図書館本 18冊目『科学がつきとめた「運のいい人」』 中野信子・著 205P

運が良くなりたくて、この手のタイトルにちょくちょく手を出します。
この本は、いつ頃からか新聞で広告を見かけるようになって、図書館にあることもHPで確認済みで、「早く読みたいな~」と思ってました。
が、しばらく貸出中が続いてて、「そうよね、運がよくなりたいもんね~。」などと思いながらチャンスを待っていました。

このところ、新しめの本で借りたい本がいくつもあって、しかも貸出中が続いてて、そのうち借りられる日が来るだろうと、他の借りたい本リストや、たまたま見つけた気になる本を借りながら待っていたのですが、ある日の図書館、借りたかった本が一気にフリー「貸出可」になっていました。

それはそれでウハウハ状態なのですが、全部を借りて読み切れる訳もなく、でも、今借りとかないとまたしばらく会えないかも、とかいろいろ悩みながら数冊選んで、その内の1冊がこの本です。
運を良くすることを最優先にしました。

そういう訳で、借りた日に一気に読んじゃいました。

今まで読んできた「引き寄せ」系、「宇宙にオーダーしちゃう」系、などとかぶる感じでもあるのですが、こちらは、なぜそうなるのかを「免疫系物質」「脳内の回路」「ホルモン」などの働きから説明されています。

今まで、「引き寄せ」系の本を読んではワクワクして、けれども、大きな災害や事件事故、虐待やいじめ、戦争等のニュースに触れる度、それは引き寄せた結果な訳じゃないだろうに、望む力が弱かったからとかではないだろうに、と矛盾を感じては、距離を置く(飽きると言ってもいいけれど)を繰り返して来ました。

けれど、もっと狭い範囲、自分に関わることであるならば、この本で説明がついちゃうのかな、と思いました。
同時に、他のちょっとスピリチュアルな本の言ってることも「脳の働き」からすると「あり」なんじゃない?とも思いました。

この本、最近の広告で知り、図書館でも「貸出中」続きだったので、新しい本かと思っていたのですが、「2013年に単行本、2019年に文庫本で刊行されたものを加筆、再編集したもの」となっていました。
この本自体は2023年発行となっていましたが、カバーデザインに真面目な古さを感じていたので納得です。

返却期限までにパラパラ見返しそうです。


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