自己紹介　IT業界に入った経緯

何かみんな書いてたりするので書いたほうが良いのかなと思って書きます。

一社目

18歳で入ったSHARP(株)を24歳の時に退職しました。まだ買収される前。
製造部から営業部へ異動となり収入が激減(後に給与の下がり方が異常の為職安でそれは違法だったと教えられるｗ自己都合から会社都合に変更になりました)仕事はそれなりに楽しかったし、良い人達ばかりで環境としては恵まれていたがこのままでは生活できないと思い、退職を決意。

二社目

その後色々な企業の求人へ応募するもそもそも新卒で大企業へ入れたのがタイミングがよかっただけで、そうそうネームバリューのある企業に入れるわけもなく、中小零細へ再就職。再就職したはよいものの総務/人事に騙され「残業すれば希望額に届くよね？」などと吐き捨てられトイレの便器に並んだタイミングでその方に退職の旨を伝える。
「えっ、このタイミングで言う！？」と苦笑いされたのを覚えています。
ここでは3か月。

その後は手当たり次第に応募しまくるも採用されるのは常に人手が足りない業界くらいでした。そりゃそうだ新卒カードがなければ普通科出のただの無能を雇うところなんてないだろう。

三社目

物流業界(過度な全身の筋肉痛や熱中症により3日)泣きながら当日朝に電話で辞めますって言いましたｗ

四社目

半導体製造(クリーンルームの気圧調整で頭痛がするため1日)
初日は体験のはずだったのに、もう入社手続きしちゃったよ･･と言われましたが、すみませんと謝ってアルバイトの扱いに変更してもらい退職。
正社員扱いだと厚生年金とかで不足がでるからその分をこちらの持ち出しで会社に払わないといけなくなるんだそうな。

五社目

製糸工場(給与は15万だよ、と言われたのでキープしつつ辞退)
本当に15万でいいの？とニヤリ顔の代表にドン引きしました。
15万というのは当時の一番最低給与のラインでした。

そうこうしている内に最初に辞めてから受給していた失業給付金が通算半年を迎えそうな頃、職安の求人票に学歴・資格不問のヘルプデスク(IT業界)の求人がありました。
いつも通り手当たり次第だった私はこの求人とその他4件の求人を受付に持っていきました(一度に受付できる数が5件までと決まっている)

応募の流れとしては、受付の人が応募企業にその場で電話して段取りを決める(まずは履歴書・職歴を送付してから等)のですが職安の受付の人が、応募者と直接話をしたいそうですと受話器を渡されるｗ
戸惑いつつも、明日ですか？わかりましたと二つ返事で面接へGo。

六社目「なんで私を雇ってくれたのか」

面接ではこれまで働いていた会社のことや、何で転職するに至ったかなどをお話ししました。
そこの社長にアナタ、ソレハセケンシラズダヨ！と小馬鹿にされましたが悪気はないのでしょう。

面接官が面白い方でかなり盛り上がりその場で採用と通達されました。
私もその場で入社意思をお伝えしました。
面接終了後にもう一社面接の約束がありましたが、面接まで20分というところでお祈り電話をいれました(今考えればちょっとクズだったかもｗでも連絡なしでぶっちするよりはいいよね)

後日歓迎会もかねて面接官と話す機会があったので「なんで(無能な)私を雇ってくれたんですか」と聞いてみました。
すると、ただ一言「喋れるから」だそうでコミュ力がないとまともに仕事も進められないからだそうです。
（ここで言うコミュ力とは会話を途切れさせない、話題の引き出しが多い。ということではなく、相手の質問の意図をちゃんと汲み取り、適切な回答をする一般的な能力のことです。そういった事に難がある方が多く、質問の回答にならない方が割と多いそうです）

この時にコミュ力ってぇのは金になるんだなぁ～と感じました。
(私は自称コミュ障なんですけどね)

そして3年半、客先常駐のヘルプデスク要員として公共施設(浄水場や市役所、電鉄等)のサーバーや大型計算機、ホストからクライアントワークステーションの保守・点検をしていました。
一人、パワハラ気質な人が上司で3時間立たされて説教されたり、しまいには頬をしばかれたりしましたｗ

私はメンタルが強いというか鈍感なので(でもニュースとかでもらい泣きしちゃうｗ)普通の人であれば説教で立たされて半日が終わるなんてことを連日されると病んで辞めてしまうと思うのですが、私は説教されてるときも「こんなんで給料もらえるとかラッキーじゃん」と思ってました。せっかく入った業界だし。

さすがにしばいたのはダメなので更に上司の方に怒られてましたｗ
それからは丸くなって優しくなりました。
ここでは契約期間などは特になく、ずっとこの客先にいるのだろうと思ってました。
ある時契約を終わらせたから次の現場は開発の現場で！と唐突な通達。
私としてはまだまだH/Wのほうでやりたかったし、プログラミングなんて知らないしで、単価は上がって会社の収益にもなるのだろうけども、私の給料に反映されなければただただ私が多忙になるだけなので、何より私の意向は完全に無視だったので辞めますとお伝えしました。

七社目

そして今の会社です。
派遣ですが、厚生年金など基本的な福利厚生はちゃんとあるので前職より待遇はかなりよくなったと言えます。当然ですがマージン率もＨＰで公表しています。以前の会社は教えてくれなかったしそれを疑問に思わなかった。

今の会社では最初の現場の契約が3年で終わってしまって、今の現場は2つ目です。
最初の現場はキッティングマンとして入りましたが、最終的には社内SE的な立ち位置になってました。
今まではインフラ運用をやってきましたが、今後のキャリアプランとしてセキュマネあたりを目指していきたいと思いつつも、案件ってほぼ無いし、ネットワークの知識はどれでも必要だし～ってことでプランがブレながらも模索中です。

表題の経緯としては本当にたまたまタイミングがよかっただけで、私は運とコミュ力で生きてるんだなと思いました。