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つま先歩行

 先ず、今の私の状態をお伝えします。

 20•30年程前から、私の右足の足首より先が上に上がりにくい状態に陥り、段々酷くなってきて、今は全く上がらない状態(下垂足)になってしまいました。

 なぜ、そのようになってしまったのか?

 色んな整形外科に何度も行きましたが、原因はわからないようでした。
これが原因ではないか?あれが原因ではないか?と、私なりに考えてみて、整形外科の医者にお伝えしたら、「もしかしたら、そうかもしれませんが…」との回答で、決定的な原因を見いだせませんでした。

 そのような状態のまま、数十年過ぎ、遂に昨年4月末頃に長年無理していた、脚や腰、いわゆる右側の腰から下半身が悲鳴をあげて、痛くて歩くことも儘ならない状態になってしまいました。

 以前からお世話になっている整形外科に通院して、状態(右側股関節辺りが痛い)を説明しましたが、レントゲンでは骨には異常が見られない、とのことで、他の病院でMRIを撮ってもらいました。
結果は、腰椎椎間板ヘルニアが異質な方向に、かなり大きく2か所出ているとのことでした。
その病院で、手術することになりました。
が…手術後も同じ右側股関節辺りが痛くて、手術前とほぼ同じ痛み、変わらない状態でした。

 その病院でリハビリを勧められましたが、リハビリの時間が限られ過ぎており、現在通院している病院を紹介していただきました。

 私は、過去に色んな色んな職業を経験していましたが、昨年に痛めた時の職業は、障がい者支援を行っていました。
もちろん私自身も障がい者手帳を持参している身でしたが、比較的軽い障がい者手帳5級でしたし、仕事のやりがいもありましたので、健常者同様に6年程仕事させていただいていました。
しかし、自身の身体のメンテナンスが足りておらず、このような結果になってしまい、現在は、恥ずかしながら、傷病手当金をいただいて生活しております。

 さて、長々と前置きの説明が長くなりましたが、本題の「つま先歩行」についてお話させていただきます。

 1年以上も毎日リハビリを行い、通院していますが、未だにタリージェという神経の痛み止薬を服用しており、腰から下半身の右側全体の痛みが治まりません。

 現在主に通院している整形外科の医者もこのようなケースは珍しいようで、最近は、医者も少し困っているようです。
もちろんPT(理学療法士)さんも、私ほど「酷い下垂足の方は見たことありません」とのことですので、私自身も色々と考え、提案している状況です。
 色んなリハビリを経験することで、気付いたことなのですが、

先ず、股関節を含め下半身の柔軟性が足りない事です。

次に、腹圧が足りない為にインナーマッスルが弱い事です。

この2点を重点的にリハビリしておりましたが、足底筋も使えていないことがわかり、そのリハビリも追加として行うようになりました。
私は、この下垂足でも一般の方と同等の動きが出来ないか!と真剣に自問自答し、諦めたくありませんでした。

 そこで気付いたのですが、このような状態に陥る前に、スリッパは右足だけ前方に飛んでいってしまいますのでスリッパは履けませんでしたが、下駄や雪駄は、ある程度普通に歩行できましたので、そこに着目して、なぜなのかを自分なりに考えてみました。

 もしかしたら、つま先歩行をすれば良いのではないか‼️

実際につま先歩行することにより、以前よりスムーズに歩行することができました!
ただ、その分、ふくらはぎの加緊張に陥りますので、十分なケアが必要になってきます。

 そう言えば、女性はハイヒールを履いていますし、また、有名人でもそうですが、ハイヒールのまま、走ったり踊ったりしています。

また、日本古来の飛脚は尋常じゃない距離を尋常じゃない速度で駆け抜けた!ということを言われており、踵から接地していた歩行では無かったものと理解しております。

 以上のことで、私の体験談である、
つま先歩行の重要性を書かせていただきました。

 この長文を最後まで読んでいただいた方、お疲れ様でした。
本当に、ありがとうございます‼️

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