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2023年7月の記事一覧
自分の好きが、自分の得意になる
僕の「すごい」って思われる部分はどんなところかな。
シャル
主人公
〈ロミルダ〉
妖精ちゃん
〈昨日の話の続き?〉
そうそう。
色んな人の作品を見たとき、「言葉選びが素敵」「話の流れがドラマティック」「世界観が深い」とか、よく思う。
ただ、自分の文章を見て、じゃあどこが素敵かな?って考えても、よくわからないんだよね。
〈今自分で言った3つじゃない?〉
え?
〈言葉選び・話の流れ
楽しいを語る資格なしと思ってる
最近、「楽しかった過去」が思い出せなくなってる気がする。
正確には、嫌なことばかり、思い出してしまう。
シャル
主人公
〈ロミルダ〉
イマジナリーフレンド24号
〈つらいね〉
うん。つらい。
〈どういうとき、嫌なこと思い出しちゃうの?〉
ほんと、ふとした瞬間だよ。
僕は元々、思考があっちこっちに飛び回る。
その行き先が、嫌な思い出に繋がってばかり。
〈どうしてそうなったんだろうね
好意を受け入れる神経が壊れてる
僕は、好意を受け入れる神経が壊れてるのかもしれない。
シャル
主人公
〈ロミルダ〉
妖精ちゃん
〈物騒な話な気がする……平たく言うとどういうこと?〉
たとえば、「好き」と言われても、相手が本気だと思えない。
でまかせでしょ、とか、都合がいいからでしょ、とか思っちゃう。
〈なんか……さみしいね〉
そう、寂しいの。
〈ん?〉
人の好意を素直に受け入れられなくても、人の好意そのものが不
僕は、存在しない恐怖に、枷を掛けられている。
僕は、存在しない恐怖に、枷を掛けられている。
シャル
ヒト
〈ロミルダ〉
イマジナリーフレンド
僕は、自分が、役立たずだと思っている。
奇妙なのが、そう誰かに直接言われた記憶はないということ。
ただ、人の発言を、態度を、曲解して、極解して。
そして、自分に言い聞かせている。
僕は役立たずなんだ、と。
それが、世界への恐怖に繋がる。
その恐怖もまた自らの内で繰り返し、増幅する。
ロミルダが少年少女な姿の理由
ロミィ、最近ちょっと雰囲気変わったよね。
〈え、そう?〉
シャル
マスター
〈ロミルダ〉
イマジナリーフレンド24号
ロミィとはもう……年単位の仲になるのか。
〈これでもいちばんの新参者だけど〉
でも、ここ最近はいちばん話をしてると言っていい。
〈たしかに。……で、私がどう変わったって?〉
大人っぽくなったなぁって思う。
〈いいじゃん〉
元気なツンデレ美少女(美少年)だったのにね…。