作戦(9) "固いコンプレックス”
こんにちは。ケータです。
長らく期間をあけてしまいました。
お久しぶりです。
豪雨が続いておりますが、皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。
かくいう私も、住んでいる長野県南部で記録的豪雨により、避難勧告が出ました。
道路も土砂崩れして通行止めになっているところがあったり、川もかなり増水しています。
今はだいぶ落ち着きましたが、まだシトシト雨が続く毎日です。
太陽の光を浴びないとやはり元気が出ないですね。笑
昔の人が太陽を信仰していたという話を思い出して納得しました!
「快晴の中、登山すること」がここ最近の夢です。
今日は久しぶりに作戦会議を書こうと思います。
最近感じたことや目標についてです。
気軽に読んで頂ければ嬉しいです!
1. 固い話と柔らかい話
最近おもしろいな。ってことがあったので忘備録として書いておきます。
(最近友達に備忘録だよ。って突っ込まれましたが、僕の世界では忘備録で使われてたのでいいんです。方言みたいなもんです。笑)
この前、学校の先生がこれから作る板挿の整理箱について、説明する前に「それでは固い説明を始める前に、柔らかい雑談から始めましょうや。」と言っていたのを聞いてとても面白い表現だと思いました。
”固い話”と”柔らかい話”
話というものは人間の考える中でしか存在しないのに。
「話」をいまだかつて誰も触れたことがないのにわかるんです。
表現としてとても好きだなと思いました。
よくある表現ではありますがよくよく考えると良いですよね。
イメージ的にはこんな感じだと思う。
(文章には全くの意味はありません。絵として見てください。)
悲観的な世界軸を旅する
宇宙飛行士になりたいと
話す彼の右手に煌々と光
る銀色の携帯電話が彼の
額を貫く矢を辛辣に放つ
【硬い話】
ふ く ら
っ し た
や た
き て の ぱ
ん
て ぃ 。 。
【柔らかい話】
声の抑揚や使う言葉、空間においても話の固さに関係してくる。
家具や建築においても同じことが起きそうだと思った。っていう話でした。
2. コンプレックス
雨の日が続き、自分との対話の時間も増えました。
「知らない間にこんなにいっぱいのコンプレックスのコレクションができていたんだなぁ。」と気づくこともあって。そろそろ断捨離したいと思うのです。
人間って少しの期間でガラッと変わるものだと、つくづく感じます。
だからこそ、今考えていることが全てではないし、日々変わっていく自分に寄り添っていかないと疲れてしまうな。と思っています。
”芯のある人間”を履き違えると自分の首を締めてしまう。
ただ硬いだけの柱の家が地震に強い家かというと、そうではないのと同じだと思います。柔軟に外からのエネルギーを逃すことも大切なのです。
前の作戦会議の記事でも書きましたが、
今年、二級建築士の試験を受けています。
会社の時に資格をとれとれ言われて、「和歌山の海鮮市場かよ!」って思っていた私。(とれとれ市場)
落ちても会社が忙しすぎるせいだと言い訳吐いて逃げていました。
「大学の時に建築を学んでいたから大丈夫だろ」って周りから言われることが多いですが、結構遊んでしまっていたんですよね。。。
ほんとこれがずっと僕の”コンプレックス”になっています。
建築が好きではあったのですが、それ以上にサーフィンが楽しかったり、海外にバックパッカーしたり、それはそれでとても良い経験だったのですが、他の建築漬けの人たちとは明らかにレベルの差ができていました。
何のために資格を取るか。それは、人それぞれ理由があると思いますが、私自身はこのコンプレックスを乗り越えるために取ります。
家具を勉強し始めて、改めて建築が好きだと感じました。
まず家具、建築とカテゴリーを分けるのもあまり好きではなくて、家具も建築同じ。私は、「作ること」、「生み出すこと」が好きなんだと思います。
9月の製図試験にむけ勉強頑張ろうと思います。
3. 接ぎ(はぎ)
今の学校の課題で整理箱(キャビネット)を作っています。
その中で、「接ぎ(はぎ)」という工程があります。
接ぎ
接ぎ合わせること。布と紙などをつぎ合わせること。また、その部分。(引用:goo辞書)
木工でいうと幅寸法が足りない部分において、木材と木材を接ぎ合わせることを言います。
それが意外と難しくて。。
こんな梅雨は特に木材は反るので綺麗な面を作って、うまく固定しないといけないのです。
そんな中、のみで指を切ってしまいまして、5針縫う始末。。
自分の指も接いでいます。笑
(これに関して実際はあんまり笑えてないです。顔ひきつってます。笑)
最近使用し始めた木工機械も、危ないものが多く、一歩間違えると大怪我につながります。
よく工房に見学に行くと指のなくなった人が結構います。
前職でもよく言われましたが「安全第一」。
自分の身は自分で守るためにも良い教訓になりました。
怪我をすると作りたくても作れなくなる。
「足らざるに足るを知る」を身にしみて感じました。
柳宗悦さんリスペクトです。
さて、今日はこの曲を聞きながら勉強しようと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
ケータ
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