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イギリス買付日記 3日目 エキサイトのちロンドンより南に南下 2024.06.17

買付3日目の朝も気持ちよく晴れ。
この日は午前中のみ買付で、その後はロンドンの南側あたりまで南下する、
半日くらいを移動に使う日となります。

すっきりとした空を見て気持のよい朝

前の日に買っておいたサンドイッチとヨーグルトをホテルで食べてから、
本日の買付場所へ。
行く前からどうしても実物を見たかったアイテムがあったのでワクワク。

雲が可愛い!

空が広く見えるからなのか、こっちの雲がそうなのか。
雲の形がすごく可愛い。絵にかいた雲のようで。
いつも電車や車での移動中は空と雲を楽しみます。
そして、教会も見ちゃう。

ゴシック様式が素敵な教会

そうこうしているうちに到着。
そして、とうとうレアアイテムとご対面。

それがこちら。



見た瞬間は本当に声が出ませんでした。
個人的なコレクションだったらあきらめようと思っていましたが、
「これを買うことができますか?」と聞いてみたところ、
「もちろん!」と、快く譲ってもらえることに!

ここで少しこのデザインのメーカーについて。

Midwinter Potteryというテーブルウェアメーカーのブランドがありました。
1910年にストーク・オン・トレントで設立されたイギリスを代表するメーカーで、1950年代にはテレンス・コンラン(Terence Conran)ジェシー・テイト(Jessie Tait)らがデザイナーとして活躍し、素敵なデザインのパターンを生み出したブランドです。

スティーブン・ジェンキンス著のMidwinter potteryのコレクターズガイド

そのテレンス・コンラン(Terence Conran)デザインのCHEQUERS(チェッカー)のファブリック。
それを目の前にしてエキサイトしないわけがないです。

テレンス・コンラン(Terence Conran)と言えば、日本でも東京や福岡に「ザ・コンランショップ」があり、コンラン卿が1950年代にデザインしたCHEQUERS(チェッカー)が復刻されて販売されていました。
下の写真は私のコレクションで、
右側がテレンス・コンランがデザインした1957年のオリジナルCHEQUERS(チェッカー)が右側です。
左側はジェシー・テイトがデザインした1956年のFlower Mist(フラワーミスト)。
どちらも使える状態なのですが、こうして飾って楽しんでいます。

左:ジェシーテイトデザインのFlower Mist(フラワーミスト) 右:コンランデザインのCHEQUERS(チェッカー)

あぁ久しぶりにものすごくエキサイトしました。
このほかにも数点ファブリックを入手しましたのでまた後日紹介します!

無事に欲しかったアイテムを入手し、さて移動。
昨日ロンドンから北上してきたはずなのに、今度はロンドンよりも南まで南下です。
距離でいうとおよそ300kmほどの移動距離。

移動途中で会う約束をしていた人にも会い、
スーパーでお買い物+パッケージデザインを楽しむ時間。

やっぱり雲が可愛い。
色使い、フォント、購入意欲を相当掻き立てられるパッケージデザイン。
ワインボトルです。フォントの使い方最高!
今回ずっと気になっているこの食べ物。そしてパッケージがどれも可愛い。

宿に到着して荷物を置いてから、なんとも幸せなモフモフタイムがやってきました!
これは想定外だったので、今日2回目のエキサイト!
オーナーさんが所有する庭で一緒に大はしゃぎ!

ねぇねぇこの棒で遊ぼうよーと誘ってくるワンコ
ほら、遊ぼうよ。
取れるもんなら取ってみな!と絶妙な距離感。

お気に入りの棒を使って遊ぶのですが、持ってきてくれると思いきや、
「なんならとって見ろ!」と絶妙な距離感。
棒を取りに近づくと逃げるという・・・

遊んでもらっているのがどっちか分からなくなっていました。
きっと私が遊ばれていた方だと思います。

明日からはいよいよ本格的な買い付けがスタート。
どんなアイテムと出会えるか、ワクワクしながら3日目これで終了!

この空が夜の7時半。気持ちよかった~!

4日目につづく・・・


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