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「いい親」じゃないけど、子供を愛している

母の日はもう過ぎてしまったけれど、近所のスーパーのレジ前には子供たちが描いた「おかあさん」の絵がまだ所狭しと飾られてました。
レジ待ちしながら1枚1枚を眺めていると、心の中に柔らかい暖かさが広がっていきます。

といっても、この絵を描いていた子供のいるおうちで、毎日それなりの「修羅場」が展開されてることも容易に想像つきます。

仕事に行って、子供を迎えに行って、お買い物して、お家に帰って、ご飯作って...。やることいっぱいのかあさん。
そして子供はかあさんの言う通りに動いてくれなかったりするわけです。

子供も不機嫌なときもある。かあさんも不機嫌なときもある。
不機嫌と不機嫌がぶつかりあうときもあるでしょう。

日々のいろいろに翻弄されたあと、ふっと時間ができたときに、
「なんで、こんなことになってるんだろ?」と自問自答しているかもしれませんね。

なかなか「いい親」にはなれないものです。

「いい親」になりたいのは、どうしてなんだろう?

思い通りの子育てができなかったり、自分がなりたいと思っていた親になれないこともあるでしょう。そんな自分を気づかないうちに責めていたり、薄ぼんやりと罪悪感を感じていることもあるでしょう。

もしそうだったら、
一旦、「いい親」になるこだわりを、横においてもいいかもしれません。
少し肩の力を抜きましょう。

そのあとで、余裕があれば
「なりたい親」「いい親」になることで、
何を得ようとしているのか、振り返ってみるといいでしょう。

もし「あなたのなりたい親」や「いい親」が
「あなたが子供の頃に、欲しかった親」だったとしたら
あなたのなかに残っている子供時代の欠乏感が
心の奥深くでまだ、声をあげているのかもしれませんね。

あなたは、自分の子供に
自分のような欠乏感を感じさせたくない....と
深いところで望んでいて、
それで「いい親」や「なりたい親」になろうとがんばっていたのかも。

もしそうだったらね、もしそのことに気づいたら、
心の中にいる、子供の頃の自分をやさしくハグしてあげてください。
(あ、なーんとなく、イメージでいいです)

そしたら、きっと、気がつくでしょう。

あなたのお子さんは、
あなたがどんな親であろうと
そのままで愛いっぱいの存在であったことが。
そして、あなたも深いところで、
お子さんを愛いっぱいでつつみこんでいたことも。


今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。


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