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【奇襲】NZD 大方予想を裏切り雇用は絶好調!NZ分析も当りトレード利益確定!どうだ! 24/8/7

Yan氏で~す。
インパクト!!!

最初にいつものダイジェストです。忙しい人はここだけ読めばOKです

今回の記事は、ニュージーランドの経済指標と中国の経済指標、そして日銀の内田副総裁の発言を受けてのNZドルのトレードです

ニュージーランドの労働市場統計は、失業率の上昇など懸念材料はあるものの、雇用者数が増加し、賃金も上昇するなど、全体的には堅調な結果となりました。一方、中国の貿易統計は、輸出が減速し、輸入も堅調さを欠くなど、やや懸念される内容でした。また、中国人民銀行がリバースレポによる資金供給を行わなかったことも、金融引き締めを示唆するものとして注目しました。15時に全てのトレードを終えたのは中国関連で売られるのを懸念したためです

前回の記事で雇用に関せる分析でNZドルの買いポジションを取る方向で考えていました。結果を見て押し目でエントリー、NZDJPYは日銀の内田副総裁のハト派的な発言が円安を誘発し、ロングポジションが伸びてくれたのはluckyでいた。
 今後のNZドルの動向については、8月14日に発表される政策金利が注目されます。今回の労働市場統計の結果から、利下げの可能性は低くなったと考えられますが、国内では今回の結果でも利下げ要求が強い状態です。毎日注視しないといけない状態で、どうするか考えています

ダイジェストはここまです


ここから本文です

来ましたね。ニュージーランドドル
別名 キーウィダラー

私の思案に近い形だったのではないかと思います
この記事

トレードはもちろんしました。スマホからですがね。
本日も半日出社でお盆が仕事なので致し方ないです
休めれば、良かったのですがスマホからだと思うようにできなくてイライラしました。この記事を書く前に全て利確しました

トレードのお話の前に、今日の指標を確認致します

24/8/7 ニュージーランド経済指標


ニュージーランド統計局

労働市場統計:2024 年 6 月四半期

概要

2024年6月四半期のニュージーランド労働市場統計によると、失業率は4.6%、未活用率は11.8%とそれぞれ上昇しました。雇用率は68.4%で横ばいでした。

賃金については、全給与・賃金率(残業代を含む)は4.3%上昇し、平均通常時間時給は41.52ドル(5.0%増)となりました。フルタイム相当従業員(FTE)の平均週給(残業代を含む)は5.3%増の1,612ドルとなりました。

労働時間は、季節調整済み実労働時間が四半期で1.2%、年間で0.3%減少し、9,820万時間となりました。希望するよりも少ない時間しか働いていない就業者の数は、年間18.5%増加し、326,600人に達しました。

障害者の労働力参加率は44.7%、雇用率は39.8%、失業率は11.0%、未活用率は26.3%でした。

詳細

労働力と雇用

  • 労働力参加率: 71.7%

  • 就業率: 68.4%

  • 失業率: 4.6%

  • 未活用率: 11.8%

  • 失業者: 143,000人

  • 未活用者: 377,000人

  • 労働年齢人口: 4,316,000人

賃金

  • 全給与・賃金率(残業代を含む): 前年比4.3%増

  • 平均通常時間時給: 41.52ドル (5.0%増)

  • フルタイム相当従業員(FTE)の平均週給(残業代を含む): 1,612ドル (5.3%増)

労働時間

  • 季節調整済み実労働時間 (週): 38.17時間 (-0.1%)

  • 季節調整済み実労働時間合計 (週): 98.2時間 (-1.2%)

  • 週の総有給労働時間 (QES): 74.9時間 (-0.9%)

障害者

  • 労働力参加率: 44.7%

  • 雇用率: 39.8%

  • 失業率: 11.0%

  • 未活用率: 26.3%


では、失業率だけ、別記事で出ていたのでこちらも載せておきます

2024 年 6 月四半期の失業率は 3.6% から 4.6% に上昇しました。これは 2021 年 3 月以来の高水準です。特に若者は失業の影響を受けています。賃金インフレは公務員部門で最も高く、6.9%です。

具体的には、以下の点が述べられています。

  • 失業率は4.4%から4.6%に上昇しました。

  • 未活用率は11.2%から11.8%に上昇しました。

  • 賃金インフレは全産業で4.3%上昇しました。

  • 公務員部門の賃金インフレは6.9%で最も高くなりました。

  • 若者の失業率は7.2%で、全体よりも高くなっています。

この統計は、ニュージーランド経済が減速していることを示唆しています。失業率の上昇と賃金インフレの鈍化は、景気後退のリスクを示しています。


2つの記事からだと、失業率に目が行きます。
このあたりが、ネックになるのかと思うのですが、女性の失業率と若者の失業率が多いのが上でも書いてありますが、景気後退リスクになります

もし、今日の指標発表前まで、ニュージーランドダラーが買われていいたなら、この失業率を理由に売られていたのでしょう。
しかし今日は買われています
 その理由ですが、終わってみていろいろと考えるとこんな感じだったのではないでしょうか
 2024年6月四半期のニュージーランドの労働市場統計は、事前のエコノミストの予想に反して、力強い結果となりました。

失業率の上昇や労働時間の減少といった懸念材料がある一方で、雇用者数は増加し、賃金も上昇しています。特に、労働力人口の増加を上回る雇用者数の増加は、労働市場の底堅さを示すポジティブなサインと言えるでしょう。

ただし、労働市場の逼迫は賃金上昇を通じてインフレ圧力をもたらす可能性があり、今後の金融政策の動向に影響を与える可能性があります。

全体的には、今回の結果は、ニュージーランド経済が堅調であることを示すものであり、今後の経済見通しを楽観的にする材料と言えるでしょう。

今後の注目点はやはり、インフレの動向、金融政策の変更、そして世界経済の動向とオーストラリアと変わりないと思います

素直に、数字が良かったと思いたいのですが、雇用指数が毎月出ているのに、エコノミストコメントは考慮されていないものばかりでした。
 このあたりが買われた要因だっと思います。インベストドットコムをはじめ、経済指標を載せているところは、なずか、ニュージーランドの雇用指数を公表しないのですね。そのあたりが私のような、にわかニュージーランドウォッチャーでも戦えているのでなんともいえないのですがね

ここで、やはり外部要因が気になったのですね
中国の影響:

  • 経済の減速: 中国経済の減速は、ニュージーランドの輸出、特に乳製品や木材などの一次産品に影響を与える可能性があります。中国経済の減速が長引けば、ニュージーランドの雇用や賃金に悪影響を及ぼす可能性があります。

  • 観光業: 中国からの観光客はニュージーランドの観光業にとって重要な存在です。中国経済の減速や渡航制限などが、観光業の回復を遅らせる可能性があります。

アメリカの影響:

  • 金融政策: アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)の金融引き締めは、世界的な金融市場の不安定化やドル高を引き起こす可能性があります。これにより、ニュージーランドの輸出競争力が低下したり、資金調達コストが上昇したりする可能性があります。

  • 景気後退: アメリカ経済が景気後退に陥れば、世界的な需要が減退し、ニュージーランドの輸出にも影響が及ぶ可能性があります。

ってよく今日の指標をみたら、中国の指標があるのではないですか(汗)
職場から調べるのは困難でしたね(笑)
 

24/8/7 中国経済指標 主に貿易

見た通りによくないですね。しかしNZDは売られませんでしたが15時過ぎると売られ始めましたのでそこでトレードを終えました

話戻して、
中国の貿易ですが
ロイター 8/7


タイトル通りなので、要約は手短にします

 中国税関総署が7日に発表した7月の貿易統計によると、輸出は前年同月比7.0%増と4月以来の低い伸びにとどまりました。一方、輸入は7.2%増と堅調でした。 アナリストは、外需低迷や関税により下期の輸出はさらに圧力に見舞われると予想しています。輸入の増加は、米国による半導体の対中輸出規制強化を見越して中国企業が半導体の購入を急いでいるためと指摘されています。 貿易黒字は846億5000万ドルに縮小しました。アナリストは輸出の伸び悩みを懸念しており、米欧のほか、トルコやインドネシアなどの新興国も中国製品に対する関税の引き上げや他の貿易障壁の導入を進めていることを指摘しています。
 時間通りの発表でなかったので、焦りましたが、16分遅れだったようです

普通なら売られそうですが、この発表のあとか、同時だと思うのですが
違う意味の記事が出ています
ロイター 8/7

最近鉄鋼石がちょっと上がっていたのはこのせい?
う~ん。めんどくさいですね。調べないといけないではないですか汗

ところが銅は在庫ですか。複雑ですです。これは銅はどう なるかな(苦しいな)

で、とても気になる記事があったのですね
大変に短いのですが、これ、結構、重要ですよ

ロイター 8/7

間違っていたらもうしわけないのですが、こんな意味です
 中国人民銀行が7日に行った公開市場操作(オペ)で、リバースレポによる資金供給量がゼロだったということは、金融機関からの資金需要がなかった、あるいは人民銀行が意図的に資金供給を抑制したことを意味します。

背景:

  • リバースレポ: 金融機関が保有する証券を担保に、中央銀行から一時的に資金を借り入れる取引です。中央銀行はこれを通じて市場に資金を供給し、金利を調整します。

  • 公開市場操作: 中央銀行が市場の金利や資金供給量を調整するために、金融市場で行う取引全般を指します。

今回の意味:

  • 資金需要の低さ: 金融機関が十分な資金を保有しており、追加の資金調達の必要性がなかった可能性があります。これは、中国経済の減速や貸出需要の低迷を反映しているかもしれません。

  • 金融引き締め: 人民銀行が意図的に資金供給を抑制し、金融引き締めを行っている可能性もあります。これは、インフレ抑制や過剰な債務の抑制を目的としていると考えられます。

  • 流動性の潤沢さ: 人民銀行は声明で現在の銀行システムの流動性は「合理的に潤沢」であると述べています。これは、金融システムに過剰な資金が滞留していることを示唆しており、金融引き締めを正当化する根拠となる可能性があります。

今後の影響:

  • 金利上昇: 人民銀行が金融引き締めを継続すれば、市場金利が上昇する可能性があります。これは、企業や家計の借り入れコストを増加させ、経済活動を抑制する可能性があります。

  • 経済成長の鈍化: 金融引き締めは、中国経済の成長をさらに鈍化させる可能性があります。特に、不動産市場の低迷や輸出の減速が懸念されています。

注意点:

今回のオペの結果だけで、中国経済の将来を予測することはできません。今後の経済指標や人民銀行の政策発表などを総合的に分析する必要があります。

普通ならこんな対応をするはずですが、なにせ、中国です
 日本のバブル崩壊を研究し尽くし、中国は日本のような不景気にならないといった人たちですから、なんとかするのでしょうね。がんばってほしいです

という感じで、中国の記事が多い日です
なんか、これだけで、いつリスクオフ相場に変わるかと思うくらい不安になるような内容です。

というわけで、この辺りの心理が影響してしまい、伸ばさずにトレードを終えました。

 ここからはトレードのお話です
先に結果は2口座で3通貨を選び、全てNZDを買いました

こんな感じです

IG 証券でのエントリー


MT5でのエントリー

合計12万円の利益でした。
中国の指標にビビって、最初に少し利確
残りを15時過ぎの上下運動時に全て決済して終了です

欧州時間で逆に行くのはいやですかね。

NZDJPYはUSDJPYが上に行きそうな形だったので、エントリーです
EURNZDはNZDが強くなるということはリスクオン的な雰囲気になると考えて、GBPではEURを選択
NZDCHFは、私のたんなるフランへの嫌味です

NZDJPYはこの記事にも助けられましたね
ブルームバーグ 8/7

日銀の内田副総裁は7日の講演で、最近の市場の急変動を受け、金融緩和を当面維持する考えを示しました。市場が不安定な状況での利上げを否定し、ハト派的な姿勢を明確にしました。

主なポイント

  • 市場の急変動: 日銀の追加利上げや米経済への悲観的な見方を背景に、市場は大きく不安定化。急激な円安修正も進行。

  • ハト派姿勢: 内田副総裁は市場の不安定化を踏まえ、当面は現行の金融緩和を維持する考えを強調。

  • 利上げパスへの影響: 市場変動は経済・物価見通しにも影響を与え、金利のパス(経路)も変わってくるとの見解を示した。

  • 円安修正の影響: 円安修正は輸入物価を通じた物価上振れリスクを抑制し、政策運営にも影響すると指摘。

  • 米国経済: 米国経済はソフトランディングする可能性が高いとの見方を示し、市場の反応は過剰と指摘。

市場の反応

内田氏の発言を受け、円相場は対ドルで下落し、一時147円台半ばまで売られました。東京株式市場では日経平均株価が一時1100円超上昇しました。

専門家の見方

専門家の間では、内田氏の発言は市場の混乱を鎮静化させる狙いがあると指摘されています。一方で、今後の政策運営は市場と日米の景気動向次第であり、年内の利上げの可能性を排除するのは時期尚早との見方も示されています。

今後の展望

市場の急変動を受けて、早期の追加利上げ観測は後退しています。今後の金融政策は、市場の動向や日米の経済情勢を慎重に見極めながら判断されることになります。

ブルームバーグの適切な記事の要約でした

ハト派発言に乗った円売りで、利益が出たという皮肉な結果でした


で、ニュージーランドの今後にお話しですが、
8月14日、政策金利の発表ですが、雇用がこれだけ良い結果なので、利下げは遠のいた形です

 RNZでも失業率を話題にしています

記事中番ですが、失業率は問題ないとも書かれています

【失業率の上昇は、労働者に対する需要の冷え込みと、労働市場におけるこれまでの人手不足を補うために移民が急増したことが原因となっている】記事より抜粋

もう一つ記事があります。こちらはかなり面白いです
RNZ 8/7

この記事は地元の叫びに思えます
先に内容をまとめます

経済の弱体化が顕著になる中、中央銀行が利上げを決定すれば「総裁の首が飛ぶべきだ」との声も上がっている。
 失業率は予想をわずかに下回ったものの、中央銀行の予測と一致しており、インフレ率も予想より若干良好な結果となった。
BNZとKiwibankはともに、経済の弱さを理由に8月の利下げを要求している。 BNZのエコノミストらは、経済は金融引き締め、移民の減少、政府の予算削減、失業率の上昇、投資活動の縮小などの「圧力に耐え切れず」に陥っていると述べている。 キウイバンクのエコノミストらはまた、8月の利下げは正しい判断であり、その後も政策金利が2.5%に達するまで毎回の会合で利下げを続けるべきだと述べている。

私のブログでニュージーランド国内は大分疲弊しているのは前々からお伝えしていますが、エコノミストコメントが利下げをって4月くらいまではあなたたちも、利下げはまだだと言っていたはずです。それがこれだけ変わったのはそれだけ経済が減速しているのか、兆候がはっきりと出ているのかですが、今回はこれだけの雇用統計が強いと、利下げは難しいのではないかと思います。
確かに据え置きのハト派発言では、実利がないので、苦しいのは変わらないです。
 今回は、これだけ良好な雇用統計でしたので、流石に利下げはできないのではないかと思うのですが、比較的追いかけている私もなにかあるような気がします
 これは毎日ニュージーランドを注視しないといけないですね

めんどくさいけど(笑)

そんな感じです

あとがき
 どうですかね。前回の記事で、雇用指数からの今回の雇用統計を予測し、上振れを当てたといってもいいのではないかと。GBPではEURを選んだのも、相場の流れですのでご了承ください。実際にGBPは強かったので正解だと思います。それと結果を見てからのエントリーです。今まで先にエントリーをしていたのですが、今回はアメリカGDPでの失敗から慎重になりました。また利確は基本的にはオフ相場よりだとも考えています

以上

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