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勝手決算

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頼まれてもいないけど人様の企業の決算資料を勝手に読み込んで解説を試みるマガジンです。
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勝手決算:タカラトミー/決算資料の面白さで一世を風靡したタカラトミーの現在地点。

勝手決算:タカラトミー/決算資料の面白さで一世を風靡したタカラトミーの現在地点。

今回はタカラトミーの決算に関してみていこうと思います。

タカラトミーといえば、トミカなど定番商品ありますし、本社は下町のほうなので結構ディフェンシブな会社なのかなと思いますが、意外と攻めのマーケしたり、プロ経営者いれてみたり、面白いです。なんか昨年までのIRは結構攻めていた印象ですが、今年は文字ベースでちょっと普通になっておりました。

参考↓

サマリーが上記です。

売上高1648億円。と期

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勝手決算:SONY/日立製作所/丸井から見る優秀なIRコミュニケーションとは。

勝手決算:SONY/日立製作所/丸井から見る優秀なIRコミュニケーションとは。

前回のラクスルちょっと反響ありました。

noteはダッシュボードで管理画面みたいなの見れるんですが、閲読数が最高値でした。facebook連携やTwitterへの連携が効いたのか、ちょっと熱めに書いたのがいいのか。

今回はTwitterで見たような気がした今期(3月決算⇒5月発表)のベストIRとされている3社を見てみようと思います。

①SONY

②日立製作所

③丸井グループ

①SONY

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勝手決算:ラクスル/業界を騒がせたTV事業(ノバセル)が広告業界に教えてくれたもの。

勝手決算:ラクスル/業界を騒がせたTV事業(ノバセル)が広告業界に教えてくれたもの。

久しぶりにnote更新です。

決算はドンドン出てきますが、全業種を追うのは現実的に厳しいのと少ないなりにも読んでくれる人(imp)がモノによっては100を超えたので、そろそろマーケ関連に限定しようかなと思います。現業の広告業にも生きるであろうし。

今回は「ラクスル」です。

2,3年前だったでしょうか。TV事業に進出したのは。結構注目してトラッキングしてまして、初めてIRに載せたのが19年(マ

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勝手決算:リクルート/IRコミュニケーションというものを考えざるを得ない。

勝手決算:リクルート/IRコミュニケーションというものを考えざるを得ない。

今日は先日発表されたリクルートの決算を解説していければと思います。就職活動の際に第一志望でしたが、時を経てどう企業体が変わっているのか、ちょっと気になります。あの頃OB訪問をした社員さんはもうきっと、とっくのとうにやめていると思うけど、決算から読み解けることをみていきます。

まず、リクルートともあろう一大企業が「IRコミュニケーション」をやや疎かにしていることが気になりました…。たしかに「必要」

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