ヤモリリー

図書館で借りた本の記録がメインです。主に通勤電車で読書してます。

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最近の記事

図書館本 27冊目 『耳をすませば』 チョ・ナムジュ 317P

『82年生まれ、キム・ジヨン』著者チョ・ナムジュのデビュー作! と、帯で紹介されています。 おかげで「チョ・ナムジュ、あの人か!」とわかります。 全然、韓国小説家の名前を覚えられていません。 著者紹介の作品名を見て、あれもこれも読んでるのに覚えないんだなぁ、とあきれます。 なんか、聞いたことのあるタイトルですが。 こちらは、在来市場ドタバタコメディーに「クイズ・ミリオネア」的な要素が入っている感じ。 売り上げが落ち、活気を失いつつある伝統市場の再建に、テレビの力を借りたい

    • 図書館本 26冊目 『どれほど似ているか』キム・ボヨン 370P

      “世界的評価” 著しい韓国SFのトップランナー、決定版作品集!” ”キム・チョヨプら新世代韓国SFに多大な影響を与え続ける「中短篇の神」がついに日本上陸!” 帯のこの文句に惹かれて借りました。 内容の理解は置いといて、「これは後でもう一回読もう。」とか思いながら、長短いろいろの10篇を次々と読み進みました。 厳しい学歴社会、非常に大きな男女間の格差、ジェンダーについての思い込み、SNSのいいところ、怖いところ、発達障害、年齢… 等などをテーマに、タイムマシン、超人たち、

      • 2024年 今年前半に「読んだ本」、ではなくて、「積んだ本...」

        あぁ、これらの背表紙を見ると、「ワクワク」と「ズキズキ」を感じます。 読みたくて買ったから「ワクワク」で、手をつけてなくて「ズキズキ」… (ワクワクの方が強めです。) 手の届く、見える所に置いてます。 あぁ、読みたい… 背表紙見るだけでワクワクする… 背表紙読書… このほかに、図書館で借りて読んで、欲しくなったから買った本は、実際手つかずで積み上がってますがここには含めてません。ガチのズキズキ… (面白さは保証済みなので、めっちゃ読みたい本ではあるけれど、一度読んでるから

        • 図書館本 25冊目『この世界からは出て行くけれど』キム・チョヨプ

          帯の紹介文 ” 韓国新世代SF作家の旗手が未来へ踏み出す者たちに贈る優しさと希望に満ちた7篇 ” を見て、「これ絶対読みたいやつ!」と直感し、その下の紹介文 ” 『わたしたちが光の速さで進めないなら』に続く、第二短篇集。” の言葉 を見て、「あれ?この人?!あの人っ?!」 とやっと気付く鈍さ… 韓国小説作家さんの名前を覚えられていませんね。 キム・チョヨプさん、この NOTE に「図書館本」と記録するようになってから3回目の登場です。 同じ著者の3冊目紹介は初めて

        図書館本 27冊目 『耳をすませば』 チョ・ナムジュ 317P

          図書館本 24冊目『宇宙を味方にする方程式』小林 正観

          スピリチュアル系(?)ものを周期的に読みたくなりますが、私は小林正観さんという方を全然知りませんでした。 このnoteで初めて知り、図書館のHPで検索したところ何冊か発見しました。新しい本ではないけれどほぼ貸出中になっていて、空いていたものを借りてみました。 ”人生訓 ” という区分けになっていましたね。 読んでて気に入ったのは以下のところ 「いい加減で適当な人になる」 「よくわっかんない」 「思いを持たない」 「やるはめになったことを淡々とやる」 「否定的な言葉を口

          図書館本 24冊目『宇宙を味方にする方程式』小林 正観

          図書館本 23冊目 『書くことの不純』角幡 唯介 251P

          私自身は、キャンプも山歩きもしないけれど、冒険、探検、狩猟、海、山、南極、北極圏関連の本が好きです。 テレビのドキュメントものでそれらを見るのも好きです。 角幡 唯介さんの本は、図書館で見つける度に読んでます。 この本は、冒険、探検の話ではないですが、角幡さんの本なので借りてみました。 「角幡さんの探検って社会の役に立ってないんじゃないかっていわれませんか?」 という若い記者からの質問が、 自身の "行動" と "それを書くこと" の意味を問うてみるきっかけとなっています

          図書館本 23冊目 『書くことの不純』角幡 唯介 251P

          図書館本 22冊目 『口訳 古事記 町田 康』474P

          初っぱなから面白すぎでした。 電車内で吹き出し笑いするのを恐れて、「これ、笑かされるよね。絶対次の行で笑かされるよね…」と、呼吸を整え、用心しながら読んでました。 「口訳」とは「しゃべくり訳」ととっていいのでしょうか。 落語のような、漫才のような、LINEのやりとりのような… 古事記初体験がこの本です。 (これでなければ、この先、古事記を読む機会があったかどうか。) 読んでいて、ツボにはまったセリフ、表現がいくつかあります。 私にとっての笑いのポイントですね。 ①「集

          図書館本 22冊目 『口訳 古事記 町田 康』474P

          図書館本 20冊目 『イラク水滸伝』高野 秀行 後半

          一週間ほどかけて後半、最終章まで読み終わりました。 ものすごい読み応えに、何だか自分の旅も終わってしまったような寂しさがあります。 二度目のイラク湿地帯「アフワール」旅で、古代シュメールから伝わる伝統的な舟「タラーデ」の完成を見届けて日本に戻ります。 その「タラーデ」による舟旅を予定していた三度目のイラク行きが、新型コロナのパンデミック等、諸々の事情によりタイミングを失い、延期が重なりました。 旅が延期になっている間に、ネットを介して出会ったのがイラクの「マーシュアラブ

          図書館本 20冊目 『イラク水滸伝』高野 秀行 後半

          図書館本 21冊目 『古代メソアメリカ文明 マヤ・テオティワカン・アステカ』 青山 和夫・著

          先日最終日を迎えた「特別展 古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン」を振り返るのに、手元でパラパラしたくて借りてました。 (行ったのはゴールデンウィーク前、まだまだ日があると思っていたら行きそびれるところでした。) 行く前にこの本を読んだらいいものを、予習で読んでいたのは『地球の歩き方 ムー 異世界の歩き方』です。(以前図書館で借りましたが、読み切れないので買いました。というか、持っていたい。) 古代メキシコ展では「会場内作品 撮影OK」だったので、写真下手なわたし

          図書館本 21冊目 『古代メソアメリカ文明 マヤ・テオティワカン・アステカ』 青山 和夫・著

          図書館本 20冊目 『イラク水滸伝』高野 秀行 474P 前半

          本書「はじめに」のところで、「水滸伝はご存じのとおり、中国四大奇書の一つ。」と書かれているのですが、私は水滸伝を読んだことがありません。 (残りの3つも何のことやら…。三国志とかですか…聞いたことはありますが…登場人物の名前もちょっとだけわかりますが…パリピ孔明とか…) 昔々、父が漫画で「水滸伝」を読んでいたのを覚えてますが、お子ちゃまだった私には、字が多くて(しかも漢字だらけで)絵も好みでなく、読む気にならない漫画でした。(父は晩年「キングダム」が好きでした。) 私はあら

          図書館本 20冊目 『イラク水滸伝』高野 秀行 474P 前半

          図書館本 19冊目『大学教授こそこそ日記』 多井 学 204P

          三五館シンシャ「お仕事日記シリーズ」強いですね。 好きなシリーズなので、出れば読みたくなります。 お馴染みのイラストも安定感があって好きです。 大学教授の仕事に特に興味は無いので、もし教育関連の棚に「大学教授ここだけの話」的なタイトルで並んでいても手に取ることはないでしょう。 しかしこれは三五館シンシャ! ”お仕事日記ジャンキー”の私が読まないわけに行きません。 著者はもともと「日記シリーズ」の読者で、「日の当たらない職業」の悲喜 こもごもを面白く読んでいた、と書かれてい

          図書館本 19冊目『大学教授こそこそ日記』 多井 学 204P

          図書館本 18冊目『科学がつきとめた「運のいい人」』 中野信子・著 205P

          運が良くなりたくて、この手のタイトルにちょくちょく手を出します。 この本は、いつ頃からか新聞で広告を見かけるようになって、図書館にあることもHPで確認済みで、「早く読みたいな~」と思ってました。 が、しばらく貸出中が続いてて、「そうよね、運がよくなりたいもんね~。」などと思いながらチャンスを待っていました。 このところ、新しめの本で借りたい本がいくつもあって、しかも貸出中が続いてて、そのうち借りられる日が来るだろうと、他の借りたい本リストや、たまたま見つけた気になる本を借り

          図書館本 18冊目『科学がつきとめた「運のいい人」』 中野信子・著 205P

          図書館本 16冊目 『燃えよ剣 下巻』司馬遼太郎

          17冊目の『ゴールデンカムイ 映画ノベライズ』を休日に一気読みして、そちらを先に投稿してからの『燃えよ剣 下巻』、読み終わりました。 (やはり、と言うか結局「新選組」と「新撰組」の表記の違いを調べていません…) 新選組についてほとんど何も知らないので、この戦はどうなるのか、この人はどうなるのか、誰なんだこの人は、と新鮮な気持ちで読んでいました。 (頭に浮かぶのは『銀魂』の面々なんですが、永倉新八さんだけは『金カム』のお姿で…) 監察の山崎さん、『燃えよ剣』読後に『銀魂』を

          図書館本 16冊目 『燃えよ剣 下巻』司馬遼太郎

          図書館本 17冊目 『ゴールデンカムイ 映画ノベライズ』

          実は図書館本16冊目になる『燃えよ剣 下巻』を通勤電車読書中で、半分以上まで読み進んでいるところです。 そちらでは、近藤さんが斬首され、沖田さんが病死して、土方さんが北海道に向かっている最中です。 電車内読書中、見開き2ページの中で相次いで二人が亡くなってしまい、呆然としてしまいました。これから仕事に行くんだっていう時に… そこで、一緒に図書館で借りていた、この『ゴールデンカムイ 映画ノベライズ』を、休みの日に一気読みしました。 逃避ですね。逃げましたね。 『ゴールデン

          図書館本 17冊目 『ゴールデンカムイ 映画ノベライズ』

          図書館本 借りるのをやめて買った本①

          図書館で、借りようとして何度も手に取ってはパラパラめくり 「今日はやめとこ。」 と棚に戻してきた本があります。 「重い。」「太い、いや厚い。」「電車に持ち込むのは苦行…」「何日も通勤バッグに入れて持ち歩くなんてつらい。」「弁当箱入らない…」 「上半身を鍛えてからでなければ無理。」「文庫本になったら置いてくれるかな。」「でも、話が長過ぎるから(1083P)独占し続けるのもつらい。」 「カバーどうするよ。装着できるのか?タイトルが物騒じゃないか?!」 頭の中でたくさんの言い訳

          図書館本 借りるのをやめて買った本①

          図書館本 自作のしおりとカバーは必需品 最近は箸入れも自作中

          図書館で借りた本を電車に持ち込むのに、100均で買った包装紙で自作したカバーとしおりを使っています。 文庫本には市販の布製カバーも使います。 しおりには結構色んなものを使用しますが、他の人の返却期限票がはさまってたら、それもそのまましおり代わりに使います。 「こういう組み合わせで借りてたんだぁ。」とか、「この時期に借りてたんだぁ。」「全部読めたかなぁ。」「あ、わたしもそれ借りた。」とか思うこともあります。 きれいな紙をいじるのは楽しいので、最近は、お昼の弁当用の箸袋を自作

          図書館本 自作のしおりとカバーは必需品 最近は箸入れも自作中