【オセアニア経済情報】NZ製造業低迷と豪州の楽観、中国経済の陰りが市場に影響 24/9/13
Yan氏で~す。
インパクト!!!
ではいつものダイジェストです
ニュージーランド: 製造業PMIは小幅改善も18ヶ月連続縮小。住宅市場は安定も年末の金利低下に期待。NZ中銀は市場予想より大幅な利下げを実施する可能性。
オーストラリア: 労働者派遣労働者に関する統計が公表。株式市場は上昇、金鉱株が牽引。住宅ローン延滞増加など懸念材料も。
中国: 株式市場は低迷、不動産危機が影落とす。香港不動産市場も中国マネー依存が強まる。習主席は成長目標達成を指示も、支援は減少傾向。
市場: 豪ドル・NZドルは週間上昇見込み。中国経済の陰りが豪州市場に影響。
この記事を書いての考察
ニュージーランド経済は依然として厳しい状況が続いており、製造業の低迷が懸念されます。住宅市場は安定している部分もありますが、金利動向に左右される可能性があります。
一方、オーストラリア経済は比較的堅調で、株式市場は上昇傾向にあります。ただし、住宅ローン延滞の増加など、注意すべき点もあります。
中国経済の減速は、世界経済、特にオーストラリア経済に大きな影響を与えています。中国経済の動向を注視する必要があります。
全体として、オセアニア経済は明るい材料と暗い材料が混在しており、今後の動向を慎重に見極める必要があります。
と、中国懸念はいつもの通りですが、昨日のIEAレポートが打ち消されているのが懸念です。いずれ大きくオージーが売られる時がくると考えています
ダイジェストはここまです。
本文
では、さっそく始めます
ニュージーランドから
経済指標は1つ
朝の7:30でした
ニュージーランド製造業購買担当者景気指数
https://businessnz.org.nz/pmi/incremental-improvement/
ニュージーランド製造業:8月は小幅改善も、依然として縮小傾向
概要
最新のBNZ-BusinessNZ製造業業績指数(PMI)によると、2024年8月のニュージーランド製造業は依然として縮小傾向にあるものの、小幅な改善が見られました。
主なポイント
8月の季節調整済みPMIは45.8と、7月の44.4から上昇したが、依然として50を下回り、18ヶ月連続で縮小傾向。
生産と新規受注のサブ指数はここ数ヶ月で最も好調。
雇用も改善したが、完成在庫はほぼ横ばい。
否定的なコメントの割合は減少傾向だが、依然として需要不足や生活費の高騰への懸念が強い。
企業信頼感と建築許可指標は改善の可能性を示唆するが、PMIは現在の状況が依然として厳しいことを示す。
専門家の見解
ビジネスNZのキャサリン・ビアード氏:PMIは正しい方向に戻りつつあるが、拡大に向かう道筋はまだ長い。
BNZのダグ・スティール氏:企業信頼感と建築許可指標は改善の可能性があるが、PMIは現在の状況が依然として厳しいことを示している。
結論
ニュージーランド製造業は8月に小幅な改善を示しましたが、依然として縮小傾向にあります。今後の動向は、国内外の需要、金利動向、そしてニュージーランド準備銀行の金融政策に大きく左右されるでしょう。
その他
BNZはBusinessNZと提携し、ニュージーランド製造業の継続的な発展に貢献していく姿勢を示しています。
2023年8月から2024年8月までのPMI時系列データが提供されています。
JPモルガン・グローバル製造業PMIは2024年9月3日時点で49.5となっています。
全体的な印象
この記事は、ニュージーランド製造業の現状と今後の見通しについて、PMIなどの指標を用いて分析しています。8月のPMIは小幅な改善を示したものの、依然として縮小傾向にあり、製造業が厳しい状況にあることがわかります。しかし、企業信頼感や建築許可指標の改善など、明るい兆しも見られます。今後の動向は、国内外の経済状況や政策に大きく左右されるため、引き続き注視していく必要があります。
でこのページにはPDFがありますの見てみます。詳細ですね
https://businessnz.org.nz/wp-content/uploads/public/2024/August/BNZ-Manufacturing-Piece-Aug-2024.pdf
BNZ Manufacturing Snapshot (2024年9月13日) - 概要
このレポートは、2024年8月のニュージーランド製造業のパフォーマンスに関する洞察を提供しています。主な指標であるパフォーマンス・オブ・マニュファクチャリング・インデックス(PMI)に焦点を当て、製造業の現状と今後の見通しを分析しています。
主なポイント
小幅な改善も弱含み継続: 8月のPMIは45.8と、7月の44.4からわずかに上昇しましたが、依然として50を下回り、製造業の低迷を示しています。PMIは18ヶ月連続で50を下回っており、製造業が依然として厳しい状況にあることを示しています。
すべてのサブインデックスが依然として脆弱: 5つのサブインデックスすべてが歴史的平均を大幅に下回っていますが、8月にはそのうち4つが改善しました。
新規受注は改善: PMI新規受注指数は43.3から46.8へと最も大きく回復しました。これは依然として拡大を示すものではありませんが、6月の39.5と比較してかなり楽観的です。
雇用は依然として減少: PMI雇用指数も43.5から46.6に増加しましたが、依然として製造業の雇用はさらに減少することを示唆しています。
在庫削減傾向は継続: PMI完成品在庫指数は8月に唯一低下したサブインデックスで、46.2にわずかに低下しました。在庫削減傾向は継続しており、3ヶ月移動平均では2020年以来の最低水準となっています。
明るい兆しも: ビジネス信頼感は、ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が8月にオフィシャル・キャッシュ・レート(OCR)を引き下げたことを受けてさらに改善しています。金利の低下は需要を支えますが、OCRの低下が売上の増加につながるまでには時間がかかります。
第2四半期のGDPへの期待: 来週発表される第2四半期のGDP統計では、輸送機器・機械設備などの個別産業の伸びにより、製造業がプラス成長になると予想されています。しかし、より一般的な弱さが顕著であり、年間成長率は依然として明らかにマイナスになると予想されています。
結論
8月のPMIは小幅な改善を示しましたが、ニュージーランド製造業は依然として厳しい状況にあります。在庫削減傾向が継続している一方で、新規受注の改善やビジネス信頼感の上昇など、明るい兆しも見られます。今後の製造業の動向は、国内外の需要、金利動向、そしてRBNZの金融政策に大きく左右されるでしょう。
免責事項
この要約は情報提供のみを目的としており、投資助言ではありません。投資に関する意思決定を行う前に、必ずご自身もしくは専門家の助言を求めてください。
まぁ利下げは続くのでしょうね
指標は以上です
では先にブルームバーグから
ブルームバーグ 9/12
昨日入れ忘れ記事ですね
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)は、景気縮小とインフレ鈍化を背景に、従来の方針よりも大幅かつ急速に利下げを行うと、投資家や一部のエコノミストが予測しています。
市場の予測: 市場では、2026年半ばまでに政策金利が2.5%まで引き下げられると予想されています。
エコノミストの見解: キャピタル・エコノミクスとキウイバンクのエコノミストは、市場の予測に同意しています。
NZ中銀の予測: NZ中銀は、政策金利が2026年末ごろに3%で底を打つと予想しています。
NZ中銀の政策スタンス: NZ中銀はすでに政策スタンスを急激に変更しており、8月には利上げ姿勢から一転して利下げに踏み切りました。
景気後退の可能性: 来週発表されるGDP統計では、4-6月期の経済縮小が示され、22年後半以来3回目のリセッション入りの瀬戸際に立たされると見られています。
インフレ鈍化: インフレ率は予想以上に鈍化しており、NZ中銀は現在、今四半期に目標レンジに戻ると予測しています。
失業率の上昇: 製造業とサービス業の活動が縮小し、家計が支出を抑制しているため、失業率は上昇しています。
キウイバンクのチーフエコノミストの見解: NZ中銀が金利による景気抑制の影響を取り除きたいのであれば、中立的な金利設定に戻す必要があると述べています。
この記事の総論
NZ中銀は、景気縮小とインフレ鈍化に対応するため、従来の方針よりも大幅かつ急速に利下げを行う可能性があります。市場や一部のエコノミストは、政策金利が2026年半ばまでに2.5%まで引き下げられると予想しています。
ではRNZです
上に書いた ニュージーランド製造業購買担当者景気指数(PMI)をニュースにしています
製造業は1年半の縮小を記録も、改善の兆し
ニュージーランドの製造業は、8月のPMIが小幅上昇したものの、依然として縮小傾向にあります。これは18ヶ月連続の縮小となります。
主なポイント:
製造業PMI: 8月は45.8ポイントと、7月から1.4ポイント上昇したが、依然として50を下回り、縮小傾向が継続。
専門家の見解: BNZのエコノミストは、業界は依然として厳しい状況にあるが、信頼感調査の改善など、明るい兆しも見られると指摘。
サブ指数: 5つのサブ指数すべてが縮小したが、生産、雇用、新規受注では改善の兆し。
今後の見通し: 金利の低下は需要を支える可能性があるが、OCRの低下が売上の回復につながるまでには時間がかかると予想。
PMIの重要性: PMIは、中央銀行の政策決定において重要な指標の一つとなっている。
この記事の総論
ニュージーランド製造業は依然として厳しい状況にありますが、改善の兆しも見られます。今後の動向は、経済全体の回復や金利動向に左右されるでしょう。
となり、やや解釈というかニュアンスが違うのですが、金利動向ってのは合っていますね
次です
なんとこの状況化で住宅を買う意欲があるとは凄いですね
住宅市場は安定、今年後半には潜在的な上昇の兆し
REINZのデータによると、ニュージーランドの住宅市場は依然として低迷していますが、価格や販売量は安定しており、市場心理の変化や投資家の復帰など、回復の兆しが見え始めています。
主なポイント:
住宅価格:
8月の季節調整済みREINZ住宅価格指数は前月比0.4%下落したが、全国の価格は依然として1年前よりわずかに低い。
全国平均価格は前年比でわずか0.6%(5,000ドル)下落したが、前月比では1.3%上昇し、価格は安定している。
販売量:
全国で販売された不動産の総数は前年比0.7%減、前月比5.1%減とわずかに減少。
先月は8つの地域で前年比で売上が増加したが、最も顕著だったのはノースランド(+22.7%)、ホークスベイ(+21.6%)、ベイ・オブ・プレンティ(+16.2%)。
市場心理:
買い手と売り手からの問い合わせが増加しており、市場がある程度安定している。
売主と買主への信頼が高まり、投資家が戻り、オープンハウスでの活動が増加。
今後の見通し:
年末にかけて金利がさらに下がると予想されており、不動産所有者や購入予定者に待望の救済がもたらされ、全国的に販売量が増加する可能性がある。
この記事の総論
ニュージーランドの住宅市場は依然として低迷していますが、価格と販売量は安定しており、市場心理にも改善の兆しが見られます。年末にかけて金利がさらに低下すれば、市場は回復に向かう可能性があります。ただし、まだ市場が転換点に達したとは言えず、今後の動向を注意深く見守る必要があります。っていつものまとめ方ですが、BNZとかブルームバーグのニュースをニュージーランドの人は見ていないのですかね?1年待てば安い金利で借りられるのに借り換えだって難しいかもしれないに。インフレ時には購買力が上がるの知っていますが、一応は利下げフェーズな国。大丈夫でしょうか?
これに絡み凄い記事があったのですね。内容は自分で見てください
では次です。人口増加のお話です
ニュージーランドの人口増加を牽引するアジア系移民、特にインドからの移民増加が目立つ
ニュージーランド統計局の最新統計によると、2024年7月までの1年間で、インドからの移民が41,100人と最も多く、ニュージーランドの人口増加を牽引しています。
主なポイント:
移民の動向:
2024年7月までの1年間の純移民増加数は67,200人。
移民到着数は前年同期比6%減の200,800人。
移民出国者数は前年同期比36%増の133,600人。
2023年10月までの1年間の年間純移民増加数は暫定ピークの136,700人から減少。
ニュージーランド国籍以外の人だけを考慮すると、2023年7月までの1年間の移民純増は153,800人に達し、7月までの1年間には123,000人に減少。
7月までの1年間の純移住率は1000人あたり13人で、2023年10月までの1年間の1000人あたり26人から大幅に減少。
国籍別の動向:
インドからの移民が41,100人と最多。
次いでニュージーランド帰国者(25,200人)、フィリピン(24,600人)、中国(23,600人)。
近年、インド国民の純移住者数は着実に増加。
フィリピン、中国からの純移住者数は減少傾向。
インドからの移民の到着数も減少傾向。
移民出国者数では、ニュージーランド国民が最大(81,000人)。
ニュージーランド国民の動向:
2024年7月までの1年間で、ニュージーランド国民の移民出国者数は過去最高の81,000人を記録。
同期間のニュージーランド国民の純移民減少数も過去最高の55,800人。
この記事のまとめ
ニュージーランドの人口増加は、主にインドからの移民によって牽引されています。一方、ニュージーランド国籍者の出国が増加しており、これが純移民数の減少に繋がっています。専門家は、移民の減少が経済に悪影響を与える可能性があると警告しています。
記事をまとめると固い感じですが、昨日の統計局移民数を記事にしたらこんな感じになったのですね。4万人のインド人。凄いな
ニュージーランドは以上です
続いて
オーストラリアです
経済指標は
1つありまして、労働者雇用に関する補足データです
労働者派遣労働者の数と特徴(2024年6月時点)
労働者派遣労働者数: 416,500人(全就業者の2.8%)
主な仕事として労働供給サービスに従事: 359,100人
副次的な仕事として労働供給サービスに従事: 72,300人
フルタイム労働者の割合: 81.2%
有給休暇の権利がない労働者の割合: 83.6%
より多くの時間働くことを希望する労働者の割合: 18.0%
主な職業: 労働者 (23.7%)
性別: 男性 62.0%、女性 38.0%
年齢: 25~29歳 (18.5%)、20~24歳 (16.4%) が他の年齢層よりも高い割合
出生国: 半数以上がオーストラリア生まれだが、海外生まれの人の方が労働者派遣労働者である可能性が高い
年間収入の中央値 (2020-21年): 35,337ドル
週給の中央値 (2022年8月): 1,247ドル (全従業員の1,250ドルと比較して高い)
臨時雇用と認識している労働者の割合: 72.4%
現在の仕事に1年未満就いている労働者の割合: 62.6%
1年後も現在の仕事に就いていないと予想する労働者の割合: 19.4%
変動賃金: 43.4%
変動勤務: 28.6%
毎週の最低勤務時間が保証されていない: 43.6%
データソース
労働勘定 (Labour Account)
オーストラリアの雇用、2020~21年 (Jobs in Australia, 2020-21)
雇用の特徴、2022年8月 (Characteristics of Employment, August 2022)
その他
派遣労働者のデータは、年次発表(四半期データ)に移行。
詳細なデータは、Jobs in Australia および Characteristics of Employment から入手可能。
まとめ
オーストラリアにおける労働者派遣労働は増加傾向にあり、全就業者の一定割合を占めています。労働者派遣労働者は、フルタイムで働く割合が高い一方で、有給休暇の権利がなく、雇用の安定性が低い傾向にあります。また、収入は全従業員と比較して高いものの、変動賃金や変動勤務になる可能性も高いです。
注: これはあくまでデータに基づく客観的なまとめであり、労働者派遣制度の是非やその影響については言及していません。
これをざっくりとした言い方だと
特徴まとめ
勤勉: フルタイムで働く割合が高い(81.2%)。
不安定: 有給休暇の権利がない割合が高い(83.6%)、雇用期間が短い、1年後も現在の仕事に就いていないと予想する割合が高い。
収入重視: 収入は全従業員より高いが、変動賃金。より多くの時間働くことを希望する割合が高い。
柔軟性: 様々な職業、年齢層、出身国の人々が従事。新しい環境への適応力が高い。
注意点:
これはあくまで統計データからの一般的な傾向であり、全ての労働者派遣労働者に当てはまるわけではありません。
労働者派遣制度のメリット・デメリットについては、ここでは触れていません。
意外と働いているようです。ってのが印象です。
経済指標は以上です
では国内のニュースです
今日のABCnewsは政治ネタが多かった。政治なので経済に直結したものが微妙なので、判断が難しいのですが、補助金が止まるとかは影響があるかもしれませんが、載せるのはやめました
一つ載せますがこれですかね
オーストラリアの株式市場は、経済の低迷や企業業績の不振にもかかわらず、過去最高値に近づいている。これは、投資家が中央銀行の利下げを期待し、銀行預金よりも株式市場でのリターンを求めているためだ。
しかし、アナリストたちは、この状況は持続可能ではないと警告している。企業の利益見通しは下方修正されており、中国経済の減速や米国の選挙などの不確実性も存在する。特に、金融・資源セクターは金利引き下げや商品価格下落の影響を受けやすい。
一方、一部のアナリストは、オーストラリア経済のソフトランディングを期待し、大手企業の質の高さから高水準の株価は正当化されるとの見方を示している。また、高配当銘柄や不人気銘柄に注目する投資家もいる。
今後の市場動向は、金利の動向、企業業績、そして世界経済、特に中国経済の動向に大きく左右されるだろう。投資家はこれらの要素を注意深く見守り、慎重な投資判断を行う必要がある。
昨日はロイターの記事を掲載しましたが今日はブルームバーグでの昨日の記事
ブルームバーグ 9/12 17:34
IEAがレポートを出した瞬間にオージーは売られた。中国からの連想ゲームで。ということは、今後はオージーは売られやすいと考える人が増えるはずです。単純に私もそう考えます
次の話題へ、タイムラインです
オーストラリア株式市場は上昇、金鉱株が牽引、来週の利下げ期待も後押し
オーストラリア株式市場は金曜日、前日の米国市場の上昇を受けて取引を開始し、終値も上昇で終えました。ASX200指数は0.68%上昇し、8130ポイントとなりました。これは、来週の連邦準備制度理事会(FRB)による利下げへの期待が高まったこと、そして金価格の高騰により金鉱株が大きく上昇したことが主な要因です。
その他の主なニュース
スターカジノ: ニューサウスウェールズ州のカジノ委員会から「理由説明通知」を受け、ライセンス取り消しや罰金などの罰則を科されない理由を説明するよう求められています。
住宅ローン: 延滞金が増加傾向にあり、特に自宅居住者の住宅ローンの延滞が問題となっています。
地方都市: ライブ会場の閉鎖が相次ぎ、音楽業界に大きな影響を与えています。
グリーンメタル: オーストラリア政府はドイツとのグリーンメタル貿易パートナーシップを検討しており、両国は「自然なパートナー」とされています。
銀行: 新たな詐欺法を歓迎しており、消費者を保護するための取り組みが進んでいます。
減税: まだ民間部門の信頼を回復しておらず、企業は消費者支出の回復をまだ実感していません。
インガムズ: 業績発表後に株価が大幅に下落しました。これは、純鶏肉生産量の減少と価格競争の激化が予想されるためです。
今日の動きは
オーストラリア株式市場は、FRBの利下げ期待と金鉱株の上昇により、今週は高値で終了しました。しかし、スターカジノの問題や住宅ローン延滞の増加など、懸念材料も残っています。また、減税の効果はまだ見えておらず、消費者支出の回復は依然として不透明です。
市場の反応
ASX200: +0.68%、8130ポイント
豪ドル: +0.1%、67.26米セント
金: +0.01%、1オンスあたり2558ドル
ブレント原油: +0.36%、1バレルあたり72.25ドル
鉄鉱石: +2.2%、94.8米ドル/トン
市場は来週のFRBの利下げ決定に注目しており、今後の動向が注目されます。
ASXはそんな感じで、上昇でした。8000を切っていたのに上がるのは中国の動向を無視しているのですかね。国内はそれほど活況なのか。外資の力がどこまで入っているのか?。踏み込みを始めないといけない時期です。
これが見つからないのですね。
地元の情報紙を購入ですかね?
続いてロイターです
ロイター 9/13
まぁ、SNSの規制は難しいですね。Twitterだった時はどうしていたのでしょうか?。
ではシドニー概況です
豪ドルとNZドルは、株高や商品価格の上昇、そして米FRBの利下げ観測再燃による米ドル安を背景に、対米ドルで週間上昇の見通しです。
豪ドルは0.6727米ドル近辺で推移し、週間では0.8%上昇。
NZドルは0.1%高の0.6185米ドルで、週間では0.3%高。
米国の経済指標が物価上昇圧力の緩和を示し、9月利下げを支持する内容となったことで、市場は50bpの利下げ確率を43%と織り込み、米ドル安が進んでいます。
豪コモンウェルス銀行のエコノミストは、ボラティリティ低下や世界的な株高、利下げ期待などを背景に、米ドルは今後数ヶ月下落する可能性があると指摘。
米国債利回り低下に追随し、豪債利回りも低下しています。
いつもなここで終わりですが
今日は中国のニュースをブルームバーグがいつもより多く出していたのでいくつか考えてみます
ブルームバーグ 9/12
中国株式相場は12日、下落しました。主な要因は、中国企業の業績回復への期待感の欠如と、不動産危機による消費への打撃です。
CSI300指数は0.4%安で終了し、5月の高値からの下落率は約14%に達しました。
年間ベースでも、このままいけば前例のない4年連続の値下がりとなる見込みです。
不動産危機の長期化が消費に打撃を与え、中国政府の経済成長率目標達成を脅かしています。
短期的な経済回復への期待は低下しており、米大統領選を控え地政学的緊張も高まっています。
ハリス副大統領とトランプ前大統領が反中的なレトリックを強めたことも、市場センチメントを弱気に傾けました。
専門家は、ディスインフレ圧力、消費不振、不動産低迷の長期化など、中国経済の課題が顕在化し、市場心理が悪化していると指摘しています。
ブルームバーグ 9/13 11:00
訳すようがないのでそのままです
ブルームバーグ 9/13 15:58
香港の商業用不動産市場は低迷が続いており、地元や海外投資家が撤退する中、中国の国有企業が積極的に物件を購入している。
中国企業は、価格が低水準であることや、本土の割安な資金調達手段にアクセスできることを背景に、香港のショッピングモールやオフィスを相次ぎ購入している。
一方、地元の大物投資家や海外の不動産ファンドは、銀行の融資姿勢の厳しさやネガティブキャリー状態などから投資を手控えている。
香港のオフィス空室率は過去最悪を記録し、賃料も下落している。
中国マネーの流入は、香港の商業用不動産市場を好転させるほど大きな流れにはなっていない。
専門家は、香港への実質的な支援を提供するため、今後の不動産プロジェクトに中国国有企業が関与を強める可能性があると指摘している。
まとめると、香港の不動産市場は依然として厳しい状況にあり、中国マネーへの依存が強まっている。
その中国マネーは来るのでしょうか?
ブルームバーグ 9/13 16:13
要約すると、支援が過去に比べて減少しているようです。無い袖は振れないのか、強権だけで乗り切るのは難しいのではないですかね?
回復に時間が掛かるのではないかって素人でも思うのではないでしょうか?
というわけで
経済情報は以上です
まぁ、オージを素直に売るというのは変わりなく、どうするかだけです
正直ユーロがここまで強いのはリスクオフ相場だからではないかと
ドルが不調の時はユーロが強いが常識ですかね。
EURIBORの影響が終わったら、EURAUDでいいのかもしれないです
そんな感じです
あとがき
私は個人的にリスクオンオフの相場認識を養いたくて始めたオセアニア経済情報。オーストラリアとニュージーランドの地元ニュースを訳しているだけでついでの読みやすくしているのですが、ニュアンスがうまく伝わるようにAIを使っています。英語が解ればいいのですが、わたしができないので翻訳も兼ねてです。
記事を見ていると、ニュージーランドは6月後半当りから先行きが重い話題が多かったような気がします。ところがオーストラリアはまだ暗い話題が少ないように思えます。昨日の記事で、一般的な人の意見で、利上げはあまり気にならない の記事が印象に残っているのですね。
まさか、この2つの国も国民は経済情報というか投資をしている人が少ないのかと疑ってしまいます。そんな訳はないと思うのですが、労働でそれなりの給料がある方が多いの事実でしょう。比較的に経済のサイクルが上手く回っているからこそかもしれません。
確かにRBAのブロックさんの言う通りデーターを見ていると、強気な姿勢も納得できます。そうなると、賃金が争点ではないかと思います
対中国貿易関連の人員削減が引き金になる気がします。実際にはそのような報道は少ない。ただ、炭鉱が一時的な閉鎖の記事があったのは記憶してます。鉄鉱石の価格も気になりますね。93です。100を割った時どうなるか気になりましたら、投機目的では鉄鉱石は上がらないでしょうね
あれ、ここでグタグタ書いているな。この辺で止めます(笑)
以上です
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