ライムは大人の証?ココナッツライムクッキーと昔話
もう随分と前の感覚になりますが、おとなになったなと感じた瞬間といえば、ひとつはこれがあげられます。
バーに行って、ライムジュースがつかわれたりライムが添えられたりしたカクテルを出されたとき。
レモンほどメジャーではなく、ほどよい酸味と苦味、そして特有の風味を備えたライムが口中に充満すると「これがおとなの味なんだな」なんて思っていました。
それからしばらくの間、くし切りにしたライムをZIMAにいれ、ラッパ飲みするスタイルにハマってたっけ。懐かしいな。
うん十年後の先日、鎌倉で食べたカカオの朝ごはんのプレートに、サラダに絞るためのライムが添えてあって「あぁライムをもっと身近に感じたい」と急にライムへの恋心が再燃し、スーパーに寄って買って帰りました。
レシピにしたのは、ライムの皮を丸ごと1個分と、絞り汁を配合したグルテンフリーのココナッツライムクッキーです。
食材豆知識
【ライム】
酸味の主成分「クエン酸」には、疲労回復効果があります。体内のエネルギー代謝に必要なビタミンB群も含有。代謝をよくしてくれるのでダイエットの味方にも。
低糖質グルテンフリー「ココナッツライムクッキー」レシピ
材料(4cm丸形 約20個分)
【クッキー生地】
ココナッツオイル:100g(柔らかくなったもの)
ココナッツシュガー:80g
卵:1個
ココナッツミルク:50g
ライムの皮のすりおろし:1個分(トッピングに少し残しておく)
ココナッツフレーク:50g
ココナッツパウダー:150g
タピオカスターチ:小さじ1
ベーキングパウダー:小さじ1
【ライムグレイズ】
エリスリトール:50g
ライム汁:大さじ2
つくりかた
①ボウルにココナッツオイル、ココナッツシュガーをよく混ぜ合あわせる
②卵、ココナッツミルク、ライムの皮を加え混ぜる
③フードプロセッサーで粉状にしたココナッツフレークを加える
④あらかじめ混ぜあわせておいたココナッツパウダー、タピオカスターチ、ベーキングパウダーを加え混ぜあわせる
⑤ 直径4cmに丸めオーブンシートにのせていく
⑥180℃に予熱しておいたオーブンで12分焼く
⑦クッキーが冷めたら、あわせておいたライムグレイズとライムの皮のすりおろしをトッピング
ココナッツパウダーとは別に、ココナッツフレークを砕いて加えているので、歯ごたえとココナッツのみずみずしさを味わえるクッキーになりました。
ライムとココナッツの風味が、フレッシュな初夏を感じさせるヘルシークッキーです。
口中の水分を持っていくようなモッサリ感のあるスイーツ。スコーンにもたまにそういうタイプがあって、けっこう好きです。むせ返るような感じがあとをひく。やっぱりブラックコーヒーが欠かせませんけれどね。
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網つきブラックトレー:ゆとりの空間、コーヒーカラフェ:KINTO、カップ:BARNEYS NEW YORK、ウッドプレート:ACTUS