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人間工学の基本を覚える

今日もインテリアコーディネーターの資格勉強をしていきましょう!

このnotoはインテリアコーディネーターの資格を取るための勉強を発信しています。
興味のある人は、是非テキスト代わりに勉強していって下さいね!

子育て中のママや仕事の合間にサラッと読むだけで覚えられるので、是非活用してみて下さい。


今日からは、インテリアコーディネートの基本を覚えています。
レイアウトや寸法、デザインの要素となる色や形などを勉強していくので、なかなか文章だけでは説明できない部分も出てくると思います。そんな時は、画像やイラスト(下手くそですが。。。笑)を作って説明してきますね。

少しでも皆さんと一緒に勉強できたら自分自身の励みにもなります!笑

初めましての人は、こちらもあわせて読んで見て下さいね。

ここで分かる事とは?
1. 人体寸法の略算値が分かる!
2. 生活姿勢の4つの分類が分かる!
3. 人と人との距離感が分かる!



人体の寸法と動作空間を覚える

まず初めに「人間工学って何?」と思う人もいますよね。

人間の体の能力特性をもとに機械や装置を設定しようという考えから生まれたのが人間工学です。
インテリアや家具などは、人体の寸法や動きの動作に基づいて設計されています。

人体の各部分の寸法は、身長にほぼ比例しています。
身長(H)に係数をかけて各部分の寸法を略算で求めることができることができます。

人体寸法の略算値

椅子やベッドなど、座ったり寝たりの姿勢では、人体各部の質量(重さ)の割合でる質量比も大事になります。
頭部の質量比は全体重の8%程度です。
背もたれのない椅子に座った場合は、全体重の85%が座面にかかります。
ひざ下の質量は、約15%になります。


生活姿勢の分類を覚える

人間が生活するうえでの姿勢には、4つに分類されます。

生活姿勢の名前は、試験でもよく出題されるのでしっかり覚えると良いですよ!

立位姿勢(りついしせい)
立った状態や立ったままかがんだり、中腰などの姿勢の事です。

椅座位姿勢(きざいしせい)
椅子に座ったり、何かに寄りかかったりする姿勢の事です。

平座位姿勢(ひらざいしせい)
床に腰を下ろしたり、ひざをつけたりする姿勢の事です。

臥位姿勢(がいしせい)
寝ている姿勢の事です。


作業域の分類を覚える

人間工学では、一定の場所で手や足などを動かしたときにでる空間の事を作業域と言い3つに分類されます。
作業域を寸法で表したのが動作寸法です。

水平作業域
机や作業台などの水平作業面上で、手の届く範囲の事です。

垂直作業域
腕を上下に動かした時に手の届く範囲の事です。

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