スリープノーモアにハマった人

スリープノーモアにハマった人

最近の記事

Watashi in NewYork (8)

何となく4階過ぎて3階まで降りてみる。 入ってみると、室内なのに庭が出来ていて驚く。 地面には土が敷かれている。( Crumbled courtyard ) とことんお金かけてるな~と思う。 墓地( Cemetery )があったりして、その向こうのガラス張りの部屋に バスタブがあるのを発見。若干の人数が居て、やっと俳優に出会う。 部屋に入ってみると、バスタブの上で演技する下着の女性。 ようつべでもみた有名なシーンなので、ここがマクベスの寝室だと思う。( Ma

    • Watashi in NewYork (7)

      どこか、役者はいないかと探してみるも誰もいない。 いるのは、自分と同じ仮面を被った観客ぐらいだった。 そんな中、白っぽい枯れ木が連なる迷路が現れた。 奥には何やら建物があり、とても意味深だ。 さっそくこの迷路にトライしてみたのだけど、これがまた結構普通に迷う。 暗い上に仮面被ってるし、何か雰囲気怖いしで、判断力が鈍りまくりなんだろうなと思った。 そして、迷路の中央あたりにくると、羊の剥製の様な物が立っていた。 めちゃくちゃ不気味である。 近づいてみると、はく製ではなく作り

      • Watashi in NewYork (6)

        以降は、本格的にスリープノーモアの内容を描いていくので、 何も知らない状態で楽しみたい方は読まない方が良いです。 さて、色々あった末エレベーターに乗った我々観客。 私は一番最後にエレベーターに乗った為、必然的に「最初に降りる」立ち位置に。 何階かは分からないが、スタッフが降りるように指示する。 「良い時間を」みたいな事を言っていた気がするが、やったー!一番に見て回れる~!!と思ってわっくわくでエレベーターを降りた。 エレベーターから降りて、周りを見る。 そこは廊下が続いて

        • Watashi in NewYork (5)

          暗い中、迷路を抜けていくと小部屋に出た。 ここからもう雰囲気たっぷりの、赤い緞帳、そして絨毯。 意味ありげな家具や調度品。 しばらくその部屋の椅子に座ったり、電話に触れたりしてみる。 そして部屋の奥には更に天井からかかる赤い緞帳が。 幾重にも重なるカーテンの向こうには、これまた雰囲気たっぷりなバーがあった。 Manderley Barと呼ばれるバーだった。 こんな感じの胸元パッカーンなお姉さんがお酒を売っている。 お金が無いのでそこはスルーして、空いている席に座ろうと

        Watashi in NewYork (8)

          Watashi in NewYork (4)

          私は雨に濡れてコートびしょ濡れのまま、マッキトリックホテルの列に並んだ。 幸い屋根があり、これ以上は濡れないだろう。 コートも濡れているが、中までは滲みていない。 ほっとしつつ、周りを見渡す。 カップルや友人連れと思わしい人が多く、アジア系は少なかった。 前に並んでいる男性が、何度もこちらをうかがう様に見てきたので「一人参加が珍しいのかな」と思った。 (スリープノーモア鑑賞後、違う…あの時のあれは『え?!?!子供は立ち入り禁止だよね?!?!どうして子供が一人で?!?!』」な

          Watashi in NewYork (4)

          Watashi in NewYork (3)

          Sleep No More (スリープノーモア)とは シェークスピアの悲劇『マクベス』をベースにした物語に、「アノニマス(見えざる者)」として参加する、新感覚の「イマーシブシアター」(immersive 【没入型の/のめり込むような、引き込まれるような】)である。 地上6階、地下1階からなる館内には、Sleep No More風に『マクベス』の世界観をあらわした約100の部屋がある。 趣向を凝らしたそれぞれの部屋の戸棚を開け、引き出しを探るも良し、各所で起こる役者たちの

          Watashi in NewYork (3)

          Watashi in NewYork (2)

          私のニューヨークでの必需品である。 ポーチを掛けてからコートを着、背中にリュック、両ポケットに地図という装備だ。 リュックにはお土産や水、食糧などの、万が一盗まれても良いものを入れている。 さて、ここから、ニューヨークで巡った場所、食べた物、ミュージカル鑑賞、撮影した写真などを上げるべきだと思う。 私の英語力高校生レベルで、どんなやり取りがあったか、どんな苦労をして、どんんな喜びがあったか、を面白おかしく、詳細に、あるいは挿絵など入れて――。 割愛である。 とっても楽

          Watashi in NewYork (2)

          Watashi in NewYork (1)

          私は、先日ニューヨークを一週間旅行した。一人旅だ。 旅の目標は「盗まれない、襲われない、死なない」だった。 英語力は高校レベル、それも10年のブランク。 付け焼刃で、直前に絶対必要であるだろう単語とフレーズを小さなノートに書き溜め、更に指さし英単語長を携帯した。 私はスマートフォンを持っておらず、ガラパゴス携帯使用者なので咄嗟のネット利用は不可能だった。 ずっと、ニューヨークを旅行したいしたいと思っていたが、「もしかして、旅行したいと思ってるだけじゃ、旅行できないん

          Watashi in NewYork (1)