健康保険の加入手続きが面倒くさいアメリカ
こんにちは。
夫婦コンサルタント/心理カウンセラーの伊藤敏恵です。
アメリカでは、毎年、11月になりますと、健康保険の加入手続きをおこなう必要があります。
企業にお勤めの場合で、企業側が健康保険の加入手続きを代行してくださる場合を除いて、通常、多くの皆さんは、健康保険加入手続き、あるいは、健康保険の更新をおこなう必要があります。
私は自分で事業をおこなっております関係上、毎年、自分で健康保険購入の手続きをおこわななければいけません。
アメリカは、日本の【国民皆加入健康保険制度】とは異なり、それぞれの皆さんが、ご自分が望む健康保険のプランを購入するシステムとなっております。
そのため、人によっては、毎年、違う保険会社から健康保険加入のプランを購入するケースもありますし、
同じ保険会社から、同じ健康保険加入のプランを更新するという場合もあります。
いずれの場合でも、指定された期間内に健康保険加入の手続きをおこないませんと、加入ができないということになり、もしも万が一、健康保険に加入していない状態になりますと、何か万が一の出来事が発生した際、医療機関にかかることが、費用面で困難になります(苦笑)
日本の【国民皆加入健康保険制度】は、収入に応じて、国が健康保険料の支払い金額を決定する形式になっておりますので、収入が高い皆さんにとっては、年間の健康保険料はかなりの高額になると思いますが、
アメリカの場合は、収入は関係なく、自分が選択した健康保険のプランによって、支払う健康保険料が変わります。
例えば、とても健康な人で、ほとんどクリニックや病院に行かないという方にとっては、一番最低限のお安いプランを購入することが可能であり、
定期的にクリニックや病院に行く皆さんにおかれましては、若干、お値段が高い健康保険料を支払う代わりに、治療費や薬代がお安くなる、というようなプランを購入することが可能です。
という形式になっているということなんですね。
また、アメリカのクリニックや病院に行く際には、事前に予約を取らないといけませんので、その点が面倒だと感じる方たちもいらっしゃるかもしれませんが、
ただ、その反面、自分を診察する医師を自分で選ぶことができるというメリットがあります。
日本の場合は、大きな病院に行く際、たとえ、クリニックであったとしても、複数の医師がいる場合は、患者側が医師を指名することはできない状態だと思いますが、
アメリカの場合は、自分を担当してくれる医師を自分で選ぶことができますので、その点はメリットのひとつだと私は思います。
さらに、アメリカで医師を選択する際には、医師の経歴やキャリア、専門性等を確認してから医師を選ぶということができますので、
経験不足で腕が良いのか悪いのか不明なドクターに当たるということを避けることが可能だったりもします(苦笑)
アメリカでは、クリニック(Clinic)と病院(Hospital)は、違う扱いになります。
もしも、英語で「Hospital」と言ったら、通常、アメリカ人は『大学病院のような大きな病院』をイメージします。
もしもあなたが、「風邪を引いたから病院に行った。」という意味合いで、
と言った場合、通常、多くのアメリカ人は、
と、想像します(苦笑)
そのため、もしもあなたが、マイナーな軽い症状の何かが原因で医療機関に行く場合で、アメリカ人にそのことを伝える場合は、「Clinic」という単語を使用することが適切です。
夫婦コンサルタント
伊藤敏恵
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