ヤマダナナ

お酒を呑んだり、ひとと話したり、音楽を聴いたり、漫画を読んだりしながら、イロイロ企んだ…

ヤマダナナ

お酒を呑んだり、ひとと話したり、音楽を聴いたり、漫画を読んだりしながら、イロイロ企んだりしています。

マガジン

  • ビロード蝶のほどきかた~今宵、ギムナジウムで~

    11月23日開催『ビロード蝶のほどきかた』を更に愉しむ為の副読本。

最近の記事

1月1日 日曜日

明けました。 『初詣は、地元の神社からお参りするのが作法』 と年末のTVで宮司さんがおっしゃっていたのを ぼんやりと思い出しました。 毎年、元旦は豪徳寺に参るのですが、 昨年は”本厄”の名に恥じないトホホなことの連続で すっかり辟易していたので、 新井薬師→豪徳寺を参拝後、 伯父の家にご挨拶へ。 薬師も豪徳寺も人がワンサと居ましたが、 以外とするすると列が進み、 滞りなくお参り。 昨年の報告、どうにかこうにか生きてる感謝、 そして今年の計とお願いをして おみくじにはどち

    • ◆特別ふろく◆“Luka”ギムナジウムVer.

      だいじょうぶさ 少しめまいがしただけなんだ いつものことさ はしゃぎすぎただけ 心配ないよ どうってことないさ なんでもないんだ ぼくはルカ 見ない顔だね そうか キミがうわさの転校生 おどかしてごめん ここはいい学校なんだ ようこそシュロッターベッツへ 歓迎するよ きっと楽しくやれるさ 眠そうだね ぼくのせいかな 紅茶はいかが? そうだ ひとつ忠告があるの あの2階のはし お茶会に誘われても いっちゃだめだよ わけはきかないで

      • レポート◆Ⅳ◆コラボレーションタイム

        宮崎さんに呼び込まれ、再度日比谷カタンさんが舞台に登場。 予定では、ここで軽くギムナジウムについてのトークを展開して頂き、コラボコーナーへ流れる…筈でした。 MCで『ギムナジウム』を噛んだことを蒸し返し、かつ、物販で販売していた谷澤さんの野菜を『農薬漬け』(※)と揶揄するところから、『ギムナジウム』は霧の向こうへ消えてゆきます・・・。 何とか軌道修正しようとするも、コラボで披露される曲の1曲目を紹介する辺りから、話はスタジオジブリへ。可愛さ余って憎さ100倍、だけども結

        • レポート◆Ⅲ◆グレンスミス

          そして 3 組目、グレンスミスの登場です。 今回は谷澤智文さんを加えた 5人編成。パーカーやネルシャツといった服装でそれぞれのポジションへ着きます。 あれ…? みなさん、とてもラフで、くつろいだいでたち…。 (一番手の谷澤さんも然りでしたが)打ち合わせ当初、「せめてみんなフォーマルな服装で」という案も出ていた気がしたのですが…と、思っていると。 1st 『 ROMAN ALBUM 』の 1曲目“泣き虫モンスター”から、続けて2nd 所収の“はじめてのぼうけん”と、

        1月1日 日曜日

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        • ビロード蝶のほどきかた~今宵、ギムナジウムで~
          14本

        記事

          レポート◆Ⅱ◆日比谷カタン

          2番手は、日比谷カタンさん。 この日は濃茶、少し長めのウィッグに白いシャツ、テーラードジャケットを合わせ、更に襟元には臙脂のビロードリボン。 と、イヴェントを意識したヴィジュアルでのご登場。(ライヴ中のお写真で無くて、ごめんなさい・・・) SEに重ねて即興的にギターを爪弾くオープニングはいつも通り。そこからの“いびつな月のはからい”で軽やかに始まります。 「今日はギムナジウム縛りなので、『全員正装で』と告知してしまったのに。主催なのにアウェイ」と、泡沫と消えたドレスコ

          レポート◆Ⅱ◆日比谷カタン

          レポート◆Ⅰ◆谷澤智文

          さて。 11月23日、祝日の夕刻にいよいよ幕が開きました、 『ビロード蝶のほどきかた~今宵、ギムナジウムで~』。 オープニングにご登場くださったのは、谷澤智文さん。 ステージに現れたそのいでたちは、全体的にゆるーっとした、フォークロアを感じさせるコーディネイト。 まず、学園内では見かけないタイプです。 浮遊感を前面に出し、「不可思議だ」という言葉で始まった1曲目“惑う星”。続けて“Why don’t you come with me?”“マインド・ゲーム”と3曲通

          レポート◆Ⅰ◆谷澤智文

          ビロード蝶のほどきかた、終了。

          2015年11月23日。 『ビロード蝶のほどきかた~今宵、ギムナジウムで~』 終了いたしました。 ご来場下さった皆さま、 ご出演くださった谷澤智文さん、 日比谷カタンさん、 グレンスミスの皆さん。 LastWaltzのスタッフの皆さま、 各出演者のスタッフの方々、ありがとうございました。 ライヴとしては本当に素晴らしい内容でした。 ただ、イヴェントとしての事後感としては、失敗の感が否めないです。 いらしてくださったお客さま、その目的はさまざまだと思います

          ビロード蝶のほどきかた、終了。

          【グレンスミス・宮崎貴士】『ビロード蝶のほどきかた』 によせて。

          週末を超えて、イヨイヨ来週に迫った『ビロード蝶のほどきかた』本編。 公表しましたコラボ曲について、イロイロ反響を頂きまして嬉しさと愉しみでそわそわしっぱなしの企画者、ヤマダナナです。  みんな第一に『煩悩で選んでる!』というのが意外性の根幹だし、また、実際にそれぞれのステージを経たうえだと、より驚きと歓びが増すと思います。 でも、なんかnote、物足りなくね? ということで。 この度のイヴェント開催の強いひきがねになった『グレンスミス』の宮崎貴士さんに、コメントを頂

          【グレンスミス・宮崎貴士】『ビロード蝶のほどきかた』 によせて。

          コラボレーション◆それを選んだ3つの理由

          “君をのせて”(オリジナル:井上あずみ/スタジオジブリ『天空の城ラピュタ』主題歌)  Selected By谷澤智文 ギムナジウムについて造詣が浅く、語るべき言葉も特に持ち合わせていない自分がこのイベントに出させていただくというのは、恐悦至極。 というよりむしろ恐縮。 シンガーソングライターの谷澤智文と申します。 「マンガ大賞」の選考員をやらせてもらったりしている、いわゆる漫画読みのひとりです。 さて本題。 なぜ「君をのせて」を選んだか。 「グレンスミス」、そし

          コラボレーション◆それを選んだ3つの理由

          ◆コラボレーション◆解説

          今回の『ビロード蝶のほどきかた』では、3組それぞれのステージの後、コラボレーションの時間を設けています。 『ギムナジウム』の旗印の下に、さまざまな角度から集まって頂いた3組。この競演、というのがまず貴重。せっかくなので、更に混じり合ってもらおう、ということで、この度のモチーフから連想できる曲3曲+『ギムナジウム』についての魅力を語らうトークコーナーを展開いたします。 言うまでも無くモチーフというのは『ギムナジウム』で、それはつまり、少女漫画における『寄宿学校』という少女漫

          ◆コラボレーション◆解説

          (極私的)出演者紹介 谷澤智文

          出演者ご紹介、最後は谷澤智文さん。 ↑ロケ地・ウユニ塩湖。↑ 谷澤さんは、このイヴェントに合わせてグレンスミス・宮崎貴士さんよりご紹介頂きました。 “タニザワトモフミ”表記でご活動されていた頃にお名前は存じ上げていたの(ちょいちょいニアミスもしていたよう)ですが、ちゃんとお会いするのは此度が初めてです。 実はわたくし、マンガ好きを公言しながら『君に届け』は観たことがなかったのです。なので、この程はじめて“きみにとどけ”を聴いたのでした。 リリシズム溢れるポップスで

          (極私的)出演者紹介 谷澤智文

          (極私的)出演者紹介 日比谷カタン

          さて。続いては日比谷カタンさん。 多岐に亘る活動と来歴の詳細は、公式サイトのプロフィールに譲るとして、この方を一言で定義するのはほんとうに難しいのです。 “ギター弾き語り”以外に大枠を説明できることばは無いとは思うのですが、楽曲はバラエティに富んでいるし、声だってよろずのパターンを持ち、自虐の突き抜けた爆笑のMCも含め、一貫して強い批評性は感じるものの、ただただその表現に圧倒される瞬間もあり…。 初めての方にご案内するとき、どこを切り取るかで観る側の志向性も解ってしまう

          (極私的)出演者紹介 日比谷カタン

          (極私的)出演者紹介 グレンスミス

          と、いうわけで。 今回からは各出演者をご紹介いたします。 まずは、このジャケットをご覧ください。 これは、わたしが手にしたアルバムのなかで、最も好きなジャケットのひとつ。グレンスミスの1stAlbum『ROMAN ALBUM』です。 きっと、グレンスミスのことを知らなかったとしても、CDショップで平積みになっていたら間違いなく手に取っていたと思います。 グレンスミスはプロフィールにもある通り、各々で活躍するミュージシャンがひとつのモットーの下に集まった集合体です。故

          (極私的)出演者紹介 グレンスミス

          どうして、『ギムナジウム』なの?

           そもそも、なんでいま『ギムナジウム』がテーマなの? なんて、誰にも訊かれてはいませんが…。  平素より、マンガを読むのに忙しくありたい。酔いが深くなるとマンガ(と乃木坂46)の話しかしなくなる、即ちその本能はマンガとともにあり…というのがヤマダナナという人間で、とにかく、眼に映る耳に届く舌に触れる何かしらを、マンガに結び付けることばっかり考えて生きています(言い過ぎた)。  で、今回わりと大きなきっかけになったのが、夏に刊行された『萩尾望都・限定スペシャルカバー』での

          どうして、『ギムナジウム』なの?

          ビロード蝶のほどきかた

          ~今宵、ギムナジウムで~ 光と翳り往き交う寄宿舎、儚く輝く少年の青の時代。 結び留めるは、胸にひらめくまぼろしの蝶ー。 萩尾望都作品をはじめとして70年代に結実し、いまも受け継がれる少女漫画の精華“ギムナジウムもの”。 その舞台に魅せられた 3組が、想いのままに語り、歌い、謳う特別な一夜。 □□□□■□□□□■□□□□■□□□□■□□□□■ 『ビロード蝶のほどきかた~今宵、ギムナジウムで~』 2015年11月23日(月・祝)於 渋谷Last Waltz Ope

          ビロード蝶のほどきかた