が居れたという事が、なんて幸せだったんだろうという気持ち 弾丸兎さんは、出会ってきたアイドルの中で一番義理人情が強いアイドルさんで それは大黒柱のゆらさんの人柄がそうだからって思えるけどそれだけじゃない メンバー全員すごく義理堅いのです 『恩

          弾丸兎ノ解散ヲ許スナ