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ひとり広報が「悩みを糧にする」方法とは。「計画を立てるのが苦手」な広報が先輩に悩みを打ち明けた話

お久しぶりです!濱中です。

早いものでもう11月になりますね。今日は朝から上野公園にきています。見事な秋晴れで、本当に「note日和」といいたくなります。(秋の晴れた日にブログを書くのは、格別ですね。本当に気持ちいいです)

さて、そんな気持ちのいい日にそぐわないテーマですが、今回は最近の私の「悩み」の話をします(笑)。

悩み(ネガティブな気持ち)に対峙することで得られるメリット

まず、そもそも「悩み」というものについてですが、私は悩みはあって良いものだと思っています。

私の場合、悩んでいるときのほうが、正しい軌道にのっている気がします。

きちんと未来への意志や目標が明確であるときは、現実とのギャップがよくみえます。そのギャップがはっきり見えるから悩むのだと思います。

「こうしたい」「もっと皆を喜ばせたい」という想いが強くて明確だからこそ、「どうすればいいんだろう」「なぜ自分は○○が出来ないんだろう」と自分にイライラしたり、自己嫌悪に陥ってしまう。私にはよくあることです。

そんな一方、悩む自分を大事にしています。悩むときはうんと悩むようにし、ネガティブな気持ちにひたすら向き合って、自分のダメなところを受け入れるトレーニングをしています(笑)。寝起きでしかめっ面をした自分と鏡越しに、にらめっこするイメージです(笑)。

そして、「もういいかな」と思うまで嫌な自分に向き合ったら、何もなかったかのようにあっさりと「考える」フェーズにはいります。ここで大事にしているのが、きれいさっぱり「よしっ」と切り替えること。あまりうまくいかない時も、もちろんありますが(笑)。でも、できる限り次の行動のために、「何をどういう目的でやっていくか」「どうすれば楽しく達成できそうか」を、違う自分になった気持ちでポジティブに考えるようにしています。

ネガティブな気持ちに向き合ってから、ポジティブに考えることのメリットはもうひとつあります。それは「現実的なポジティブさ」を発揮できるようになることです。

ネガティブな気持ちにきちんと対峙していないと、「なんとなく良くなっていくだろう」という、どこか他人任せな甘えが生じ、失敗につながります。

ネガティブな気持ちを大事にしてしっかり向き合った後には、「少しずつでいいから、自分で○○を良くしていこう!」という風に、主体的で行動につながるポジティブさを自分の中から湧いてくるのを感じます。

そして、ポジティブに考えて決めたことをいざ「始めよう」というときは何も考えずただ「やる」ことが大事です。私はモチベーションがありすぎても、なさすぎてもうまくいかないので、何も考えないようにするのが一番だということに気づきました。

なので、まとめると私の「悩みを糧にする方法」は、

・ネガティブな気持ちに真正面から向き合い、ひたすら「悩む」
・違う自分になった気持ちでポジティブに「考え」、目標とやることを「決める」
・感情を一旦どこかに置いて、決めたことを「やる」


シンプルにこの3つです。

「ひとり広報」は気づけばひとりで悩んでしまいがちです。職種は違えど、まわりの先輩や仲間に相談したり、社外の広報さんと連携するのが大事です。ついつい視野が狭くなって、ひとりで悶々としてしまわないように、日ごろから色々な人と仕事をする意識をもっていたいです。

計画の立て方に悩む日々。先輩のアドバイスに「はっ」とした話

「ひとり広報」は出会いと挑戦の機会に恵まれています。成長のチャンスに溢れています。

だからこそ、悩みも同じくらいでてくるのです。だからこそ、悩みを糧にする方法やサイクルを自分でみつけ、常に俯瞰して自分をコントロールしてかなければなりません。

そして、もうひとつ悩みを糧にする方法があります。それは、悩みを誰かとのコミュニケーションのきっかけにすることです。悩みを打ち明けることで、新しい関係性を築くこともできます。

昨日、思い切って自分の悩みをある先輩に相談してみました。私の課題のひとつでもある、「計画を緻密に立てること」について、それを得意とする先輩にきいてみました。

私はいまだにベストな計画の立て方を見いだせていません。

幸いにも、社内の先輩たちはマルチタスクを器用にこなしている人たちばかりなので(本の編集を一度に10冊くらい担当していたり、社内外のプロジェクトにいくつも関わっていたりするので)、直接教わるようにしています。

昨日、先輩に相談したところ、快く応じてくれ、まず私にこんな質問をしました。

「濱中さんは、そもそも計画を立てるのは好き?楽しく考えてる?」

計画を立てること自体を好きかどうかはあまり考えたことがなかったので、一瞬答えに困りました。

「そうですね…未来のことをイメージしたり、考えることは好きなんですが、それを具体的な行動に落とし込むのが苦手です。時間配分とか。だから楽しめてないかもしれません」

「だよね(笑)。『計画の立て方』以前に、計画を立てることを楽しいと思えるような工夫が必要だと思うよ」

「そうか…確かにそうですね」

「濱中さんは『お疲れ様です』ってなんで言う?『もう帰ります』って皆に知らせるためとか、色々理由はあると思うんだけど…」

「そう聞かれると難しいですね。でも、きっと他の人を労わったり、『遅くまでありがとうございます』っていう感じだと思います」

「なるほど。やっぱり『誰かのために』っていう気持ちが濱中さんは強いのかもしれないね。きっと濱中さんの場合は、『計画を立てて仕事をこなせば、誰かを喜ばせられる。だから計画を立てよう』って思えば、計画を立てるのが楽しくなるんじゃないかな?たとえばの話だけど」

はっとしました。

私は「計画を緻密に立てること=誰かを喜ばせること」と考えたことがありませんでした。先輩にそう言われた瞬間に、「誰かのためになるのなら、自分も緻密な計画を立てられるようになる」と思えました。

そもそも計画を立てること自体を楽しみに変えるという発想がなかったので、先輩のアドバイスに光が差したような気がしました。

正直なところ、これまでの私はとにかくやってみることをモットーにしていたので、計画性をあまり重要視していませんでした。

計画の質が高ければ高いほど、行動の質も高まり、成功率も確実に上がります。自分の成功は、誰かを喜ばせることにつながります。計画の質の向上で、誰かを喜ばせることができるなら、計画を立てることに真正面から向き合おうと決めました。

先輩からは計画の立て方も教えてもらったのですが、「計画を立てること自体を楽しいものにする工夫をする(好きなこととリンクさせる)」ことの大切さに気付かせてもらえたことが、何よりも大きな学びでした。

本番は成功を確かめるためのもの。何事も計画と準備で決まる

また別の先輩からも、計画の大切さを教えていただく機会がありました。

「本番は、成功を確かめるためにあり、失敗か成功かを確かめにいくようではいけない」ということを教えていただいたのです。

「はっきりと映像として浮かびあがるくらい、本番をイメージしてそれを確実に形にできるように準備できるかどうか。それで本番は決まる」ということも。

「まずは始めてみること」も大事。だけどそれ以上に、計画と準備に徹していこう。そう決めました。

とにかく年間、月間、週間の細かい計画をGoogleのスプレッドシートを使って細かく立ててみることにしました。このスタイルが合うか、合わないかはさておき、自分のやるべきことを見える化することに徹してみようと思います。ある程度続けてみて、この方法でうまくいけば、皆さんにも広報スケジュールの立て方をシェアさせていただきます!

このように、私は毎日のように様々な先輩からたくさんの学びと大きな刺激をもらって活動しています。こんなに有難いことはないと思っています。

「ひとり広報」は、社内外の色んな人から学ぶ姿勢をもつことが大事だと感じます。先輩からいただいたものをしっかりと吸収し、自分のものにしながらやっていこうと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました。感想や「いいね」ボタンをいただけると活動の励みになりますので、ぜひともよろしくお願いします!(計画性に関するアドバイスがあれば、ぜひ教えてください!)

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!


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