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高校入試。合格の備忘録。

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長女の早慶附属高校入試。合格までのことを忘れたくないから記しておきます。下の子にも同じようにできるように。
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記事一覧

フロー状態には、無罫ノートを。

フロー状態には、無罫ノートを。

『タイムラプス勉強法』を高2の娘は、テスト前に使います。
自分の勉強姿をタイムラプス撮影し、身近な人へ送るというもの。
事前に「勉強のタイムラプスを送るよ」と宣言をすることで監視を設ける、自己管理術のひとつです。
娘は高校の寮暮らし。
ひとり暮らしのようなもので、監視がない。
寮のガイドブックにこうあった。
『楽しくも厳しい自由』
よく言ったものだと思う。

今日送られてきたタイムラプスを観て。

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受験期に危うくペットロス

受験期に危うくペットロス

あれは確か、早稲田佐賀の合格発表の2日後。
飼育しているコーンスネーク(蛇)が、ケージの上蓋を自力で開け、逃げた。
のを、長女が発見した。
「ニョン(蛇の名前)が逃げたかも」と。

早稲田佐賀高等学校入試、2021年1月10日。第一志望校のための模擬的にうけたものだった。
場所は早大キャンパス。合格発表は1/?※忘却
合格した、おめでとう!

でも2日後ニョンを失った!

蛇の行きそうな場所を探索

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子どもと一緒に暮らせるしあわせ。

子どもと一緒に暮らせるしあわせ。

しあわせおうちごはんのエピソード。
長女と2人で食べたコンビニのおでんです。
娘が中2のときの、12月の夜10時ごろ。
おうちのなかで食べるご飯ではなかったけど、
マンションの横の少しのスペースでのごはんだったけど、コンビニのおでんを2人で食べました。

バスケ部に入部したてのころ。まだ基礎練習ばかりのころ。バッシュは真っ白。「スタメンになりたいな」という一言を私は覚えています。彼女はきっと忘れて

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受験生の母の情報交換。その目的は人によりけり。

受験生の母の情報交換。その目的は人によりけり。

子の受験期、親同士での情報交換で得られた情報は、無しでした。(私は、です)
塾の先生に直に訊ねたり、関連本やネットから情報を探った方が、私の本来の目的を追えるし早くて良い、という感覚がありました。(あります。)

子の受験にまつわる様々な情報。
睡眠、食事、運動、お役立ちアプリ、モチベーションや不安などマインド方面。
これらはすべて、他の親御さんとの話よりネット検索が早い。それはそうだという話です

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口角を上げながらペンを走らす

口角を上げながらペンを走らす

と、苦しさがなく勉強に向かうことができる。
口角を上げると、脳内物質ドーパミンやセロトニンが活性され、不安感やいらだちが低減する効果があるそう。
物事に対する思考や、事実に対する捉え方が、柔らかくなり、心に余裕が生まれてくる。頑なな偏った考え方をしなくなる。

ということなので、
子どもたちの前でなくても、私は口角をあげて過ごすことを心掛けていた。“子どもと接する時は〜〜〜”という、切り替えが私は

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母親の姿は必要じゃない。

母親の姿は必要じゃない。

合格可能性をあげること。母親が受験生にできる最大のこと。

12月の時点の模試では早大付属は努力圏。努力圏を這い上がれ。受験生を見守る、応援するでは足りない。私は受験生ではないが問題を解きまくる。ミラーニューロンという有用な情報を、実践してみた。長女よ、私を母親だと思うな。君と同様の受験生だ。

長女よ。行きたいと思った方へ向かった方が良い。向かうと困難がある、かのようだけど気のせいだ。何にも構わ

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長女の視界の中。合格に繋がる姿を入れたい。

長女の視界の中。合格に繋がる姿を入れたい。

長女には、好きな世界に没頭すると良い、抜きん出ると良い、切望するほどの願いができたなら、時間をほぼそのために投下すると良い、など言ってきました。
「あの高校に合格しあの寮に入りたい。」彼女の切望。

それを叶える方法は効率の良い勉強。それをすれば願いに手が届く。長女の手が合格に届く、そうしてあげたいと私も切望した。ミラーニューロンを思い出した。脳科学の話。人は見ている人に行動や思想も似る。親の背中

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ひとりになれ。ノートとペンとひとつになれ。

ひとりになれ。ノートとペンとひとつになれ。

長女に、ひとりを推奨しました。
ひとりになると良い。ひとりになれば、参考書とノートとペンとひとつになれる。

彼女は定期テスト前になると、黒いリュックを背負い、自宅から徒歩2分のサイゼリアへ頻繁に通っていました。家の中には自分以外の人間が動いていて、集中を阻害してしまうのでしょう。話しかけられるかも、という気が無意識に脳内で働いてしまう。サイゼにも人間はいるけど、本当に他人であるから気にならないの

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中3。iPhone封印。

中3。iPhone封印。

学習に注力するため、iPhoneをガムテープでぐるぐる巻にし封印しました。

「ネットは必要な情報のみを取り出せるのなら良いが、不要な情報も脳に流れ込む。スマホは学習の妨げになるような誘惑があり、君の意志力を武器にそれと戦うことは、脳のキャパを大きく奪う。それはもったいないので、スマホを物理的に遠ざけると良い。」

そう助言をしました。「スマホに高校の合否を決められたくはないよな」と。

念には念

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部活。ひとり。楽しい。

部活。ひとり。楽しい。

彼女はバスケ部での練習のことをよく伝えてくれました。未経験者だからハンドリングから練習していること。シュート練習が1番面白いこと。よく聞く話ですが部員同士の些細なケンカのこと。日々の出来事をよく私に話してくれました。その中で彼女を頼もしく思えたエピソードがあります。

1年生は10人。練習中の隙間時間などに、なんとなく3グループに分かれる。3人3人3人。そして1人自由にたたずむのは彼女。でもみんな

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彼女の貴重な時間を奪いたくない。

彼女の貴重な時間を奪いたくない。

長女は中学受験はせず学区内の中学へ進みました。二人に一人が中学受験組と言われている地域ですが、私たち親娘は、中学受験の検討も、もちろんリサーチも一切せず、今夢中になることにさらに没頭する、が目的の毎日でした。
家から徒歩4分で到着する校舎。さらに栄養バランスの考えられた給食をいただけることは、とにかくありがたいことです。栄養のプロフェッショナルが考案したメニューを、長女はたびたびおかわりしたようで

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ホグワーツのかわりに。目指した場所。

ホグワーツのかわりに。目指した場所。

現在高2の長女は現在、高校の寮で暮らしています。場所は埼玉県の北部。海に出るには時間も手間もかかる、かなり内陸に位置しています。
住んでいる東京城西エリアから、その高校まで、毎日通学は負担となるため入寮した、のではありません。もちろんそれも入寮理由のひとつではありますが、一番の理由は「寮生活をしてみたい」という彼女の好奇心です。

長女は幼い頃からハリーポッターが大好きでした。彼女がハリーポッター

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