コッキンポンコ

8歳の息子は某有名私立の小学校に通っております。塾に行かずにコネもなしで有名幼稚園受験…

コッキンポンコ

8歳の息子は某有名私立の小学校に通っております。塾に行かずにコネもなしで有名幼稚園受験で合格しました。私立に行くのは何も金持ちだけじゃない。そういうことを世間に証明したいと思っています。それと流行りの早期先取り教育に疑義を呈します。専門家の議論大歓迎です!

マガジン

  • 酒とビンボーの日々

    カネがない! 50歳を手前にいったい何をやっているんだ!? てんやわんやの酒と子育てとつまみと妻といろんなことを書いていきます。

  • ロックンロールと世界精神について

    ロックが死んだ今、その持つ力とはいったい何だったのか? それを後世に伝えるのが自分の使命だと思っております。世界の持つ雰囲気、時代の持つ緊張感など僕たちの現代性をも凌駕する出来事やアイデアなどを紹介していきます。

  • コロナ療養日記 ~感染からホテル療養終了までのエトセトラ~

    あんなに気をつけていたのに!  新型コロナウィルスに感染してしまったら、やっておきたいことやっておくべきこと。ホテル療養の申し込み方法・現都政の遣っているサービスの紹介・保険の申し込み確認など完治するまでのあれこれを紹介します! ホテル療養での体験談や考えたこと、やっておきたいことなども書いています!

最近の記事

酒とビンボーの日々 ⑭誰がためにカネは成る?

僕はよく酒のつまみを探しに 近所のスーパーマーケットをはしごする。 一日数件、駅前に集中しているスーパーから 駅から1キロ以上離れた郊外のスーパーまで、 高級な紀伊國屋とか明治屋クラスから民度の低い安悪(やすわる)スーパーまでありとあらゆるところを偵察する。 すると世の中がわかるような気がする。 まずはモノの値段やら商品の質、品ぞろえをみながら、 値上げするための準備をしていることなども見て取れる。 冬であったら、葉物野菜の高騰はある程度仕方ない。 夏や秋口に一個100

    • 酒とビンボーの日々 ⑬むしり取られるビンボー

      これは「ビンボー生活あるある」なのか、 水道代や光熱費を銀行口座に入れておくのに 残高が足りずに落ちていないということがある。 これはまったくの謎でしかない(笑) 大体、ビンボー家の僕は妻に全給与を渡し、 そのうえで2万の小遣いと家賃と水道・光熱費をもらう。 2万の小遣いとはいえカードで落としている分があるので、 半分はその返済で消えることになる。 それに妻が渡してくれる費用は一切の無駄がなくピッタリなので、 何か少しでも齟齬があると一切口座から落とされないのである。

      • 酒とビンボーの日々 ⑫ケガのビンボー

        2月の後半に寒い時期が続いたが、その時であろうか、 しばらく右膝のあたりの表と裏に張りを感じ、重くだるい感じがしていた。 寒さのせいだろうと高を括り、 歩いて体を温めれば自然に治ると思い込んだ。 しかし、無理に歩き続けたことが原因でそのあとすぐに 右足を地面に着けるたびに右膝に激痛が走るようになり、 歩くのも困難になってしまった。 50歳を手前に膝を壊してしまったのである。 僕の父も自分と同じくらいの齢に右膝の間接を痛めて、 そこから20年くらい経てから悪化し、 70代

        • 酒とビンボーの日々 ⑪季節のビンボー

          清少納言は「春はあけぼの…」と言った。 世は春としてイメージするものは「誕生」であったり、 物憂い気質のようなものであったり、 若いからこそ感じられるアンニュイであったり、喜びであったり。 だからこそ、気分のジェットコースターのような高低差のある情動に耐えることができるのである。 ただ、もう50に手が届こうという僕にははたで聞いている分にも そういう高低差がありまくる彼らの言動が辛くてたまらない。 勤め先が大学に近いので4月になれば新入生同士の意味もない興奮にうわ滑るよう

        酒とビンボーの日々 ⑭誰がためにカネは成る?

        マガジン

        • 酒とビンボーの日々
          12本
        • ロックンロールと世界精神について
          7本
        • コロナ療養日記 ~感染からホテル療養終了までのエトセトラ~
          10本

        記事

          酒とビンボーの日々 ⑩金持ちとビンボー

          もう4年前くらい前のことだからいいと思う。 店に迷惑をかけたわけじゃないし。 お客で、素性がよくわからない人なのだが、 働かなくても良いのだけど、世界というものを知るために働いている、 という人がいる。 その人の家は代々大臣を出している家系の人らしく家は金持ちなのだとか。 服を店で買ったことがなくてショップの人が服をもって来てくれると言っていた(笑) 要はその人が着ている服はとてもいいものだそうで全身で100万はくだらないそうだ。 イメージとしてはYoshikiとかGack

          酒とビンボーの日々 ⑩金持ちとビンボー

          酒とビンボーの日々 ⑨ボクの若いビンボー

          前のレビューで今の若い者たちとのやりとりを書いたので、 今回は僕の若い頃の話をしようと思う。 テクニックもなく、どうすればよいか分からなかった営業時代の話だ。 そもそも論として、若い人たちにこういう自分が若い頃にやっていたことを話すのは現代社会ではタブーである。 そういう身にならない話と言うのは若い者からすればコスパが悪く、アナクロニズムに過ぎないのである。 ただ、人生の先達として言うならば、 そういった先達の話を訊かないというのは自分たちが生きていくことのなかにある「豊

          酒とビンボーの日々 ⑨ボクの若いビンボー

          酒とビンボーの日々 ⑧夢で腹はふくれるか

          今回は若さにおける「ビンボー」についての話。 僕は、会社では営業部長代理みたいなことをやっている。 主な仕事は月々の売上の達成のための部内の管理と 自らその目標を達成するための商品受注に尽力している。 ある程度は自分でやって部下に見せてはいる。 それはこちらがある程度数字を上げないとナメられるからだ。 受注もしていない部長代理が何言ってんだよ、なんて思われたら最悪だ。 会議で自分がこれとこれを中心に売上計画を立てたい、 とか言ってんのにその本人が受注できないなんてなった

          酒とビンボーの日々 ⑧夢で腹はふくれるか

          酒とビンボーの日々 ⑦ビンボーで二度死ぬ

          いかんせん、どうあがいても「ビンボーは二度死ぬ」のである。 唐突に強烈に始まるこのタイトル。うーん、いいねえ。 いずれ人間は死ぬのだが、ビンボーは人間を2回殺すという訳だ。 1度は精神的にブチ殺し、 2度目にじわじわ貧困に苦しみぬいた肉体を死に至らしめるのである。 死神よりも恐ろしいと言っていいだろう。 ビンボー神の存在は関わった人間に生きながら殺される生き地獄を体現してくれるに相違ない。 当の僕も何十年もかかって殺されている最中なのである(苦笑) ここまで僕はどうに

          酒とビンボーの日々 ⑦ビンボーで二度死ぬ

          酒とビンボーの日々 ⑥ビンボーに絶望

          これまで散々、自分にお金がないことを書きなぐってきた。 以前、子どもが幼稚園からのエスカレーター式の私立の学校に通っているのでお金がかかるという話はしたと思う。 このご時世、年収が800万あれば富裕層と言われるらしいが、 はっきり言ってそれくらいでは 僕の子どもの通う学校には通わせることはできない。 入学時には、入学金・寄付金(上限なし)・制服や備品の購入代金などで途轍もない金額に膨れ上がってしまった。明細書を見せられてしばらく信じることができずに2、3日寝かせておいたほ

          酒とビンボーの日々 ⑥ビンボーに絶望

          酒とビンボーの日々 ⑤ビンボーで殺して

          旧年中はずいぶんとビンボーを喧伝してしまったが、 今年も懲りずにやっていこうと思う。 年が変わったからと言って、ビンボーであることには変わりがないからだ。 さて、僕は「食べログ」とか「YouTube」なんかで 誰も行けないような高い店が掲載された記事や動画を観て、ため息をつく。 ミシュランガイドで星が付いた蕎麦懐石、 予約が取れない会員制の鮨屋、 帝国ホテルの鉄板焼店で食べる夕食、 挙げてみればきりがない。 うらやましい。 とにもかくにも、うらやましい(笑) だから

          酒とビンボーの日々 ⑤ビンボーで殺して

          酒とビンボーの日々 ④奥渋でビンボーウォーク

          年の瀬も押し迫ったある日、仕事で渋谷から帰ってきた。 しかも、奥渋と呼ばれるところから。 奥渋とは渋谷の奥の宇田川町などの松濤の下の一地帯のことをいう。 渋谷の奥だけに「奥渋」だなんて。 そんな言い方をし始めたのはここ10年くらいだ。 昔は本当に知る人ぞ知る地域だった。 そこは小金を持っている人たちが集まる隠れ家のようなお店がたくさんある。 僕が大学生のころ、アルバイト先の社長にこのあたりの自宅兼店舗みたいな天ぷら屋に連れて行ってもらったことがある。 もちろん場所は知ら

          酒とビンボーの日々 ④奥渋でビンボーウォーク

          酒とビンボーの日々 ③酒とビンボー

          酒とビンボーとの相性というのは実に良い。 ビンボーのあるところには酒がある。 たしかに酒を飲んでうさを晴らすというのもあるけれど、 ビンボーは身体に沁みるのだ。 ビンボーについて言及すれば、演歌が心に沁みたりもする。 それは僕が40代後半だからということだけでもあるまい。 演歌の中にそこはかとなく感じる、貧しさをベースに苦しさ・厳しさ・哀しさ・寂しさ、などが溢れたような歌を聴くと思わず落涙を禁じえない。 例えば、八代亜紀の「舟歌」なんか聞いて酒を飲んでしまうと堪らない。

          酒とビンボーの日々 ③酒とビンボー

          四谷ジャズ喫茶「いーぐる」体験記

          左翼文化としての象徴的なジャズ 最早存在しないものだと思っていたが、 まだ残存していることが判明した。 何を隠そう、件のジャズ喫茶「いーぐる」である。 店内の会話禁止、音を立てるな、主役は鳴っているジャズであり客ではない、 など不文律を言い立てればキリがない。 カップルは禁止であり、より禁欲的で求道的な姿勢が良しとされる。 この店の店主はそうでないかもしれないが、 来ている客にはそういうものを有難がる輩が少なくないと思われる。 死んだと思われていた文化も地下で長く呼吸をし

          四谷ジャズ喫茶「いーぐる」体験記

          酒とビンボーの日々 ②ビンボーは囁く

          どうして、僕が貧乏に堕ちていったか。 50歳を目前に貧乏とはいかなる訳か。 それを書くには景気付けの一杯の焼酎が必要だ。 景気付けと気休めの一杯。 合計二杯。 僕は、40代後半のサラリーマン。 専業主婦の妻と子どもの3人家族。 妻の実家がすぐそばにあり、僕らは賃貸マンションで生活をしている。 住んでいる場所は都内某所。 妻の実家がそばにあること、子どもが育つ環境の良さ、が一番の理由。 その某所で家のローン並みの家賃を払って、 3人家族で賃貸マンションに暮らしている。

          酒とビンボーの日々 ②ビンボーは囁く

          酒とビンボーの日々 ①ビンボーは踊る

          あなたはいま、 どんな酒を飲んでいるのだろう? 彩花咲く街角で仲間と飲んでいるか、 はたまた、 恋人としっぽりと熱い唇で酒の熱に浮かされているのだろうか。 はたまた、 僕のように買ってきた「キンミヤ焼酎」の600ミリのボトルをゴボウ茶で薄めながら飲んでいるのだろうか? 僕は常に、予算を1000円くらいに決めて焼酎と食べ物を見繕う。 何故なら、それは僕がビンボーにあえいでいるからだ。 月2万で東京でやっていくのはつらい。ちなみに中小企業なので社食があるわけでもない。それに

          酒とビンボーの日々 ①ビンボーは踊る

          上白石萌音、その艶歌的表現。

          一言で言えば、いや、恐れずに言えば、といったほうがよいか。 上白石萌音の声とその表現の伸びやかさは素晴らしいの一言に尽きる。 彼女は「君の名は。」で一躍その声の魅力に気づく人たちが増えた印象がある。正直、僕は「君の名は。」は観ていないし、知らない。 彼女の歌から発せられる世界は伸びやかにテクスチュアを伝えてくれる。 それはテクニックやギミックではない、その人が持つ息遣いと体温をほのかに伝えてくれる。 空のうえを澄んだ空気が流れていくその様、 そばにいる大切な人のやわらか

          上白石萌音、その艶歌的表現。