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『歩み寄れない価値観』をどう考え、どうやって心を広げるかのヒント

おはようございます。日本型トップリーダーコーチング®︎MBAコーチの上西英理子(うえにしえりこ)です。仕事で毎日、人間関係のお悩み、組織内の関係性における諸問題を拝聴している日々の中から記事を認めています。

私の自己紹介はこちらです。

今日は、《どうしても『歩み寄れない価値観』というものは存在する。その時にどう考えてどうやって心を広げるか》について綴ってみたいと思います。

人は皆、今の自分に行き着くまでの、プロセスがあり、背景があり、思いがあって、価値観が出来上がっていきます。
それはその人が生きてきた中で掴み取ったり、学び得たり、時には悔しくも飲み込んできたものだったり、様々なことを経て、重ね重ねられて形作られているものです。

私とて夫婦で、ビジネスパートナーである夫とはしょっちゅう価値観の相違でバトっています(笑)。
価値観が違う、仕事のスタイルが違う、デザインが違う、思考が違う、伝え方が違う、エトセトラエトセトラ、言い出したらキリがありません。
そりゃそうですよね。
夫婦なんて、全く違う人生を過ごしてきた者同士が暮らし、エゴと感情のみですからね(笑)。

私の仕事の場合は、それが俯瞰的客観的になりますので、ご支援させて頂く相手の、ぐちゃぐちゃにもつれた関係性の糸が静かに見えてきます。
価値観の相違の何がそこに作用しているのか、が。

価値観の違いがどうにもならず、
ぐちゃぐちゃな時、感情でいっぱいの時、
冷静に考えることが難しいのはそれは重々理解しながらも、私自身はこのように考える癖をつけています。アドバイスもさせて頂いています。

1つは「イメージを広げること」を心がけています。
あなたが描きやすいイメージで良いのですが、価値観の相違を表すもの。
例えば私はいつも、なぜか(笑)赤い毛糸のもつれをイメージしています。

価値観の相違の赤い糸ぐちゃぐちゃのもつれです。
その中に自分が居たとしても、
空中浮遊するというか、
上から静かに1本の糸をスーッと垂らす様に、
もう1人の自分として心を整えて関わる。

ぐちゃぐちゃの中に埋没していては、身動きが取れません。
まして、価値観の相違という、
様々なことが重ね重ねられて出来上がったゆえのぐちゃぐちゃは
がんじがらめになってしまいます。
ですから、空中浮遊(笑)。

2つは、「価値観とは、その人の『いのちの時間』で出来上がったもの」と考えるようにしています。

つまり、価値観は一朝一夕で作られているものではなく、
『その人の人生の時間』が注がれているものであり
その人の『人生の道程』ということであり
『いのちの時間』で出来上がったものということ。

そう考えると、諦めるわけではないのですが、
例え価値観の相違の内容は受容できなくても、
相手の人生を尊重する気持ちに、ちょっぴりなっていく。
心の中に慈しみみたいなエッセンスが小さく混じる。
鼻先に切なさ物悲しさが香る。

もちろん多少時間は必要ですが、そうすると静かな優しさが何かを変えて心が広がっていきます。

私はそのプロセスを踏む様にしています。
あくまで私個人のプロセスではあるのですが、
これまで沢山の方にアドバイスをさせて頂き、よくうなづいて頂けることです。
あなたの何かのヒントになれば嬉しく思います。

それでは、今日も良き日に!

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