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【イベントレポート】「私の考え方を変えた一冊」一夜限りのco-ba図書館

こんにちは!co-ba takamatsu学生インターンのあちゃみです!
今回は、先日開催したco-ba×BOOK遍路をつくる会によるイベント
「一夜限りのco-ba図書館~本と人と出会う場所~」の様子をお届けします♪

主催者のご紹介

BOOK遍路をつくる会
世界中がコロナ禍に苦しむ2020年9月、本のシーンを支えるための企画を「読書」と「本屋」が一緒になって考えていくワークショップを開始。
普段から本や本屋にお世話になっている人々が自分たちにできる事は何かないかと集まり、SNS、YouTube、店舗、イベント、ECなど様々なアイディアから、2022年10月「香川BOOK遍路MAP」というひとつの形になる。
今後も、本屋と本好き(あるいは普段本を読まない人)を結ぶための活動を展開。

BOOK遍路をつくる会のインスタグラムはこちら👇

イベント概要

一夜限りのco-ba図書館 ~本と人と出会う場所~
【日時】
12月16日(金)19:00~20:30
【場所】
co-ba takamatsu
【タイムスケジュール】
18:45~ 開場
19:00~ オープニング、BOOK遍路をつくる会の活動について
19:45~ 一夜限りのco-ba図書館(交流会)
~20:30 終了

仕事・人間関係・思考・コミュニケーションなど…
生きていく上で大事にしたい事や、仕事の原動力になった、そんな皆さんの【考え方を変えた本】はありますか?

お気に入りの本を紹介したい
・誰かの考え方を変えた一冊に、どんな内容が綴られているか知りたい
・膨大な数の中からどの本を選べばいいか分からない

本が好きでたくさん読んでいる方、これから新しい本と出会いたい方も、様々な視点で本を楽しめる「一夜限りのco-ba図書館」を開店。
co-ba会員であり、本に関わる活動をしている篠原さんと、篠原さんが所属する「BOOK遍路をつくる会」のメンバーを審査員にお招きし、「私の考え方を変えた一冊」の紹介プレゼンを行いました!

オープニング

イベントには12名の方にご参加いただきました。
参加者の中には県外からお越しの方も…!

オープニングでは、co-ba会員であり「BOOK遍路をつくる会」のメンバーである篠原さんが「BOOK遍路MAP」を完成させるまでの経緯や思いを説明してくださいました。
「普段お世話になっている本屋と本に何か恩返ししたい」という思いから、BOOK遍路の活動を始めた篠原さん。MAPを完成させることがゴールではなく、この活動を通して一つの居場所となり続ける事が目標だそうです。

価格は買い手が決める?!BOOK遍路MAP

【私の考え方を変えた一冊】プレゼン

「私の考え方を変えた一冊」をテーマに紹介プレゼンを行いました!
参加者は、発表者の3分間プレゼンを聞いて「読みたくなった!」もしくは「いいね!」を選びます。
そして、BOOK遍路をつくる会のお二人からの評価ポイントが高く、参加者から最も多く「読みたくなった!」を引き出せた発表者には豪華景品が✨

今回プレゼンをしたのは3名です!

1.学生インターン あちゃみ

プレゼンのトップバッターは私あちゃみでした!
私が紹介したのは、「気持ちを表すことばの辞典」という本です。

「気持ちを表すことばの辞典」
国語辞典編纂者の飯間浩明さんが監修。
喜怒哀楽をはじめとする感情を表すことばの表現を1093語収録。テーマごとに普段使っていることばや、小説や歌詞などに使われていることばなどから厳選され、想像力をかきたてる挿絵と共に掲載。

私がこの本を購入したのは、学生インターンを始めたことがきっかけです。co-baで学生インターンを始めてから文章を書く機会が多くなり、その度に自分が書く文章に対して「ありきたりな文章になってしまう」という悩みを感じるようになりました。
そんな時に本屋ルヌガンガさんでこの本に出会い、
「この本から学んだことを生かせば、少し工夫した言い回しができるようになるかもしれない。
魅力的な文章に一歩近づけるかもしれない」という思いを発表しました。

2.看護師 藤澤さん

次のプレゼンは看護師の藤澤さん。
「最期まで自宅で過ごせる死に方のトリセツ」という本を紹介してくださいました。

「最期まで自宅で過ごせる死に方のトリセツ」
3500名以上の患者を看取ってきた「在宅緩和ケアの専門医」が考える「良死」「患者の充実した時間」とは?
そして「自分らしく生きる方法」とは?
誰にでも、あなたを大切に思う「最期の時に寄り添う人」がいる。

現役看護師の藤澤さんはこの本を読み、
「自身が看護師としてどう生き抜くのかを考えたい。」
「患者さんの生き方を最後まで支える看護をしたい。」と感じたそうです。
今この瞬間をどのように生きて、どんな最期を迎えたいのかを考える機会になり、今を充実させたいと思える本だそう。

3.シンガーソングライター 猪野さん

3人目のプレゼンは、シンガーソングライターの猪野さんです。
「野村ノート」という一冊を紹介してくださいました。

「野村ノート」
就任4年目にして楽天をクライマックスシリーズに導き、その指導力を見せた野村監督。人と組織を変えるにはどうすべきか、50年間の球界生活で綴り続けた「勝利の兵法書」

猪野さんは、野村監督の「野球人である前に社会人であれ」という言葉に心を打たれたそうです。選手である前に一人の人間として生きる事を重んじる名言から、人としてどのような人生を歩むのかを考えるようになりました。ふとした時に読み返す、人生の辞書のような存在の本をプレゼンしてくださいました。

プレゼン優勝者は…?

3名のプレゼンで最も高い評価を得たのは、
「最期まで自宅で過ごせる死に方のトリセツ」を紹介した藤澤さんでした!
優勝した藤澤さんには、co-ba takamatsuから1dayフリーチケット、BOOK遍路篠原さんから選べる古本のプレゼントがありました!

4.BOOK遍路をつくる会 西原さん

審査員のお二人もおすすめの本を紹介してくださいました!
西原さんがプレゼンしたのは「夜は短し歩けよ乙女」という一冊です。

「夜は短し歩けよ乙女」
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、下鴨神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。けれど先輩の想いに気づかない彼女は、頻発する“偶然の出逢い”にも「奇遇ですねえ!」と言うばかり。そんな2人を待ち受けるのは、個性溢れる曲者たちと珍事件の数々だった。

ユニークな展開と独特の言葉遣いが印象に残る、読書初心者の方にもおすすめの一冊だそうです。
また、西原さんはこの本の世界観に影響を受け、内向的だった性格が変わったとお話ししていました。

5.BOOK遍路をつくる会 篠原さん

篠原さんは「ストーリーとしての競争戦略」という本を紹介してくださいました。

「ストーリーとしての競争戦略」
戦略の神髄は、思わず人に話したくなるような面白いストーリーにある。
多くの事例をもとに「ストーリー」という視点から究極の競争優位をもたらす論理を解明。

様々な企業を例に、企業の裏側の仕組みが説明されたストーリー性のある一冊です。
篠原さんはこの本から、物事を多角的に見る事の重要性に気付いたそうです。また、本を読む中で得た知識や考え方を自身に反映していきたいとおっしゃっていました。

交流会

今回の交流会は、参加者の方々に持ち寄っていただいた本を展示し、
本の交換OK!」というルールで行いました!
おすすめの本の魅力を語り合ったり、気になる本を読んでみたり、新しい本と人に巡り合う素敵な時間となりました!

参加者の方々が持ってきてくださった本

最後に

co-baポーズで集合写真!

本に対する参加者の思いや、読み手の人柄が感じられるイベントになり、イベントは大盛況でした♪
参加者の方々からは、
「一夜で終わってしまうの?」「シリーズ化して欲しい!」等の名残惜しむ声を多数頂いたので、またイベントとして企画されるかも⁈

co-ba takamatsuでは、様々なイベントを開催しています!
イベントの様子はnoteやSNS等で随時更新していますので、是非チェックしてみてください♪


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