スリープノーモアにハマった人

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Watashi in NewYork (8)

何となく4階過ぎて3階まで降りてみる。 入ってみると、室内なのに庭が出来ていて驚く。 地面には土が敷かれている。( Crumbled courtyard ) とことんお金かけてる…

森
7年前
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Watashi in NewYork (7)

どこか、役者はいないかと探してみるも誰もいない。 いるのは、自分と同じ仮面を被った観客ぐらいだった。 そんな中、白っぽい枯れ木が連なる迷路が現れた。 奥には何やら…

森
7年前
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Watashi in NewYork (6)

以降は、本格的にスリープノーモアの内容を描いていくので、 何も知らない状態で楽しみたい方は読まない方が良いです。 さて、色々あった末エレベーターに乗った我々観客…

森
7年前
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Watashi in NewYork (5)

暗い中、迷路を抜けていくと小部屋に出た。 ここからもう雰囲気たっぷりの、赤い緞帳、そして絨毯。 意味ありげな家具や調度品。 しばらくその部屋の椅子に座ったり、電…

森
7年前
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Watashi in NewYork (4)

私は雨に濡れてコートびしょ濡れのまま、マッキトリックホテルの列に並んだ。 幸い屋根があり、これ以上は濡れないだろう。 コートも濡れているが、中までは滲みていない。…

森
7年前
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Watashi in NewYork (3)

Sleep No More (スリープノーモア)とは シェークスピアの悲劇『マクベス』をベースにした物語に、「アノニマス(見えざる者)」として参加する、新感覚の「イマーシブ…

森
7年前
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Watashi in NewYork (2)

私のニューヨークでの必需品である。 ポーチを掛けてからコートを着、背中にリュック、両ポケットに地図という装備だ。 リュックにはお土産や水、食糧などの、万が一盗ま…

森
7年前
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Watashi in NewYork (1)

私は、先日ニューヨークを一週間旅行した。一人旅だ。 旅の目標は「盗まれない、襲われない、死なない」だった。 英語力は高校レベル、それも10年のブランク。 付け焼…

森
7年前
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Watashi in NewYork (8)

Watashi in NewYork (8)



何となく4階過ぎて3階まで降りてみる。

入ってみると、室内なのに庭が出来ていて驚く。

地面には土が敷かれている。( Crumbled courtyard )

とことんお金かけてるな~と思う。

墓地( Cemetery )があったりして、その向こうのガラス張りの部屋に

バスタブがあるのを発見。若干の人数が居て、やっと俳優に出会う。

部屋に入ってみると、バスタブの上で演技する下着の女性

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Watashi in NewYork (7)

Watashi in NewYork (7)

どこか、役者はいないかと探してみるも誰もいない。
いるのは、自分と同じ仮面を被った観客ぐらいだった。
そんな中、白っぽい枯れ木が連なる迷路が現れた。
奥には何やら建物があり、とても意味深だ。
さっそくこの迷路にトライしてみたのだけど、これがまた結構普通に迷う。
暗い上に仮面被ってるし、何か雰囲気怖いしで、判断力が鈍りまくりなんだろうなと思った。

そして、迷路の中央あたりにくると、羊の剥製の様な物

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Watashi in NewYork (6)

Watashi in NewYork (6)

以降は、本格的にスリープノーモアの内容を描いていくので、
何も知らない状態で楽しみたい方は読まない方が良いです。

さて、色々あった末エレベーターに乗った我々観客。
私は一番最後にエレベーターに乗った為、必然的に「最初に降りる」立ち位置に。
何階かは分からないが、スタッフが降りるように指示する。
「良い時間を」みたいな事を言っていた気がするが、やったー!一番に見て回れる~!!と思ってわっくわくでエ

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Watashi in NewYork (5)

Watashi in NewYork (5)



暗い中、迷路を抜けていくと小部屋に出た。
ここからもう雰囲気たっぷりの、赤い緞帳、そして絨毯。
意味ありげな家具や調度品。
しばらくその部屋の椅子に座ったり、電話に触れたりしてみる。
そして部屋の奥には更に天井からかかる赤い緞帳が。

幾重にも重なるカーテンの向こうには、これまた雰囲気たっぷりなバーがあった。
Manderley Barと呼ばれるバーだった。

こんな感じの胸元パッカーンなお姉

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Watashi in NewYork (4)

Watashi in NewYork (4)

私は雨に濡れてコートびしょ濡れのまま、マッキトリックホテルの列に並んだ。
幸い屋根があり、これ以上は濡れないだろう。
コートも濡れているが、中までは滲みていない。

ほっとしつつ、周りを見渡す。
カップルや友人連れと思わしい人が多く、アジア系は少なかった。
前に並んでいる男性が、何度もこちらをうかがう様に見てきたので「一人参加が珍しいのかな」と思った。
(スリープノーモア鑑賞後、違う…あの時のあれ

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Watashi in NewYork (3)

Watashi in NewYork (3)

Sleep No More (スリープノーモア)とは

シェークスピアの悲劇『マクベス』をベースにした物語に、「アノニマス(見えざる者)」として参加する、新感覚の「イマーシブシアター」(immersive 【没入型の/のめり込むような、引き込まれるような】)である。

地上6階、地下1階からなる館内には、Sleep No More風に『マクベス』の世界観をあらわした約100の部屋がある。
趣向を

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Watashi in NewYork (2)

Watashi in NewYork (2)



私のニューヨークでの必需品である。
ポーチを掛けてからコートを着、背中にリュック、両ポケットに地図という装備だ。
リュックにはお土産や水、食糧などの、万が一盗まれても良いものを入れている。

さて、ここから、ニューヨークで巡った場所、食べた物、ミュージカル鑑賞、撮影した写真などを上げるべきだと思う。
私の英語力高校生レベルで、どんなやり取りがあったか、どんな苦労をして、どんんな喜びがあったか、

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Watashi in NewYork (1)

Watashi in NewYork (1)



私は、先日ニューヨークを一週間旅行した。一人旅だ。
旅の目標は「盗まれない、襲われない、死なない」だった。

英語力は高校レベル、それも10年のブランク。
付け焼刃で、直前に絶対必要であるだろう単語とフレーズを小さなノートに書き溜め、更に指さし英単語長を携帯した。

私はスマートフォンを持っておらず、ガラパゴス携帯使用者なので咄嗟のネット利用は不可能だった。

ずっと、ニューヨークを旅行したい

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