【オセアニア経済情報】RBA利下げ時期予想が分かれる!市場はどこまで織り込んでいるのか? 24/9/23
Yan氏で~す
インパクト!!!
ではダイジェストです。これだけ読めば大丈夫です
NZと豪の経済指標と市場動向
NZドルは底堅く、金利据え置き思案が先行と中国金利の影響で豪ドルは上昇
ニュージーランド経済指標
8月貿易収支:輸出は前年同月比0.1%減の50億ドル、輸入は1.0%減の72億ドルで、貿易赤字は22億ドルに縮小。
年間貿易赤字も93億ドルと、前年同期から大幅に縮小。
輸出は食肉・乳製品が減少、キウイフルーツは好調。輸入は自動車関連が大幅減、航空機関連は増加。
輸出減少傾向は継続も、NZドルは売られ過ぎ水準にあり、大きな動きになりにくい。レンジではないかと
ニュージーランド国内ニュース
地方自治体の負債増加がアジア太平洋地域の信用力を圧迫:移民流入によるインフラ需要や災害復興支出などが負債増加の要因。
住宅市場:住宅不足と建設コストの高騰により、新築住宅価格が高騰し、供給が滞る。
住宅価格下落と建設コスト高騰の乖離は、土地価格が下がりにくい人気エリアに集中している可能性。NZドルは売られそうで売られない状態。
オーストラリア経済指標
9月PMI:製造業の低迷が続き、全体的な活動も鈍化。サービス部門は緩やかな成長を維持。雇用は増加もペース鈍化。価格上昇圧力は緩和もマージン圧力は継続。
PMI悪化も早期利下げ観測は出ず、据え置きを補強する材料に。9/25の8月CPIが注目。
オーストラリア国内ニュース
住宅ローンブローカーの隆盛:顧客ニーズの変化や金利上昇により、ブローカー経由の住宅ローンが全体の7割超に。銀行は顧客減少や手数料負担に不満。
RBA金利予測:大手銀行は利下げ開始時期を2025年2月〜5月と予想。市場は2025年2月に最初の利下げを織り込み済み。
利下げは織り込み済みで、豪ドル大幅上昇には新たな材料が必要。CPIが鍵。そのCPIがまったく予見できない状態
豪ドル動向
中国人民銀行の資金供給と金利引き下げを受け、豪ドル上昇。対米ドルで0.3%高、対円でも0.6%高。
中国の金融緩和は豪ドルにとってプラス材料。ただし、長期的な影響は中国経済の回復状況や米ドル動向に左右される。
ダイジェストは以上です。
本文です
ニュージーランドから
経済指標が今日はありました
貿易収支です 日本時間7:45に発表しています
内容ですが
2024年8月 ニュージーランド海外商品貿易統計:輸出減、輸入減、貿易赤字縮小
輸出:前年同月比0.1%減の50億ドル。食肉、乳製品が減少。キウイフルーツは好調。
輸入:前年同月比1.0%減の72億ドル。自動車関連が大幅減。航空機関連は増加。
貿易収支:22億ドルの赤字。前年同月の赤字(27億ドル)からは縮小。
年間貿易赤字:93億ドル。前年同期(155億ドル)からは大幅に縮小。
主なポイント
輸出:
食肉、乳製品の輸出減少が全体を押し下げ。
キウイフルーツは輸出額が大幅に増加し、過去最高を記録。
中国向け輸出が大幅減。
輸入:
自動車関連の輸入が大幅に減少。特に電気自動車の落ち込みが顕著。
航空機関連、石油製品の輸入が増加。
アメリカ、韓国からの輸入が増加。
貿易収支:
輸出入ともに減少したが、輸入の減少幅が大きかったため、貿易赤字は縮小。
年間貿易赤字も大幅に縮小。
今後の展望
世界経済の減速懸念や中国経済の不透明感が、今後の輸出に影響を与える可能性がある。
輸入は、国内需要や為替レートの動向に左右される。
やはり落ちています。
しかし今日はNZDが買われています。売られ過ぎの局面でもあります。
大きなことが起きない限り、リスクオフかオンかの流れが起きないという意味です。大きめのレンジになりやすい相場環境だと思っています。
指標は以上です
続いて
国内ニュースです
RNZの今日のニュースから
最初です
ニュージーランド地方自治体の負債増加がアジア太平洋地域の信用力を圧迫
ニュージーランドの地方自治体の負債増加により、アジア太平洋地域全体の信用力が低下している。
移民の流入によるインフラ需要増加、国家水改革や災害復興などの支出増が負債増加の要因。
多くの地方自治体で格付け見通しがネガティブとなっているが、地方政府資金庁(LGFA)を通じた資金調達は依然として可能。
LGFAの格付けは高く、地方自治体にとって重要な資金調達手段となっている。
一部の地方自治体は債務負担が大きく、信用リスクが増大している。
ニュージーランドの地方自治体は、他の多くの国と比較して、より広範な責任と限定的な財源を持つため、財政状況が厳しい。
地方自治体はどの国で厳しいところが多いのですね
なるほど、これは厳しいです。
地方政府資金庁(LGFA)について少し考察です
地方政府資金庁(LGFA)が地方自治体に資金を貸し付ける能力は、主に以下の要素に依存します。
LGFA自身の財務状況: LGFAは、債券発行や銀行借入などを通じて資金を調達しています。したがって、LGFA自身の信用力や財務状況が健全であることが、地方自治体への貸出能力を支える基盤となります。
地方自治体の信用リスク: LGFAは、貸出先の地方自治体の信用リスクも考慮します。一部の地方自治体で債務負担が大きくなり、信用力が低下している状況では、LGFAは貸出に慎重になるか、より高い金利を要求する可能性があります。
市場環境: 金利動向や投資家のリスク選好など、市場環境の変化もLGFAの資金調達能力に影響を与えます。金利上昇や市場の不安定化は、LGFAの資金調達コストを増加させ、地方自治体への貸出金利にも影響する可能性があります。
記事によると、LGFAは現在、高い信用格付けを維持しており、地方自治体への貸出ポートフォリオも健全な状態です。しかし、一部の地方自治体の信用リスクが増大していること、そして市場環境の変化の可能性があることは、LGFAの資金調達能力に対する潜在的なリスク要因と言えるでしょう。
したがって、LGFAを通じた資金調達は「依然として可能」ですが、将来的な状況によっては、資金調達環境が厳しくなる可能性も否定できません。
つまり、ここがヤバいという記事がでたら、かなりダメだということが解ります。人口が少ないので国内からの借り入れは限度があるのでしょう。当然に海外に頼る展開です。ニュージーランドに投資をする海外企業とか投資家がどれほどいるのかは解りませんが、それなりの金利が動くのではないかと思います。
先日から同じようなことを言っていますが、海外からの借り入れは、NZDへの両替です。つまり一時的なNZD高になります。このあたり、ファンダメンタルズ初心者が解りにくいのではないかと思います。
NZDだから解りににくいのではないかと思いますので
ドル円で
例:
アメリカの企業が日本で事業を行うために、日本の銀行から1億円を借り入れるとします。
借り入れと両替: アメリカの企業は、借り入れた1億円をドルに両替してアメリカに持ち帰る必要があります。このため、円を売ってドルを買うことになります。
通貨高: 多くの企業や投資家が同じように円を売ってドルを買うと、ドルの需要が高まり、円の供給が増えます。需要と供給の関係から、ドルは値上がり(ドル高)、**円は値下がり(円安)**します。これが「一時的な借りた側の通貨が通貨高になる」ということです。
という感じです。イメージが付けばいいのですが
次の記事です
住宅不足が深刻化し、新築住宅の価格が高騰しています。オークランドでは、平均的な住宅を建てるのに約150万ドルかかり、これはTrade Meの平均希望価格を大きく上回ります。カンタベリーでも、建設コストは希望価格の中央値よりも高くなっています。
BNZのエコノミスト、マイク・ジョーンズ氏は、建設費の上昇と住宅価格の停滞により、建設するインセンティブが低いと指摘しています。コアロジックのエコノミスト、ケルビン・デービッドソン氏も、土地購入と建設にかかる正確な費用を測るのは難しいが、新築物件にはプレミアムが支払われていると述べています。
建設業者たちは、既存住宅の購入と新築のコストに差があるのは、土地の価値が既存住宅ほど下がっていないためだと説明しています。不動産協会によると、オークランドとカンタベリーの地価は下落しているものの、全国の住宅価格ほどは下落していません。
コアロジックの調査責任者、ニック・グドール氏は、開発業者が新しい不動産を建設する上で数字が積み重なる可能性が低いため、懸念されると述べています。建設コストはピーク時よりは鈍化しているものの、均衡が回復するには時間がかかるでしょう。現在、開発のほとんどは、既存の建物を取り壊して、その場所にさらに建物を建てる区画で行われています。
全体的に、住宅不足と建設コストの高騰が深刻化しており、新築住宅の供給が滞っている状況が浮き彫りになっています。
毎度毎度、忙しいですね。価格が低下したと思った矢先に今度は高いって記事です。インフレ再燃はなさそうですが、住宅資材の高騰というよりも、建材の下落率がゆっくりとしたペース。土地の値段ピークから下落しているが人気エリアに集中しているのではないでしょうか?。誰でも便利なところには住みたいですからね
という訳で、NZDは売られそうで売られない状態です。
では
オーストラリア
経済指標から 8時にPMIですが
8時だったのか?
ジュドー銀行フラッシュオーストラリアPMI
https://www.pmi.spglobal.com/Public/Home/PressRelease/b820c481d5ee455aa950eb3c8ddadcef
Judo Bank Flash オーストラリア総合PMI®:9月は活動鈍化、製造業は低迷
主なポイント:
9月のオーストラリア民間セクターの事業活動は、製造業の低迷が続き、減少に転じた。総合PMI産出指数は49.8と、8ヶ月ぶりの低水準となった。
サービス部門は緩やかながらも成長を維持したが、製造業の生産は大幅に減少し、全体としては減少となった。
新規受注はサービス部門で増加したが、製造業では減少した。
雇用はサービス部門での増加により全体としては増加したが、増加ペースは鈍化した。
価格上昇圧力は緩和し、投入コストと販売価格の上昇率は鈍化した。
企業のセンチメントは依然としてプラスだが、8月から低下し、シリーズ平均を下回った。
セクター別の動向:
サービス部門:活動は8ヶ月連続で拡大したが、成長ペースは7月以来最も緩やかとなった。新規事業の増加ペースも鈍化し、輸出事業は4ヶ月で3回目の減少となった。
製造業:8ヶ月連続で縮小し、縮小ペースは2020年5月以来最も速かった。新規受注と生産も52ヶ月ぶりの大幅な減少となり、輸出受注も減少に転じた。
エコノミストの見解:
Judo Bankのエコノミスト、Matthew De Pasquale氏は、2024年初めの好調なスタートの後、9月の事業活動の成長は依然として低迷していると指摘。
政府の景気刺激策の効果が当初の予想よりも弱く、家計の貯蓄が増加している可能性を示唆。
PMIの活動指標の弱さは、オーストラリア経済が現在の政策金利で需給バランスを徐々に回復させていることを示唆しており、これは年内に金利を引き上げるのではなく、長期間据え置くという主張を支持するもの。
雇用の伸びは鈍化しており、市場部門の雇用は9月にわずかに成長領域にとどまった。これは、ケア・教育部門を中心に雇用が大幅に増加している公式雇用統計とは対照的。
価格上昇圧力は緩和したが、経済全体でマージン圧力が依然として存在する。
投入価格指数は大幅に低下したが、依然として2024年度の平均をわずかに下回る程度であり、パンデミック前の平均を大幅に上回っている。この投入価格圧力が消費者物価上昇につながるかどうかは、2025年度の家計支出の潜在的な回復にかかっている。しかし、初期指標では需要が低迷していることから、マージン圧力は2025年度を通じて持続する可能性が高い。
PMIを見てまとめ
9月のオーストラリア経済は、製造業の低迷が続き、全体的な活動も鈍化した。サービス部門は成長を維持しているものの、そのペースは鈍化している。雇用の伸びも鈍化し、価格上昇圧力は緩和しているものの、マージン圧力は依然として存在する。これらの結果は、オーストラリア経済が現在の政策金利で需給バランスを徐々に回復させていることを示唆しており、今後の金融政策の行方に影響を与える可能性がある。
ここで、この数字が悪いからと言って早期に利下げ観測がでるかというと
出ないと思います。
確かに、経済活動の鈍化やインフレ圧力の緩和は、利下げを検討する要素となり得ます。しかし、今回のPMIはあくまで9月時点の速報値であり、今後の経済動向を見極める必要があります。
また、オーストラリア準備銀行(RBA)は、インフレ抑制を重視する姿勢を示しており、インフレ率が目標範囲に戻るまでは利下げに慎重であると考えられます。
したがって、今回のPMIの結果は、RBAが利上げを一時停止する可能性を高めるものと言えるかもしれませんが、利下げに踏み切るにはまだ時期尚早と言えるでしょう。
つまりは、明日の政策金利の据え置きの補足ないようになったという意味になります。
この国はまだインフレと戦っている最中ですので、おいそれと弱気にはなれないのです。となるとやはり、9/25の8月CPIが大注目です
次の国内ニュースです
ABCnewsから今日の記事です
最初は住宅ローンのお話です。この国の銀行は住宅ローンが主な収入減になっているのでけっこう重要なのです
住宅ローンブローカーの隆盛と銀行の苦悩
この記事は、オーストラリアの住宅ローン市場において、住宅ローンブローカーが市場シェアを拡大し続けている現状と、それに対する銀行側の不満を詳述しています。
ブローカー隆盛の背景
顧客ニーズの変化:顧客はより多くの選択肢、解決策、そして最良の取引を求めており、ブローカーはそれに応えている。
金利上昇の影響:2年間にわたる金利上昇により、より有利な条件を求めてブローカーを利用する顧客が増加。
銀行離れ:人々は銀行を避け、ブローカーに頼る傾向を強めている。
ブローカー隆盛の課題
利益相反:ブローカーは銀行から手数料を受け取るため、顧客の最善の利益よりも銀行の利益を優先する可能性があるという懸念。
規制の不備:最善の利益義務違反に対する積極的な取り締まりが行われていない。
大手銀行への依存:ブローカーが仲介するローンの大部分は依然として大手銀行に流れており、必ずしも顧客が最良の金利を得ているわけではない。
銀行側の不満
顧客の減少:ブローカーの台頭により、銀行と直接融資契約を結ぶ顧客が減少。
手数料負担:銀行はブローカーに多額の手数料を支払わなければならず、収益を圧迫。
優秀な人材の流出:ブローカーとの競争激化により、銀行は優秀な人材をブローカーに奪われている。
今後の展望
ブローカー市場のさらなる拡大:ブローカーの市場シェアは今後も拡大し、英国のように90%近くに達する可能性も。
規制強化の可能性:ブローカーの利益相反問題や手数料体系に対する批判が高まり、規制強化が行われる可能性も。
銀行の対応:銀行は、ブローカーとの競争に打ち勝つために、サービスの改善や金利の引き下げなどの対策を迫られる。
結論
住宅ローンブローカーの隆盛は、顧客ニーズの変化や金利上昇などの要因によって引き起こされたものであり、今後も続く可能性が高い。しかし、ブローカーの利益相反問題や手数料体系に対する批判は根強く、規制強化が行われる可能性もある。銀行は、ブローカーとの競争に打ち勝つために、顧客ニーズに応えるサービスを提供していく必要がある。
ここでのブローカーの役割ですが
ブローカーは、顧客のニーズや状況に合わせて、複数の銀行の商品を比較検討し、最も低金利または有利な条件のローンを探し出してあっせんする役割を担っています。記事の中でも、ブローカーのメリッサ・ギエルニック氏は、「ブローカーに相談すると、複数のソリューションが提示され、ブローカーは通常、市場で最も有利なレートを見つけてくれます」と述べています。
また、ブローカーは、顧客の属性(自営業者など)や希望条件(返済期間、固定金利・変動金利など)を考慮し、最適なローン商品を提案します。銀行によっては、特定の顧客層や条件に特化した商品を提供している場合もあり、ブローカーはそうした情報にも精通しています。
ただし、ブローカーが常に顧客にとって最良の取引を見つけることができるとは限りません。記事でも指摘されているように、ブローカーが紹介するローンの大部分は大手銀行に流れており、必ずしも最も低金利の商品が選ばれるとは限らないという問題点も存在します。したがって、ブローカーを利用する際には、複数のブローカーに相談したり、自分で情報収集を行ったりするなど、主体的な行動も重要となります。
日本では住宅を建てる会社に、有利に働く場合があるのと同じ構造ですがここまで横行はしていないと思います。
次です
これ結構、重要な記事ではないかと
この記事は、オーストラリア準備銀行(RBA)がいつ金利を引き下げるのかという疑問を取り上げています。経済状況は矛盾しており、インフレと高金利が家計に打撃を与えている一方で、雇用は堅調に推移しているという状況です。
RBAの次の動きを予測する上で重要な4つの数字が紹介されています。
3.5% - インフレ: インフレ率は依然として高く、RBAの目標範囲を上回っています。これは金利引き下げを抑制する要因となります。
0.6% - 家計貯蓄: 家計貯蓄率は低下しており、家計の経済状況が悪化していることを示しています。これは金利引き下げを促す要因となります。
4.2% - 失業率: 失業率は歴史的に低い水準にあり、雇用市場は堅調です。これは金利引き下げを抑制する要因となります。
0.5% - 生産性の伸び: 生産性の伸びは低く、経済の潜在成長率が低いことを示しています。これは金利引き下げを促す要因となります。
これらの数字は、RBAの政策決定において複雑な要素となることを示しています。インフレ抑制と経済成長支援の間でバランスを取る必要があるため、金利の引き下げ時期は予測困難です。
こうやってまとめると、2:2です。
それで、あれだけ強気になれるのはインフレターゲットが2%から3%になっていないからです。もし3%を割った時点で、豪ドルは売られまくるのではないですかね?
ではタイムラインに行きます
コールズとウールワースがACCCに訴訟され、ASXは下落
コールズとウールワースは、誤解を招く割引キャンペーンを行ったとしてACCCに訴訟された。
このニュースを受け、両社の株価は急落し、ASX200指数も0.7%下落した。
コールズは、大幅なコストインフレの時期であったため、値上げせざるを得なかったと主張している。
ウールワースは、ACCCの主張を慎重に検討し、規制当局と協議していくと述べている。
アルバネーゼ首相は、もし事実であれば、コールズとウーリーズの行為は「全く受け入れられない」と述べた。
政府は、大手スーパーマーケットに適用される新しい食品・食料品規則の公開草案を発表した。採択されれば、コールズ、ウールワース、アルディ、メトキャッシュは重大な違反に対して数百万ドルの罰金を科せられることになる。
その他
9月の企業活動は8カ月ぶりの低水準に縮小した。製造業の持続的な低迷が主な原因。
サービス部門は緩やかながらも成長を維持。
全体的な新規事業は拡大し続け、感情は依然として前向き。
投入コストインフレ率の低下により価格圧力も緩和。
政府による中央銀行の掌握を求める声は「狂気の沙汰」として退けられた。
緑の党は、理事会改革の可決と引き換えに豪準備銀行の敵対的買収を要求。
市場
ASX200は0.7%下落して終了。
公益事業とエネルギーセクターは好調な上昇。
鉄鉱石価格は再び下落。
ウラン採掘会社はスリーマイル島原子炉の再稼働計画のニュースを受けて上昇。
ほとんどの地域市場が上昇。
鉄鉱石はもはや、ネタですね。売られて当然になりつつあります。
ASXが下落ということは、一応は、リスクオフです。
さて、明日のRBA政策金利を前に
オーストラリア国内での銀行は、利下げ時期の予想を出しています
Yahooファイナンスオーストラリア 9/23
オーストラリア準備銀行(RBA)は、月曜日と火曜日の会合で金利を4.35%に据え置くと予想されているが、大手銀行の間では、金利引き下げの時期について意見が分かれている。
コモンウェルス銀行:2024年12月に利下げ開始、2025年末までに計5回の利下げで3.10%に。
ウエストパック銀行:2025年2月に利下げ開始、計4回の利下げで3.35%に。
NAB:2025年5月(または2月)に利下げ開始、計5回の利下げで3.10%に。
ANZ:2025年2月に利下げ開始、計3回の利下げで3.60%に。
市場では、今後12ヶ月以内に4回の利下げが織り込まれており、最初の利下げは2025年2月と予想されている。
RBA総裁は、近い将来の利下げに期待しないよう借り手に繰り返し呼びかけている。
専門家の間でも意見が分かれている。
AMPのチーフエコノミスト:需要、雇用、インフレの緩和が2月からの利下げを促す可能性が高い。
経済学者のソール・エスレイク氏:RBAは2024年中は金利を据え置き、「早くても2025年2月までは金利引き下げを開始しない」。
RBAの決定は火曜日の午後2時30分に発表され、その後にブロック総裁の記者会見が行われる予定。
一体何が起きるのでしょうか。とは言っても
既に織り込み済です。大きく買われるのには、それなりの材料が必要です。
それよりも、何度も書きますが、CPIです
では最後に、シドニー概況です
豪ドル上昇、中国の金利引き下げと豪中銀への期待が要因
中国が14日物リバースレポ金利を引き下げたことを受け、豪ドルが上昇。
豪準備銀行(RBA)のタカ派的な見方も支援材料となっている。
豪ドルは対米ドルで0.3%高の1豪ドル=0.6830米ドル、対円でも0.6%高の1豪ドル=98.50円と上昇。
中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国であり、中国経済を支援する措置は豪ドルを押し上げる。
豪ドルの次の注目材料は、24日のRBAの金利発表となる。市場では据え置きが予想されている。
おっと、こんなニュースがあったのですね
中国人民銀行は、銀行システムへの資金供給のため、期間7日と14日のリバースレポを実施しました。14日物の金利は数ヶ月ぶりに引き下げられました。
これは大規模な政策緩和ではなく、長期休暇前の流動性需要に対応するための通常の措置と見られています。専門家は、人民銀行が今後数ヶ月以内にさらなる金融緩和策を実施する可能性があると予測しています。
これも、オセアニア通貨が下げにくい要因の一つです
長期のポジションは難しいのかもしれないですね
そんな感じです
あとがき
今日はちょっと負けましたね。1万負けました。
あとは、動画公開の準備をしていました
いや~動画を作るのって本当に大変です
以上です
宣伝
NOTEフォローは100人でYOUTUBEデビューを考えています
モチベーションアップにもつながりますので
こんな記事ですが、フォローをお願い致します
ついでにXもお願い致します。
よろしくお願いします。
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