ジョギング_-_1

10年後のあなたが応援してくれているよ

こんにちは。イギリス在住のコーチ・マミータです。

あなたは5年前の自分が何をしていたか覚えていますか?

10年前の自分はどこで何をしていましたか?

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さっき、ジョギングをしてきました。わたしはいつもHeadspaceというメディテーションのアプリの中にある、ランニングのためのオーディオを聞きながら走ります(このHeadspace、とても素晴らしくておすすめなのですが、それについてはまたあらためて記事を書きますね)。

走っている途中で、冬空に浮かぶ木々の枝を見上げていたら、思わず涙が込み上げてきました。思いがけないことに自分でも少し驚いたのですが、それは、6年前の自分を思い出したからでした。

双子育児にヘトヘトで(夫は200%育児もしてくれていたけれど、産休手当などない個人事業主で、近くに家族もおらず、それも外国暮らし)、更年期も重なったせいか、毎日毎日が苦しくて、朝起きるのが怖くて、途方にくれていた自分。


苦しくて自分ではどうしようもなくて、どうしていいかわからなくて受けたあるセッションで、体を動かすことをすすめられ、まずはとにかく、歩くことから始めたのでした。子どもたちを学校へ送った帰りに、公園を一周。「これで、この苦しい毎日の何かが変わるのか?」半信半疑だったけれど、もうどうしようもないところにいた自分は、とにかく歩いてみるしかない、と思ったのです。


まずは大股で歩くところから。ゆっくりだけど、芝生のある場所と池のある場所を一通り歩いてみました。雨の日でも、傘をさして歩く。時々ペースがあがって二周できたり、半周でやめてしまう日もあったり。週末は子どもの送り迎えがないから、歩くのはウィークデイだけ。


厳密に毎日○km歩かなくちゃ! などというものではなく、かなりゆるいウォーキングでしたが、1ヶ月ほどしたら、不思議にも体がもっと早く歩く(ジョギングする)ことを求めてきました。それからジョギングシューズをランニング用品専門店に買いに行き、ウォーキングからジョギングへと移行していきました。


そこから今に至るまでには、いろいろあるのですが、今日突然、あの日の、初めて公園を歩いた自分を思い出したのです。そして、その光景がありありと思い浮かび、あの日の自分を見ていたら、思わず涙がこぼれたのです。


ジョギングの足を止めて、冬枯れの木々をまた見上げました。そして、 目をつぶってあの日の公園を歩き出した自分の隣に行き「よく頑張ったね。あなたが今、歩き出したから、2020年の私はすごくハッピーだよ。ありがとう。」と伝えてきました。


。。。こんなことが起こったのは、ジョギングをしながら、先週セッションをしたクライアントさんのことを考えていたからかもしれません。


どんな状況にあったとしても、コーチングを受けてみようと思ったことが、すでに一歩を踏み出したこと。その勇気が素晴らしいし、きっとその自分を将来の自分がすぐ横で応援してくれている。「あなたが今、ここで気づいたことからすべてが始まって、今、私はこんなにハッピーだよ。ありがとう。頑張ったね。」そんな風に、10年後のクライアントさんが、微笑みながら見てくれていたのかも、と。

将来の自分から褒められるのって、人から褒められる以上に素敵なことだと思いませんか。他人は知らない苦しみや悩みや大変さをすべて知ってくれている自分。その自分が褒めてくれただなんて、きっとあなたはすごく頑張ったのです。


私自身、日々、小さなことから大きなことまでチャレンジの連続です。でも、5年後、10年後の自分が応援してくれているのを感じると、元気が出てきます。それに、あんなに大変なことを過ごしてきて今こうしてニコニコしている自分がいるから、きっと大丈夫、と思えるのです。


今、あなたが、もしかして苦しい状況にあったとしても、10年後のあなたがきっと、あなたの横で応援してくれていますよ。

*今日の質問:

あなたは10年後、どんな自分になっていたいですか。

その将来の自分が全力であなたを応援してくれているとしたら、あなたは今日、何をしますか。

(よかったら、コメント欄であなたの答えを教えてくださいね。)

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*コーチ・マミータのプロフィール
The 21st Century Creative LTD. ダイレクター
ライフコーチ/クリエイティブコーチ

同志社大学文学部 美学及び芸術学専攻卒業。

新卒時から雑誌編集者に憧れ、出版社勤務をめざす。
100通以上の不採用通知ののち、ようやく雑誌編集者になれたのが26歳。
以来、編集者として1000名以上の著名人へのインタビューをはじめ、
各業界トップクラスのプロフェッショナルの方々と仕事をする。
2000年シニアエディターとなり、編集業務以外に編集スタッフのマネージメントにも携わる。
編集を手がけた歌人俵万智さんの書籍『花束のように抱かれてみたく』は
発売5ヶ月で5刷に。

2003年に渡英後、イギリスを拠点に編集者・ライター・レポーターとして
書籍、雑誌、ウェブマガジン等への寄稿、ラジオ番組への出演などに携わる。朝日新聞デジタルでは『ロンドンジャーナル』連載。
英国ニュースダイジェストでは、5年以上にわたって
コラム『英国の口福を探して』を連載している英国料理とお菓子の研究家でもある。

現在はコーチとして、自身が「ビヨンド」を目指してきた経験や「ビヨンド」を目指してきた多くの方達との協業や経験を元に、クライアントさんの「ビヨンド」に向けたチャレンジをサポートしている。

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