夫のトリセツより⑩一部要約 「レストランでは女性を壁側の席に」 その昔、私が学んだ知識(マナー)です。 当時の私は「よくわからないけど、つまり良い席だから もてなすために譲るのだな。とは言っても、別に男性が 壁側に座っていいでしょ」と勝手に解釈していました。 しかし本書を読んで衝撃。 「レストランの二人席では女性を壁側に座らせること。 男性が壁側に座るカップルはうまくいかない」 と、言い切っていたんです。 理由は「男性が、目の前の女性に集中できなくなるから」 え?ど
夫のトリセツより⑨一部要約 赤ちゃんの喃語(ばぁ、ぶぅ)に応えない母親が 20年ほど前からずっと増えているという。 母親が子の喃語に反応して反復することは コミュニケーション能力の基礎をつくるもの。 さらに表情を見せて、穏やかに語りかけることで 子は共鳴動作を学んでいく。 公共交通機関で、母親と子のコミュニケーションを 見なくなって久しい。むしろコミュニケーションを してはいけないような風潮すらある(コロナ前ですらも)。 そうして育った子供がどうなるか、というと 共
夫のトリセツより⑧一部の感想 筆者の黒川さんと俳優の藤竜也さんの対談のくだりがあり それに心打たれてしまった。 藤竜也さんは80歳近くなのだが 奥様と毎晩、おやすみなさいの握手をしているという。 藤さんは語る 「彼女(妻)の手が美しいんだよ。 もちろん、血管の浮き出た老人の手だよ。 でも、美しいと感じるんだ。 目の前に若い女性の白魚のような手があっても、 ちっとも美しいと思わなくなった。 彼女の手が愛しくて、ときどき涙が出る」 背中が張り詰めるほど、衝撃を受けました。
夫のトリセツより⑦一部要約 容姿端麗、頭脳明晰、行動力も、資産もすこぶる持ってる。 考えうる限り完璧な異性Aさんがいたとします。 容姿そこそこ、頭脳それなり、少しだらしなくて金欠気味。 そのへんにいそうな異性Bさんがいたとします。 このAさん、Bさん、どちらももあなたの好みだとして どっちの人となら一生添い遂げられそうてすか? 人の脳は、興奮する仕組みがある程度解明しています。 その一つが、インタラクティブ(相互作用)。 (自分が存在すること、また行動することで 他者
夫のトリセツより⑥一部要約 「この服、どうかな?」 「えー・・・それ買うの?」 「この店、日本初出店なんだって」 「うわ高っ。え、ここで食べたいの?」 「海外に行きたいねー」 「外国に行きたいの?日本語通じないとちょっとね」 嫁の意見に少しでも「えっ?」って思ったら即否定。 過去の私、けっこうやらかしてます。 言い訳になりますけど 『危機意識の強い男性脳』を持つ夫としてはよくあること。 これは変化を嫌い、現状維持を望んでいる状態なのです。 だから、似たような服なん
夫のトリセツより⑤一部要約 「ねぇ、夫くんは、栗ごはん好き?」 先日頂いた栗で、栗ごはんを作りたいという嫁。いや嫁様。 喜び勇んでスーバーへ直行し、出汁昆布と餅米をゲット。 最強の栗ごはんは目前です。 「あれ、でも嫁ちゃんて、栗キライだよね?」 嫁様は栗が苦手。モンブランだって食べられない。 「私は食べないけど、いーのよ。作るの好きだからね」 そう言って自分は食べない(食べれない)にも関わらず 美味しい栗ごはんを作ってくれた嫁様に感謝。超感謝。 そんな料理上手な
夫のトリセツより④一部要約 私は「ぼ〜」っとするのが好きな子供でした。 「ぼ〜」っとするというのは、目の焦点を外すこと。 ピントがずれたままの世界を感じるのが大好きでした。 「あ!またボケーッとしてる」 友達にはよく言われたけど、めげずにこう返してました。 「これやると気持ちいいんだって。君もやってみなよ」 目の焦点を合わせないでいると 脳が休息モードに入るのが実感出来るんです。 視覚映像処理の激務から脳が解放されているのです。 さて、男性脳はおしゃべりが苦手です。
夫のトリセツより③一部要約 「記念日に本を贈り合わない?」 私と嫁はかなりの読書好き。 どちらともなくそんな提案をして、するりと採用。 数年で本棚が圧迫されまくったので廃止になったけど やってよかった『定番』でした。 男性脳は『定番』が好き。大好きです。 だって、楽だから(笑)。 頭を悩ませないで相手を喜ばせられるんなら即採用です。 しかし、女性脳は『定番』だけでは物足りない様子。 たとえば風邪を引いたときに優しく看病してくれるなどの 『非定番』が欲しいわけです。
夫のトリセツより②一部要約 「またシャトレーゼでアイス買っちゃったのよ」 みたいな、何でもいいこと。 男性脳にはこの発想が難しいという。 たしかに!と思わず膝を打ちました。 私を含めた男性脳って オチの無い話を聞くのもキライだし オチの無い話をするのもキライなんです。 話に意味を求めているんですね。しかも過剰に。 『オチありき』で話を始める傾向があります。 でも女性としては、話をするのはあくまでも導入であって、 その一言がきっかけとなり 「最近人気だもんね」「何買った
夫のトリセツより①一部要約 「今日、私に起こった悲しい出来事を話してあげるね。 あなたがするのは、優しい共感。わかった?」 著者である黒川さんはこれを数回行ったら夫に定着し、 今ではすっかり共感とねぎらいで話を聞いてくれています。 うーん、すごい。素晴らしいワードセンス。 男性は『察する力』が女性と比べると極端に低い。 言葉でハッキリと『誰が』『何を』『どうするか』を 言わないと伝わらないのです。 正直な話、私も嫁に冒頭のように言われたら助かります。 このあいだもこん
■夫のトリセツ 著:黒川伊保子 以前嫁が貸してくれた『不機嫌のトリセツ』が やたらと面白く、心に刺さったので購入しました。 これは『夫の生態』を女性目線かつ脳科学の観点で 書かれている、まさに夫の取扱説明書なのです。 ・夫の思いやりがない ・夫と一緒にいる意味がない ・子供が巣立った後、夫婦二人になるのが怖い 夫に対してこのような心当たり・・・がある女性に最適。 筆者の言葉を借りるならば 夫も妻も、読んでみれば、きっと胸のつかえがおりるはず。 私(男性側)が一読し
破壊力ありすぎなタイトルに惹かれて買ったら面白すぎ。 あらすじを三行で説明すると 夫がやらかし 妻シカト 地獄 うん、だいたいあってる。 この本の面白いところは『夫視点』『妻視点』 二つの視点で物語(地獄)を見れるところ。 読み手が夫であれ妻であれ「あるある」と言えるところ。 しかし他人の不幸を覗き見るような楽しみではなく 「こういうことをするとパートナーに嫌われる」という 反面教師的な本としての価値が大いにあります。 おすすめ!
「今年はねぇ、作るよ!」 「作るって、バレンタインチョコレート?」 「そうそう」 「まじかよありがとうございます」 「ただねぇ、何作ろうか悩んでるのよね」 「ん?」 「ただのチョコじゃつまんないじゃない?」 「待って待って、おかしいおかしい」 「何が?」 「バレンタインチョコレートを作ってくれるんだよね」 「そうね」 「じゃあフツーにチョコ作るんじゃないの?」 「や、だからつまんないじゃないそれだと」 「いやあ充分だよ。フツーのチョコ食べたい」 「
ストレス0の雑談より⑤総集編 私、高級美容院に通っています。 カットだけで1200円。高級すぎて怖い・・・! そこでよく担当してくれるお兄さんがいるんですけど ちょっとシャイな方でして、基本無口なんですね。 カット中は寝て過ごす私としては好都合なんですけど ある日突然、ビビッと閃きました。 『雑談スキルを使ってみよう』 と思い立ったのが半年前。 今ではめっちゃフレンドリーになりました。 毎回めちゃくちゃ喋ってきます。寝てる暇はありません。 良い雑談ができると他人との
ストレス0の雑談より④一部要約 私と嫁はよく雑談をするけどよくケンカにもなります。 なんでケンカになるのかというと 相手の話を遮って話しちゃうからなんですね。 やっぱり夫婦でもお互い、自分の話を聞いてほしい。 自分の好きな話を全部語れるとものすごく気持ちがいい。 だからお互いに、話題を奪い合って話散らかしていました。 それはそれで楽しかったんですけど その先の楽しさがあることに気付いてしまいました。 それが『相手の話を聞く』楽しさです。 『相手の話を聞く』っていうの
ストレス0の雑談より③一部要約 私がこの世で一番話をしているのは嫁です。 一日3時間は雑談しています。ちょっと喋りすぎです。 なんでこんなに喋るのか、嫁と議論したことがあります。 いろんな価値観が似ているからではないか? という結論に達しました。 やはり共通点が多いのは『雑談』においてかなりの強み。 しかし世の中の『他人』は違う価値観だらけです。 そんな価値観の違う人達と、どう雑談すればよいのか。 その答えの一つを、本書では示してくれています。 『共通点ではなく相違点