図書館本 17冊目 『ゴールデンカムイ 映画ノベライズ』

実は図書館本16冊目になる『燃えよ剣 下巻』を通勤電車読書中で、半分以上まで読み進んでいるところです。
そちらでは、近藤さんが斬首され、沖田さんが病死して、土方さんが北海道に向かっている最中です。

電車内読書中、見開き2ページの中で相次いで二人が亡くなってしまい、呆然としてしまいました。これから仕事に行くんだっていう時に…

そこで、一緒に図書館で借りていた、この『ゴールデンカムイ 映画ノベライズ』を、休みの日に一気読みしました。
逃避ですね。逃げましたね。

『ゴールデンカムイ』はコミック全巻とアニメ版を見ているのですが、実写映画は観ていません。映画ノベライズというのもあまり興味が無かったのですが、映画の代わりに読んでみようと借りていました。(図書館にこう言う本があるとは思ってませんでした…。「アイヌ」で検索したらヒットしたのだったと思います。)

ト書きの多い台本のようなもの、な感じで初めは馴染めないなぁと思いながらで読んでましたが、既に漫画やアニメで観てるだけあって、次々と場面が浮かんできてあっという間に読み終えてしまいました。

実写映画は、コミックでいうと初めの数巻分のみの映像化と聞いていたので、どこまでをやっているのかなと気になっていましたが、この本ではアシリパさんが初めてオソマ入り、いや、味噌入りの鍋を食べたところで物語を終えていました。
良い場面です。

そして、この本の中では土方さんも新旧の仲間と共に健在です。
「いくつになっても、男子は刀を振り回すのが好きだろう?」
ここ、格好いいですね。銃も振り回してますけど…、ジャキッ、グルンっ、ドンっ!て。
(土方さんの刀の名前が「兼定」であることを覚えたのはこの漫画です。)

今読書中の『燃えよ剣 下巻』はこのあと、土方さんの最期に向かって進むのみで、どう終わるのかと気が重くなったりもしますが、読み終えたあとには『銀魂』読み直して「真選組」に再会しよう、とか、コミックの『ゴールデンカムイ』で元気な土方さんも読み返そう、とか、その辺を支えにして読んでいこうと思っています。

ただ、疑問に思ったのは、「新選組」と「新撰組」の書き方の違いです。
(「真選組」は明らかに造語でしょうが…)
『ゴールデンカムイ』では「新撰組」ですね。
図書館で見かけた、永倉新八・著の本のタイトルにも「新撰組」が使われています。
どちらも見かけてきたと思うんですが、今になって初めて気になりました。
世の中では周知のことかと思われますので、ネットで調べてみます。

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