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イタリア庶民料理の研究〜歴史上’声なき’人々の料理を紡ぎたい〜マンスリーレポートVol.19(2024年7月)

皆様、チャオです!

ボローニャ大学博士課程で、イタリア料理の文化人類学を研究しております、中小路葵です。

研究を応援して下さる皆様に向け、活動報告としてマンスリーレポートをお届けします。

研究の進捗

今月は、月初に教授とミーティングをして喝が入り、インタビューを7件も行うことができました。

また、引き続き論文研究も進め、特に今月はDigital Foodの先行研究をたくさん読むことができて、アプローチ、章立てなど勉強することができました。

読み進めている論文の要約は、こちらのマガジンにまとめています。

今はこの本の続きを読んでいます。

先月、UNISGらが主催するInternational Gastronomic Sciences and Studies学会で初めて学会発表が決まりましたが、引き続き朗報で、ポルトガルでのFood Studies学会での発表も決まりました!!

1年目から2つも大きな学会発表なんてできると思ってなかったのでびっくりですが、気合を入れて頑張ります!

また、もう一度研究の問いを問い直して、章立てを考えています。

・デジタル時代に人は、なぜ、何を、どのように料理するのか
・デジタルは人々の料理をどのように豊かにできるのか

という問いに対し、デジタル・エスノグラフィというメソドロジーでアプローチします。

Reading listに本や論文が溜まってきているので、とりあえずしっかりと先行研究を勉強しながら、自分の研究のテーマに活かしたいと思います。

というわけで、2024年8月、以下やりたいこと。
・インタビュー:目標5件+質問し直し
・関連の研究を勉強:Reading list読み進める
・章立て

知見はまた研究会でもシェアさせて頂きたいと思います。

研究のサポート

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