出逢いが織りなすハーモニー
たとえば「あなたが好きだ。」と言われたとする。
わたしは、その言葉をそのまま鵜呑みにはしない。
その言葉が纏うエネルギーをただ感じる。
すると時々、嘘だな、と思うことがある。
そんな時は、そんな嘘つかなくても、本当のこと言ってくれたらいいのに、と思う。
わたしは、昔から、耳障りのいい言葉よりも、とてつもなく本当の音を求めている。
本当の音、本物の音、それは、本音だ。
本当は言いたいけど言えない、そんな想いを察知したとき、相手に振動を与えるがごとく、揺さぶりをかける。
その時、凝り固まった心身に隙間が生まれて、初めて聴こえる音がある。
そしてそこには、真逆の裏腹な想いがあることを知る。
それを知れたとき、わたしはとてつもなく安堵する。
よかった。出てきた。ってね。
昔は、本音を知ることで、たくさん傷付いたし、悲しい思いもした。
でもね、耳障りのいい音でごまかしてみたとして、それってやっぱり隠せないんだよね。
言葉に出来なかった想いが、人生の中では誰しもきっとたくさんある。
だけど、言葉にしたくて、でも出来なくて、閉じ込められ、封印されてしまった想いに、後で苦しめられることをわたしは身を持って体験したから、目の前の人には、いつもそのまま言って欲しいと思ってる。
それが勇気のいることだってこともわかってる。
それでも、あなたの目の前にいてくれる人を信じて、その想い伝えてみて。
“この言葉を言うために、あなたはわたしの目の前にいてくれたんだ。”って、その時初めてわかるよ。
その時初めて、気付くよ。
その時初めて、「わたし」は「あなた」と出逢うよ。
抑えつけて、我慢して、殻に閉じこもってる世界は、ひとりきりだよ。
自分しか見えてないんだよ。
「わたし」と「あなた」が出逢うとき、
そこに初めてハーモニーが生まれる。
それが、ひとつになるということ。
人は、ひとつになるために、出逢うんだよ。
それが、出逢いが織りなすハーモニー。
光と影と青空と緑とレースのカーテンと。
心地よいハーモニーはそこら中に鳴り響いてる✨
ご覧いただきありがとうございます✨ 読んでくださったあなたに 心地よい風景が広がりますように💚